気ままに

大船での気ままな生活日誌

白鵬に土 稀勢は連敗

2010-01-16 18:33:37 | Weblog


30連勝中の白鵬に土がついた。相手力士は把瑠都、まさかの敗戦だった。でも、これで優勝争いがとても面白くなってきた。1敗力士が、9力士という、近来にない大混戦となった。わくわく、どきどきである。この1敗力士の中に稀勢の里が入っていれば、万々歳のだが、今日、日馬富士にも負け連敗で1歩後退。しかし、まだまだ芽はある。明日、白鵬と当たる。白鵬は目の色を変えてくるだろうから、勝ち目は少ないが、ゼロではない。是非、勝って、一差で追っていてほしい。

明日の白鵬戦、国技館に行こうか、どうか迷っている。ぼくが行くと必ず稀勢の里が負けるというジンクスがあるので、自重しようかとも考えている。



日馬富士対把瑠都戦も面白い。小沢あほノ富士対検察ぼけの里戦も面白い
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麗しのうつわ展

2010-01-16 10:45:14 | Weblog
先日、ふたりで赤坂のホテルに一泊したとき、出光の”麗しのうつわ展”、日本橋高島屋の”魯山人展”そして銀座松屋の”川喜多半泥子展”を観てきた。大相撲やら、シモバシラに忙しく(汗)、なかなか展覧会の紹介にまで手がまわらなかった。今日は出光美術館で開催されている”麗しのうつわ/日本やきもの名品展”について記録しておこうと思う。とにかく、素晴らしい展覧会であった。最近観たものの中では一番だった。ワイフも気に入って、もう一度、行きたいと言っていた。



展示順に、まずⅠ室の、”京の美/艶やかなる宴”。ここでは、仁清、乾山、古清水、道八、光琳、抱一等錚々たる作家の作品が並ぶ。そして、みなぼくの好みの作家だ。野々村仁清は熱海MOAで、”色絵藤花文茶壺”を観てから好きになったし、光琳もやっぱり熱海の”紅白梅図屏風”を観てからフアンになった。乾山はどこから好きになったか憶えていないが、東博だろうか、どの作品が好きだというのでなく、あの雰囲気にとても気が合う。たしか、魯山人も半泥子も乾山好きで、乾山の窯跡を掘り起こしている。ちらしを飾っているのは仁清の”芥子文茶壷”で、前述の国宝茶壷の雰囲気を漂わせている。そのほか、仁清の水指とか、香合とか10点ほど並んでいる。

乾山のも、角皿、壺、香呂がずらりと並び、独特の優美なひかりを放っていた。デルフト陶器をモデルにしたという向付も面白かった。同じ部屋に、光琳(伝)の紅白梅図屏風があり、これも熱海の国宝屏風をほうふつさせる。その横に、酒井抱一の紅白梅図があり、こちらは、光琳の7,8分咲きと異なり、2,3分咲きの(ぼくもこの頃の梅花が好き)梅が、ひっそりと咲いている。バックも華やかな金色の光琳に対抗するかのように地味な灰色だった。

またⅡ室の”幽玄の美/ゆれうごく釉と肌”が、また、すばらしかった。ぼくは古瀬戸よりまだ古い、猿投(さなげ)を箱根美術館でみてから、なんとなく心がひかれ、何度か、北鎌倉の古陶美術館などで、みているうちに、次第に好きになっていった。今回、その猿投のふたつの壺が、最初に展示され、とてもうれしかった。うっとりしてしまった。今までみた猿投で一番うつくしいと思った。灰白色の肌にうすい緑の釉が何筋も首のところから、ながれおちている。まだまだ下に流れていきそうな風情で、そっと時間をとめられた。つくられた奈良時代の空気がそのままその周辺に漂っているようだった。そして、瀬戸、美濃、唐津とどれもこれも、それぞれの落ち着いた雰囲気がとても良かった。

そしてⅢ室。”うるおいの美/磁器のまばゆさと彩り”ここは九州出身で色絵好きな、ワイフ好みの部屋だった。しかし、ぼくも次第に好きになり始めている。鍋島、柿右衛門、古九谷(色絵菊文大皿なんかよかった)、そして波山。どれがいいとかいうのではなく、まるで宝塚の美しい衣装の踊り子さんたちの舞台をみているような、華やかさで、ただただうつくしい。

