『そして友よ、静かに死ね』鑑賞@WOWOW録画
録画しといた『そして友よ、静かに死ね』見た。フレンチ・ノワールはハリウッドのマフィアモノとはまた違ってて興味深い。これ実話っていうのがビックリ!!ストーリーにはそんなに惹かれなかったけど、とにかくモモン役のジェラール・ランヴァンがカッコイイ!! #eiga Posted at 04:52 PM
ネタバレありです!
「伝説の強盗団のリーダー格だったモモン。現在は足を洗い、愛する妻や子供たち、そして孫に囲まれ幸せに暮していた。そこに、20年近く会っていない親友セルジュが逮捕されたという知らせが届く。セルジュはスペイン・マフィアを裏切って追われる身。刑務所入れば命が危ない。かつての仲間たちはセルジュ逃亡を企てるが・・・」という話。正直楽しい話じゃないし、かなり痛いシーンも多い。ただ、ハリウッド映画で描かれるいわゆるマフィアモノとは違う男臭さみたいなのが良かった。もちろん、ハリウッドがダメというわけじゃなくて、それぞれの良さがあるってこと。
1970年代"リヨンの男たち"と呼ばれる実在の強盗団のメンバーだったエドモンド・ヴィダルの「さくらんぼ、ひとつかみで」が原作。といっても、フィクションも交えての映画化なのだそう。原作は未読なので、どこまで実話なのかは不明。現在のセルジュ救出の流れから、彼を追う組織との攻防などと同時に、彼らが"リヨンの男たち"と呼ばれた頃の回想と交互に描かれる。青年時代のモモンと現在のモモンが全然似てないので、最初はちょっと混乱するけど、青年時代のディミトリ・ストロージュもなかなか良いので、こちらも見応えある。
モモンはロマ人。そのことが原因で子供の頃いじめにあっていた。そんなモモンを助けてくれたのがセルジュ。以来、2人は親友になった。青年になると2人は強盗団"リヨンの男たち"として世間を騒がせる。モモンは愛する女性に出会い、2人の間には息子も生まれ幸せな時を過ごしていたが、仲間の密告により逮捕されてしまう。この時裏切ったのは誰かってことがタイトルに繋がるわけなんだけど、まぁこの辺りは特別目新しい感じではないので、多分そうなんだろうなと思っていたとおりで、特別ビックリすることはなかったし、男の友情とか家族を愛する思いについては、胸が熱くなる部分もあるけれど、犯罪は犯罪だからねぇw ガッツリ感動しちゃうってほどでもはない。
正直、ストーリー自体にはそんなに惹かれないし、全てが実話だったとしても、お咎めなしって部分にビックリするくらいで、そんなにビックリ人生でもないような・・・ もちろん、普通の人生ではないけど、洋の東西を問わず、さんざん映画やドラマで見てきた印象。ただ、その描き方が全然スタイリッシュじゃないというか、野暮ったいのとも違うんだけど、ハリウッド映画の様式美みたいのは全くない。その違いが面白いと思った。もちろん、ハリウッド映画の感じも好き。
で、つらつら何が言いたいかというと、この映画の魅力は現在のモモンを演じたジェラール・ランヴァンだということ! カッコイイ!! ほとんど表情を変えないし、あまり感情を表に表したりしない。でも、ちょっとした変化で思いを伝えるのが上手い! あの時裏切ったのは自分や家族の命を危険にさらしてまで救おうとした親友だったことを知った時の表情がスゴイ! といっても、激昂するわけじゃなく、目で語るというか・・・ 静かに憤っている感じ! そして、脱いだらマッチョでございます! マッチョ系特別好きじゃないけどw とにかく渋くてカッコイイ! セルジュのティッキー・カリョのダメさ加減も良かったけど、やっぱりジェラール・ランヴァン
Wikipediaによると、どうやらジェラール・ランヴァンは過去にも、エドモンド・ヴィダルを演じたことがあったらしい。なるほど・・・←何が?!w
邦題は実はネタバレなんだけど、そのシーンの2人の演技が素晴らしい! このシーンはしびれた! タイトルから結末は想像はしてたけど、なるほど!と思っちゃったのは2人のおかげ。直接手を下さないのもいいと思う。
フレンチ・ノワール好きな方はきっと好きなのでしょう! フレンチ・ノワール詳しくないので・・・(o´ェ`o)ゞ 闘う渋いおじ様を見たい方是非!
http://twitter.com/maru_a_gogo
録画しといた『そして友よ、静かに死ね』見た。フレンチ・ノワールはハリウッドのマフィアモノとはまた違ってて興味深い。これ実話っていうのがビックリ!!ストーリーにはそんなに惹かれなかったけど、とにかくモモン役のジェラール・ランヴァンがカッコイイ!! #eiga Posted at 04:52 PM
ネタバレありです!
