大相撲名古屋場所、初日の相撲をみてからの、ぼくの星取り予想はどうだったか、恒例の自己評価をしたいと思います。
まず、優勝力士はどうか。稀勢の里ファースト党首のぼくとしては、毎場所、稀勢を優勝候補の筆頭に上げてきたが、初日の相撲をみると、先場所と同様な状況なので、10勝程度で上出来とした。その代わり、弟弟子で新大関の高安が13勝は固く、初優勝するとした。これを白鵬が追う展開と予想した。
それがものの見事に外れてしまった。高安が初日黒星のあとは徐々に調子を上げ、中日まで7連勝。一差で白鵬を追走していたのだが、嘉風に不覚をとって以来、後半戦に4連敗するなど一気に崩れてしまったのだ。一方の白鵬は、勝ちに徹する、荒っぽい取り口や変化気味の相撲で白星を重ね、最多勝記録を更新しながら、ゆうゆうと39回目の優勝をしてしまった。さらに、悪いことに、稀勢が5日目の勢戦で左足首を負傷し、翌日から途中休場してしまった。二場所連続の途中休場となり、あとがなくなってしまった。
というわけで、はじめは、四横綱揃い踏みで大いに期待された名古屋場所であったが、途中で二横綱一大関、それに人気の遠藤まで休場してしまい、後半戦はさみしくなってしまった。しかし、御嶽海や北勝富士、本来なら横綱と当たらない地位で”涙の初金星”をあげた宇良、阿武咲(おうのしょう)ら若手力士の活躍で何とか救われた。一方、次の大関候補として期待された玉鷲は負け越して関脇転落、豪栄道と照ノ富士も来場所が大関カド番になってしまった。また、琴奨菊も負け越し、三役転落、鶴竜も次の場所で進退を決めることになりそうだ。新旧交代を感じさせる場所となった。
以上のように、優勝力士の予想をはずしてしまったし、以下に示すように、各力士の星取り予想も、なんと4勝9敗4分と、大きく負け越してしまった。猛省して、秋場所こそはがんばりたいと思いまする。
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星取り予想(前頭3枚目以上を対象とする)
予想した星取り/実際の星取り/ぼくの予想の勝敗(〇●△)は、±1までが白星、途中休場は引き分け
高安13勝2敗/9勝6敗●、白鵬12勝3敗/14勝1敗●、日馬富士10勝5敗/11勝4敗〇、稀勢の里10勝5敗/途中休場△、照ノ富士10勝5敗/途中休場△、玉鷲10勝5敗/7勝8敗●、鶴竜8勝7敗/途中休場△、豪栄道8勝7敗/7勝8敗〇、御嶽海8勝7敗/9勝6敗〇、遠藤8勝7敗/途中休場△、琴奨菊7勝8敗/7勝8敗〇、嘉風7勝8敗/9勝6敗●、正代7勝8敗/5勝10敗●、栃の心6勝9敗/9勝6敗●、勢6勝9敗/4勝11敗●、北勝富士4勝11敗/8勝7敗●、貴景勝3勝12敗/5勝10敗●
ぼくの予想星取りは、4勝9敗4分。
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白鵬の1048勝の最多勝新記録を許した高安。この悔しさを秋場所にぶつけてほしい。
宇良、涙の初金星。
御嶽海、白鵬の連勝を止める。
名古屋を制した白鵬。
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