そして、Ⅳ室 ”いつくしむ美/掌中の茶碗”ここは、ぼくも好き、ワイフも表千家の茶道をならっているので、関心がある。ノンコー(道入)の茶碗が二つもみられ、うれしかった。ひとつは赤楽茶碗、銘酒呑童子。銘の名前が気にいった(汗)。もうひとつは、黒楽茶碗、銘此花。ノンコー7種のひとつ。此花とは梅の花のことだそうだ。(下図の右中の茶碗)長次郎、ぼくの好きな織部(美濃窯)など、まさに掌中につつみこみたいようなものばかりだった。


侘びから華なやかなものまで、それぞれ、うるわしい個性をもった、うつわ達には、すっかり魅了されてしまった。こうゆうのをみると、これまでの、自分はこうゆうのが好きなんだという色眼鏡をはずそうという気持ちがますます強くなってくる。

次回は”茶/喫茶の楽しみ”

。。。。。



赤坂プリンスホテル旧館。うつくしい建物だった。ぼくらは新館に泊ったが、ワイフが、去年、”一休”(ぼくは楽天)の大割引のときに予約した。スイートルームで、二人で2万円ちょっとという、おどろくほどの安さだった。3月に大阪に行く予定にしていて、一流ホテルだが、これもワイフが割引のときに予約しているのでビジネスホテル並みの値段で泊れる(汗)。
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梅や桜や柳の花も シモバシラの咲いた日に

2010-01-15 16:49:10 | Weblog
シモバシラの咲いた日に、梅や桜や柳の花も咲いてましたよ。大船フラワーセンターはいいな

1週間前より大分、梅の花も増えてきた。”玉牡丹”。

これは、つぼみがうつくしい。”大輪緑がく”。緑のつぼみが青空に映えてました。

これも、1週間前にくらべると、格段に青々とした緑に。ヒマラヤの春はこのくらいの気候なのかな。ヒマラヤ桜。

冬桜も。

雪やなぎも、もう花をつけはじめました。

わしも柳ゼヨ。セイヨウシロヤナギ。たしかに白い蕾や。

わても柳じゃけん。忘れんといてや。”白露錦”どす。なんで紅い枝しとるんや。

ゆきもちそう。名前が雪だけど、花は春どす。4月ごろかな。雪のお餅みたいでおいしいそうな花だった(汗)。
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うれしやな シモバシラ ”満開”

2010-01-15 15:54:40 | Weblog
1月9日に、大船フラワーセンターにシモバシラ(しそ科)の霜の花を観にいったときには、見事に振られてしまい、チャンスをうかがっていました。昨日も、この冬の一番の寒さというので、朝散歩で本物の霜の状況を調べると、ほとんどなし、これではだめだと判断。そして今朝、近くで霜柱を発見、今日こそはと、9時頃、フラワーセンターに到着。すると、門前に、”シモバシラ ご覧いただけます”の表示。う、う、ううれしい。や、ややった。



足早やに、シモバシラ植栽地に。もう、ご婦人がふたり来ていて、写真を撮っているではないか。 シモバシラを観てまた。ずいぶんりっぱなシモバシラになりましたね、と声をかけ、お仲間入り。その方も、毎年来られるらしい。今年のは、ずいぶん上まできていますね、と応じる。たしかにすごい。去年のもりっぱだったけれど、今年のは背が高い。最長のは50センチメートルくらいもある。去年のがチョット小柄なふっくら美人とすると、今年のはすらりとしたモデルさんのような美人だった。





根元の方は綿菓子のように、ふんわりとしておいしそうだった。食べてみたいくらいに可愛かった。

このご婦人たちが立ち去るまではがまんしていた。いなくなったあと、食べてみた。土の香りのする、アイスクリームのようでおいしかった。係の人が遠くでみていた。


本物の霜柱もりっぱだった。ついでにこれも食べてみた。堆肥の臭いがしたが、くさやのようでおいしかった。


。。。

在りし日のシモバシラ。

今年1月9日 (枯れ枝のみ)これも食べてみましたが、さとうきびのように甘かった。


昨年9月23日 シモバシラの花。花も可憐ですよ。右側の枝の花は、ぼくが全部、食べてしまいましたので咲いてないのです、味はチーズケーキのようだった。


めったにない、うれしい一日だった。これで今晩、稀勢の里が勝ってくれれば、もういつ死んでもいい
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稀勢の里、序盤絶好調5連勝