「伝説の強盗団のリーダー格だったモモン。現在は足を洗い、愛する妻や子供たち、そして孫に囲まれ幸せに暮していた。そこに、20年近く会っていない親友セルジュが逮捕されたという知らせが届く。セルジュはスペイン・マフィアを裏切って追われる身。刑務所入れば命が危ない。かつての仲間たちはセルジュ逃亡を企てるが・・・」という話。正直楽しい話じゃないし、かなり痛いシーンも多い。ただ、ハリウッド映画で描かれるいわゆるマフィアモノとは違う男臭さみたいなのが良かった。もちろん、ハリウッドがダメというわけじゃなくて、それぞれの良さがあるってこと。
1970年代"リヨンの男たち"と呼ばれる実在の強盗団のメンバーだったエドモンド・ヴィダルの「さくらんぼ、ひとつかみで」が原作。といっても、フィクションも交えての映画化なのだそう。原作は未読なので、どこまで実話なのかは不明。現在のセルジュ救出の流れから、彼を追う組織との攻防などと同時に、彼らが"リヨンの男たち"と呼ばれた頃の回想と交互に描かれる。青年時代のモモンと現在のモモンが全然似てないので、最初はちょっと混乱するけど、青年時代のディミトリ・ストロージュもなかなか良いので、こちらも見応えある。
モモンはロマ人。そのことが原因で子供の頃いじめにあっていた。そんなモモンを助けてくれたのがセルジュ。以来、2人は親友になった。青年になると2人は強盗団"リヨンの男たち"として世間を騒がせる。モモンは愛する女性に出会い、2人の間には息子も生まれ幸せな時を過ごしていたが、仲間の密告により逮捕されてしまう。この時裏切ったのは誰かってことがタイトルに繋がるわけなんだけど、まぁこの辺りは特別目新しい感じではないので、多分そうなんだろうなと思っていたとおりで、特別ビックリすることはなかったし、男の友情とか家族を愛する思いについては、胸が熱くなる部分もあるけれど、犯罪は犯罪だからねぇw ガッツリ感動しちゃうってほどでもはない。
正直、ストーリー自体にはそんなに惹かれないし、全てが実話だったとしても、お咎めなしって部分にビックリするくらいで、そんなにビックリ人生でもないような・・・ もちろん、普通の人生ではないけど、洋の東西を問わず、さんざん映画やドラマで見てきた印象。ただ、その描き方が全然スタイリッシュじゃないというか、野暮ったいのとも違うんだけど、ハリウッド映画の様式美みたいのは全くない。その違いが面白いと思った。もちろん、ハリウッド映画の感じも好き。
で、つらつら何が言いたいかというと、この映画の魅力は現在のモモンを演じたジェラール・ランヴァンだということ! カッコイイ!! ほとんど表情を変えないし、あまり感情を表に表したりしない。でも、ちょっとした変化で思いを伝えるのが上手い! あの時裏切ったのは自分や家族の命を危険にさらしてまで救おうとした親友だったことを知った時の表情がスゴイ! といっても、激昂するわけじゃなく、目で語るというか・・・ 静かに憤っている感じ! そして、脱いだらマッチョでございます! マッチョ系特別好きじゃないけどw とにかく渋くてカッコイイ! セルジュのティッキー・カリョのダメさ加減も良かったけど、やっぱりジェラール・ランヴァン
Wikipediaによると、どうやらジェラール・ランヴァンは過去にも、エドモンド・ヴィダルを演じたことがあったらしい。なるほど・・・←何が?!w
邦題は実はネタバレなんだけど、そのシーンの2人の演技が素晴らしい! このシーンはしびれた! タイトルから結末は想像はしてたけど、なるほど!と思っちゃったのは2人のおかげ。直接手を下さないのもいいと思う。
フレンチ・ノワール好きな方はきっと好きなのでしょう! フレンチ・ノワール詳しくないので・・・(o´ェ`o)ゞ 闘う渋いおじ様を見たい方是非!
http://twitter.com/maru_a_gogo