気ままに

大船での気ままな生活日誌

冬至の星まつり 約400年振りの木星と土星の大接近

2020-12-21 21:46:08 | Weblog

こんばんわ。

今日は冬至。この日、地上では各寺院で星まつり(星供養)が行われているが、天上でも星まつりです。

何と、約400年振りに木星と土星大接近するとか。今回と同じくらいの大接近は60年後だというから、若い人は一生で二度、目撃することが可能だが、ぼくは100%不可能。人生、最後のチャンスと朝から楽しみにしていた。

早朝、目を醒まし、ベランダに出ると、明けの明星がこうこうと輝き、天気は上々。そのあと、富士山も見えてきて、雲一つない上天気。このまま夕方まで続いて欲しいと願う。

そして、夕方。夕日が沈み、相変わらず雲一つない快晴。絶好の晴れ舞台。

お月さまも、舞台の袖から顔を出す。だいぶふっくらとなされ、明日が上弦の月!

さて、木星と土星、いつ現れるか。じっと西南の空を眺める。きらりと光る瞬間を見るのが星見の醍醐味。

午後5時5分。突然、右下(西南)にきらりと一番星。待ってました、ジュピター!木星の上に土星も肉眼でみえる。この写真では写っていないが・・

木星、土星辺りをズームアップすると、確実に捉えることが出来た。400年振りの大接近、確認!距離は満月の中に二つの星がすっぽり入る程度とみていい。最短、満月の直系の1/5まで接近するという。

5時半頃。さらに日暮れて、はっきりとしてくる。ここでは木星がからくも右下に写っている。

木星と土星を色づけしてみる。こういう位置になる。

月の東側には火星が。

木星、火星、土星の地球上から見る大きさの比較。

なお、午後6時頃の星空はこのようになっている。月の横には海王星、東方には火星と天王星。そして、西空には木星と土星。豪華な惑星ショー。

午後6時半には木星と土星は西の空に沈み、午後8時頃、東の空に冬の大三角が昇ってきた。

シリウス(冬の大三角のひとつ)

素晴らしい、400年振りの”冬至の星まつり”だった。

では、おやすみなさい。

いい夢を。


夕富士

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2020年鎌倉紅葉狩納めは、瑞泉寺

2020-12-21 09:54:20 | Weblog

おはようございます。今日はもう冬至。そして、あと10日で大晦日。

なのに、瑞泉寺ではまだ紅葉が真っ盛りです。毎年、鎌倉の紅葉狩納めはここと決めている。とくに山門周辺がすごい。

では、冬至前日の瑞泉寺の紅葉狩にご案内しましょう。

鎌倉宮の河津桜を見て、瑞泉寺に向かう。この門まで来ると、もうすぐ先が拝観受付。

拝観受付。左に梅林。前方の石段を登ってゆくと山門へ。

もみじの大木。

梅林の背後にも見事なもみじ。

石段を登る

山門に到着。鮮やかに色づくもみじ。最高の見頃といってよいかも。

山門手前にももみじがあるが、一旦、山門をくぐって、紅葉見物といたしましょう。

これだけのボリューム感のある紅葉はほかではなかなかみられない。鎌倉一!

本堂にお参りし、その裏の国指定名勝、夢窓国師作庭の庭園を見物。紅葉もちょっと入れて。

最後は山門を出てから、紅葉と瑞泉寺ゆかり人々の碑を見物。

吉田松陰の留跡碑 松蔭は母方の伯父にあたる瑞泉寺第二十五世住職をしていた竹院和尚に吉備団子をおみやげに会いに来ている。司馬遼太郎の”世に棲む日々”で知った。

吉野秀雄の歌碑 死をいとひ生をもおそれ人間のゆれ定まらぬ心知るのみ

山崎方代の歌碑 手の平に豆腐をのせていそいそといつもの角を曲がりて帰る。方代さんは瑞泉寺の和尚に世話になっており、瑞泉寺の和尚がくれし小遣いをたしかめおれば雪が降りくる、という歌もある。

帰途の永福寺跡の紅葉も見事だった。

鎌倉宮の鳥居前の河津桜はさらに花数を増やしていた。

一応、これを鎌倉の紅葉狩の納めとしておくが、一昨年は12月30日でも瑞泉寺の紅葉が見頃だったので、もう一度、訪ねるかもしれない。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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