2010-01-14 20:51:42 | Weblog

稀勢の里が今日も、嘉風を危なげなく破り、なんと5連勝。現在、白鵬と並び、幕内トップを走っています。 明日から横綱、大関の上位陣とあたりますが、むしろ、上位陣に強いので、今場所は、とても期待がもてます。この5連勝も、対戦相手に、今まで、苦手としていた把瑠都、琴奨菊、旭天鵬が含まれていますので、価値ある連勝といえます。明日も対戦相手は、最近、苦手力士となっている琴欧州ですが、これさえ乗り越えれば、一気に、大関陣総なめ、朝青龍、場合によっては白鵬もいただき、全勝優勝も夢ではなくなります。

とにかく、明日の琴欧州戦がきわめて重要な取り組みとなります。ただ、琴欧州が、好調稀勢に対し、立会いに変わる可能性が十分あります。もし、変化したら、観客は琴に猛省を促すべく、大ブーイングを行わねばなりません。あの相撲部屋は、今日も琴将菊がしたように、立会いのきたない力士が多いという印象です。

もし、琴欧州が正々堂々と戦わなかったら、明日のブログでぼくも徹底的にたたいてやろうと思います。でも真っ向勝負なら、負けても、静かにしています。もし、八百長で負けてくれたら、徹底的にほめてあげます。ブルガリアヨーグルトも大量に購入します。


そして、今日はもう一番、うれしい勝ち星がありました。豪栄道豪太郎が朝青龍を破り、初金星。よくぞ、やったゼ。




豊真将も勝ったし、ぼくの応援する三力士ががんばってくれ、今晩のお酒のおいしかったこと。明日も頼みますよ。さて、いつ、国技館に行くかな。稀勢対白鵬戦の日にしようかな。

稀勢絶好調、なんて、うれしい初場所なんだろう。
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小朝をきく

2010-01-14 09:59:29 | Weblog
九州にも雪が降り、厳寒の候で、まだまだ春風は先ですね。先日、春風のような人のお話しをきき、すっかり、心がほっこり、あたたかになりました。鎌倉芸術館で、春風亭小朝師匠の落語をきいてきたのです。


むかしの男は、(お酒を)飲む、(ばくちを)打つ、(ご婦人を)買う、でしたが、今の男は、(サプリメントを)飲む、(ストレスが多く)鬱、(癒しのためにペットを)飼う、だそうですね(爆)、と小話をいくつか導入部にいれたあと、すーうと本題に入る。はじめの演目は”中村仲蔵”。

歌舞伎役者、中村仲蔵のはなし。”仮名手本忠臣蔵”で、仲蔵には斧定九郎の役がふられた。当時のこの役は目立たないもので、いじわるされたようなものだった。ところが、仲蔵、これまでの”斧定九郎”のイメージを一変させ、衣装、所作まで、さまざまな工夫をする。仲蔵の演技に客席は静まり返る、終わってもざわざわしている。仲蔵はやっぱり失敗だったか、としょんぼり家に帰る途中、お客さんから良かったよと声をかけられる、そして、奥さんから、師匠が呼んでいたよという。てっきり、勝手な役作りをして叱られるかと、首をうなだれ師匠の前へ。ところが、心配で舞台のそでからおまえの演技をみていた、ずいぶん工夫したね、とても良かったよとほめてくれた。これを機会に仲蔵は名優になってゆく。

こうゆう、ちょっとほろりとさせ、ちょっと教訓的な、人情噺だったが、小朝が仲蔵になりきったような演技で、さすが、当代きっての噺家のひとりだと思った。



二つ目の演目は”試し酒”。5升飲んだら、酒代はいらない、おまけにご褒美をくれる、もし飲めなければ、おまえのご主人にどこかに招待してもらうといわれた、大酒飲みの下男。一升、二升と大杯でぐいぐいと飲み干す。その飲みっぷりの上手なこと。小朝の演技がひかります。そしてとうとう、5升を飲み干す。おどろいた客が、さっき、飲む前にちょっと外に出たが、大酒を飲める、なにかおまじないでもしてきたのかい?と聞く。”なんでもねーだ、五升も酒のんだことがねえもんだから、となりの酒屋へ行って、試しに五升飲んできただ”

わっは、わっはの連続。前座の、小朝の三番弟子、女性噺家、春風亭ぽっぽのおならの噺も面白かった。いずれは女小朝で売り出すのでは。楽しみですね。
。。。

うちの女小朝。めったにみない着物姿(汗)。初釜でしかたなく着たようだ、惚れ直さなかった(爆)。

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千代大海 引退

2010-01-13 18:54:23 | Weblog


今場所で引退だろうな、とは思っていましたが、いざ、千代大海、引退の知らせを聞くとさみしいですね。もう、あの突っ張りがみられなくなるのです。
昨日、永年のよきライバルであった、魁皇戦に敗れ、最多勝新記録の対戦相手として永遠に名を残し、きよく引退を決意しました。長い間、本当にご苦労さまでした。大関在位65場所は、魁皇も届かない第1位の記録。優勝も3回もしています。名大関でした。今後は年寄、佐ノ山として、がんばってください。



