・*・ etoile ・*・

🎬映画 🎨美術展 ⛸フィギュアスケート 🎵ミュージカル 🐈猫

【cinema】『レディ・プレイヤー1』

2018-06-03 01:34:48 | cinema

2018.04.27 『レディ・プレイヤー1』@TOHOシネマズ日本橋


試写会応募したけどハズレ💦 DVDでもいいかなと思っていたのだけど、プレミアムフライデーということで、LINEのTOHOシネマズ公式アカウントで、1,100円で見れるクーポンが配布されたので見に行くことに。TOHOシネマズ日本橋ではドルビーATOMSでの上映ということで、特別料金ため+200円1,300円での鑑賞。ということで行ってきた~




ネタバレありです! 結末にも触れています!


「2045年オハイオ。両親を亡くしたウェイドは叔母夫婦とスラム街で暮らしている。人々はつらい現実から逃避するかのようにオアシスというバーチャルゲームに熱中していた。オアシスでは創業者のジェームズ・ハリデーの遺言により、オアシスの所有権と5000億ドルを得るゲームが開催されていた。ウェイドはパーシヴァルというアバターを使いこのゲームに参加しているが・・・」という感じかな。これはおもしろかった! ゲーム全くしないので、ゲームの設定などが全く分からないのだけど、それでも楽しめた。そして、1980年代を知る日本人なら絶対楽しめるハズ!


スティーヴン・スピルバーグ監督作品。作品は『激突!』『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』『E.T.』『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』『カラー・パープル』『フック』『ジュラシック・パーク』『シンドラーのリスト』『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』『A.I.』『マイノリティ・リポート』『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』『ターミナル』『宇宙戦争』『リンカーン』『ブリッジ・オブ・スパイ』『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』の17本。それでも半分くらいかな? 半分くらい見ておいてなんだけど、実は特別好きな監督ではない。でも、間違いなく巨匠であり、後世に名を残す監督でしょう。


作品について毎度のWikipediaから引用しておく。2018年にアメリカ合衆国で公開されたSF映画である。監督はスティーヴン・スピルバーグ、主演はタイ・シェリダンとオリヴィア・クックが務めた。本作はアーネスト・クラインが2011年に発表した小説『ゲームウォーズ』を原作としている。日本では『レディプレ』とも表記される。


原作と同様、本作には1980年代の大衆文化に対するオマージュが数多く盛り込まれている。また、他作品からのクロスオーバーとして、劇中に1980年代から90年代の映画・アニメ・ビデオゲーム作品が数多く登場する。スピルバーグとプロデューサー陣は、クロスオーバーのための著作権交渉に数年を費やした。スピルバーグによると、製作に必要とされた著作権の80%を獲得している。版権もの以外としては、F1(ポールポジション)が登場している。『未知との遭遇』の権利を獲得するため、ワーナー・ブラザース映画との交渉が行われたが、不首尾に終わった。


脚本で重要な要素となっていた『ブレードランナー』については、『ブレードランナー 2049』の製作期間と重なっていたため著作権交渉を断念しており、代わりにスピルバーグの友人だったスタンリー・キューブリックの監督映画『シャイニング』を登場させることに決め、権利を取得した。原作では主人公の愛用機として東映版『スパイダーマン』でスパイダーマンが操縦する巨大ロボット・レオパルドンが活躍するが、アメリカ本国および欧米諸国では同作品が放映されたことがなく知名度が低いことから、映画には登場しない。


ワーナー・ブラザース映画とデ・ライン・ピクチャーズはアーネスト・クラインの『ゲームウォーズ』の映画化権を出版前に獲得し、脚色作業はクライン自ら担当することになった。ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズがワーナー・ブラザースと共に映画を共同製作することが発表された。2015年3月、スティーヴン・スピルバーグが本作のメガホンを取ることになったと報じられた。


サマンサ・クック役の最終候補にはオリヴィア・クック、エル・ファニング、ローラ・カークの名前が挙がっていた。2015年9月、クックがサマンサ役に決定したとの報道があった。2016年1月、ベン・メンデルソーンの出演が決まった。2月、タイ・シェリダンが主人公のウェイド・ワッツを演じることになったと報じられた。3月、サイモン・ペグにオグデン・モロー役のオファーが出ていると報じられた。4月、マーク・ライランスが本作に出演することになったとの報道があった。5日、森崎ウィンがダイトウ役に起用されたとの報道があった。


主要撮影は2016年7月に始まった。8月から9月にかけて、イギリスのバーミンガムでも撮影が行われた。ジュエリー・クォーターでは終盤のカーチェイスのシーンが撮影された。ディグベスではオハイオのシーンが撮影され、CGIで複数の建物を消去して2045年のオハイオを作成している。9月27日に本作の主要撮影が終了した。