元大関の引退の日、現大関の4人共、破れてしまうという大波乱でした。魁皇も琴光喜も、俺もまもなく(失礼)、この日がくると思い、力が入らなかったのでしょう。

一方、若手力士ががんばっています。稀勢の里、今日も苦手力士の旭天鵬に土をつけ、なんと4連勝。初日に千代大海を破り、勢いにのっています。是非、二桁勝利で、千代大海のあとの関脇の地位にカムバックしてもらいたいと思います。
。。。

相撲関係のことでちょっと調査したことがありますのでご報告します(笑)。魁皇最多勝新記録の、各新聞の記事の扱いについてです。大船図書館で調べてきました(汗)。この記事を一面に載せたのは、読売、毎日、神奈川新聞で、他の、朝日、産経、日経は一面には、ひとこともなかったです。政治記事では、左右別れる朝日と産経がここでは、歩調を合わせていました。朝日は予想通りでしたが、”伝統”を重んじる産経はどうしたことか。両新聞社とも、スポーツ部門の勢力が弱いのでしょう。いつも、いねむりばかりしているのでしょう一方、毎日は一面のみならず、スポーツ面で大きく取り上げ、さらに隣りのページに全面を使って、魁皇関のこれまでの歩みを紹介していました。国技なんだから、これくらいしないとね。地元の神奈川新聞もえらかったです。魁皇関の出身地でもないのに、大きく扱っていました。

明日の千代大海引退のニュースも調査しますよ。各新聞社どの
したら、ハリ倒しますよ。

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魁皇808勝 幕内最多勝新記録達成

2010-01-12 18:55:55 | Weblog


魁皇が、昨日の幕内最多勝タイ達成に引き続き、今日も千代大海を送り投げで、勝利、808勝目をあげました。見事、国民栄誉賞名横綱、千代の富士の記録を破ったのです。ここ1,2年、くんろく(九勝六敗)大関どころか、はちしち大関でしたが、雨にも負けず、風邪にも負けず、怪我の痛さににも負けず、取りつづけ、とうとう、大記録を打ちたてました。晴れ晴れ(808)した気持ちでしょう。



首位打者(優勝)は5回だけど、ヒット数(勝ち星)は日本一。野球界でいえば、イチローです。相撲の”大リーグ”は日本の大相撲ですから、そこでの最多勝の記録は、もっともっと評価されるべきです。昨日、朝日新聞は、一面中ほどにタイ記録のニュースを載せていましたが、明日の扱いはどうか、楽しみです。どこの新聞も一面トップにしていた、イチローの9年連続200安打を準トップ扱いにした、新聞ですから、一面トップということは絶対ないでしょう(笑)。国技なんですよ、相撲は。

一方、負けた千代大海。3連敗で、いよいよ崖っぷち。引退が近づいてきました。明暗をわける、両力士。偶然、テレビ画面の移り変わりを撮り、両力士の姿を一画面にとれました。

記録を破られた、九重親方(元横綱千代の富士)。ほめていましたが、内心はどうか


魁皇に”名誉横綱”か、国民栄誉賞を。でも、イチローも断ったくらいですから、断るでしょう。その代わりに”永年大関”をくれ、二場所負け越しても残れる特権をもらい、1000勝を狙いたいというかもしれませんね。

。。。

稀勢の里、いいですね。苦手力士の把瑠都と琴奨菊を破り、3連勝。でも、結局、♪嬉しがらせえて、泣かせて消える♪でしょ。

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東山魁夷と昭和の日本画展

2010-01-11 10:25:36 | Weblog


ぼくの家のカレンダーはいくつかあるが、和室には必ず東山魁夷の日本画のを架けてある。今年の1,2月の絵は、”潮声”で海の波を描いたものだ。この日、山種美術館でも、似たような絵を観た。あとで説明する。次の3,4月をめくると、展覧会にも展示されていた、山種所蔵の”春静”だった。
(潮声)

(春静)


東山魁夷は”昭和の国民画家”といわれているが、日本人なら誰でも、好きになる画家のひとりだろう。ぼくも、もちろん大好きだ。歌手でいえば、美空ひばりみたいなものだろう。ひばりさんと違って(笑)、魁夷は、風貌も思考も、お坊さんのようであり、哲人のようであり、それもまた尊敬されるゆえんであろうか。

さて、展覧会のことであるが、山種所蔵の魁夷作品19点のほか、彼のゆかり画家たちの作品が並んでいる。ぼくの好きな、白馬が出てくる作品は一点もなかったが、それぞれ、それなりに楽しむことができた。京都のホテルオークラの屋上から観た、雪の町屋風景”年暮る”など、しみじみとした情感が感じられ、気に入った。はじめに載せた、ちらし絵である。

第二章に”皇居新宮殿の絵画にちなんだ作品”では、前述のカレンダーの絵のような、宮殿の壁画に似た大小の作品(”満ち来る潮”など)がいくつも、展示されていた。ぼくも海の波は好きで、いつまでもあきずにみていることがあるが、魁夷もかなり好きらしい。そういえば、鑑真和上像のある、唐招提寺御影堂の障壁画も潮の満ち引きだった。

この章に、杉山寧の”曜”という、つがいの鶴の飛ぶ絵があった。ぼくの家にも、いつか何かのお祝いに親から贈られた、秀山作の彫金画があるが、これも下のメスの鶴がくちばしを開けていて、上のはつむっている。家では、ワイフはわりとおしゃべりで、ぼくは無口な方なので、鶴もそうなんだろうと勝手に解釈しているのだ(汗)。




第3章に、杉山寧の”響”の女性の裸体像もとてもよかった。絵ハガキがなくてお示しできない。上村松篁の”閑鷺”も閑人のぼくの波長に合った(汗)。川本末雄の”秋躍”もよかった。湖に(海かな)浮かぶ、小島の木々が秋色に染まり、ほのぼのとした情感がただよっていた。ワイフと同じ、熊本生まれだというのも気に入った(笑)。これも絵ハガキがなかった。

(閑鷺)


まだまだ、書き足らないが、魁夷の”月出づ”でおわりにしたい。


今晩は東京のホテルにワイフと泊ることにしている。天気ももうひとつなので、美術館やデパートの美術展でもハイカイしようかと思っている。夕方はもちろん、大相撲見物である。
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大相撲初場所予想

2010-01-10 21:02:57 | Weblog
大相撲初場所が始まりました。恒例の(笑)、初日の相撲をみての、今場所の星取り予想を発表します。先場所の予想が、結構いい成績でしたので、今場所もと期待しています。

天覧相撲でいいとこみせようと思ったのか、白鵬、ちょっと鶴龍に手こずりましたが、相変わらずの抜群の安定感で、間違いなく優勝でしょう。全勝優勝の可能性も十分ありますが、日馬富士あたりに負けそうな気がして、14勝1敗としました。

あと、二桁勝利は以下の通り、みな外人力士。稀勢の里と豪栄道豪太郎にがんばってほしいのですが、勝ち越しがやっとでしょうか。

魁皇は今日、最多勝を逃しましたが、間違いなく今場所、達成するでしょう。イチローみたいなもので、すばらしい記録です。これを達成したら、引退するかもしれませんね。千代大海は、さみしいけど、99%、今場所で引退でしょう。初日の稀勢の里戦をみれば、とても、大関復帰の10勝は無理です。

と、ちょっと、全般的に、さびしい予想ですが、予想をくつがえして、日本人力士にがんばってもらいたいところです。
。。。。。

平成22年・初場所予想

白鵬14勝1敗    優勝
日馬富士 12勝3敗
朝青龍 11勝4敗   
琴欧洲 11勝4敗   
把瑠都  10勝5敗    
琴光喜 9勝6敗
豪栄道 8勝7敗 三役復帰
稀勢の里 8勝7敗 三役復帰
琴奨菊 7勝8敗    小結陥落  
魁皇 7勝8敗    カド番
鶴竜 7勝8敗   小結陥落  
豊ノ島 6勝9敗
栃ノ心 5勝10敗
雅山 5勝10敗
北勝力 4勝11敗
千代大海 2勝6敗7休  引退 
(以上、前頭3枚目まで)

栃煌山 10勝 5敗      
豊真将 10勝5敗  
。。。。。

千秋楽に、また自己評価をします(笑)。

。。。。。

千代大海、稀勢の里に押し出される。いよいよか、さびしいけれど。

最多勝タイを逃す、魁皇。とにかく新記録までがんばってください。
 
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