当初、本作は2017年12月15日に全米公開される予定だったが、同日に公開される『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』との競合を避けるために、公開日が2018年3月30日に延期されることになった。その後2018年1月に、公開日が2018年3月29日として1日前に公開されることになった。


公開初週末に4000万ドルから5000万ドルを稼ぎ出すと予想されていたが、この予想は的中した。2018年3月29日、本作は全米4234館で封切られ、公開初週末に4176万ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場1位となった。この数字は2010年代に公開されたスピルバーグ監督作品としては最高のものであった。


本作は批評家から好意的に評価されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには312件のレビューがあり、批評家支持率は74%、平均点は10点満点で6.9点となっている。また、Metacriticには55件のレビューがあり、加重平均値は64/100となっている。なお、本作のシネマスコアはA-となっている。


2018年1月15日、アーネスト・クラインが『ゲームウォーズ』の続編を執筆していると報じられた。また本作では登場することが出来なかったウルトラマンに関しても、続編が決まればぜひ登場させたいとスピルバーグはインタビューで述べている。


とのことで、さすがの情報量。かなりカットしたつもりだけど、それでもかなりの引用量になってしまった。一番知りたかった著作権問題について記載があってよかった。これホントに映画やらアニメやら、サンリオまで様々なキャラクターが登場するので、そのあたりの問題はどうなっているのだろうと思っていたので。そのあたりはスピルバーグの力でなんとかなるのでしょうかね。


さて、見てから1ヶ月以上経ってしまったし、とにかくスピード感と情報量がスゴイので、細かいことは覚えていないし、そもそも全部を拾えていない。なので、いつものようにシーン毎に描写して、それについて感想を書くスタイルでは、全部を網羅できない部分があると思う。もう最近、毎回書いているのでいい加減どうでもいいと思うけれど、一応断り書きとして書いておく。


冒頭、いきなりヴァン・ヘイレンのJUMPがかかってビックリ! 映し出されるのはトレーラーハウスが縦にいくつも積み上げられた建物?が立ち並ぶ光景。この状態だと一番下が家賃が安いのかしらね?主人公のウェイド・オーウェン・ワッツ(タイ・シェリダン)は結構高層階に住んでいるのだけど、家から出かける場合、例えば鉄のパイプを消防士のように滑り降りたり、飛び降りたりを繰り返しながら地上へ降りて行く。まぁ、ちゃんとした階段のようなものがあるのに、若い彼が独自のルートを使っているだけかもしれないけれど、これは老人とか高層階に住むのは無理だよね? いいけど。


地上もゴミの山。積み上げられた屑鉄の中を分け入っていくと、そこにバンがある。ウェイドはその中に入ると、何か装置的なものの上に乗って、ゴーグルを装着する。こういう格好をしている人が、ウェイドが移動している最中に窓から見えていたけど、みなオアシスというバーチャル世界で遊んでいるらしい。自分のアバターを使って楽しむわけだけど、それは本人の動きと連動しているらしく、それには装置が必要ということなのかな? でも、後に普通に街を歩いている人もいたから違うのか? 謎。ウェイドはオアシスの中ではパーシヴァルと名乗っており、そこそこ有名人物らしい。


オアシスについて少しまとめておく。と言っても自分が理解した範囲内なので間違っているかも? オアシスはジェームズ・ドノバン・ハリデー(マーク・ライランス)が開発したもの。彼にはオグデン・モロー(サイモン・ペッグ)というパートナーがいたが、ある時から決別してしまった。ハリデーが亡くなり、彼の遺言によりオアシスには3つのゲームが仕掛けられており、それを解いた者はオアシスの権利と5000億円を相続することになっている。ただし、未だ第1のゲームを突破した者はいない。


第1のゲームは自動車レース。高速道路を走り抜け、様々な障害を乗り越えてゴールすれば、第1のカギと第2のゲームのヒントを得ることができる。これがいきなり楽しい! ウェイドは映画好きという設定なのかな? パーシヴァルが乗っているのは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアン。誰かの車にキティちゃんがいたり、T-REXが襲って来たり、様々な映画やアニメのキャラクターが出てくる。それが襲ってくることもあるし、チラリと映っているだけのこともあるけど、いったいいくつ出てきたんだろう?🤔


パーシヴァルは見事なテクニックで、次々障害をかわす。すると、彼の車に並んできた人物が。アルテミスという女性アバター。顔にタトゥー的なものがあるこのキャラは『アバター』が元ネタなのかな? オアシス内では有名人物らしい。このアルテミスが乗るバイクが『AKIRA』のバイクとのこと。『AKIRA』見たけど全然ピンとこない。でも、劇中内でそう説明していたの間違いない。そして、おそらく2人が恋に落ちるのも間違いないと思われる。


さて、レースも大詰め。パーシヴァルたちの前にはゴールが見えてくる。が、現れたのはキングコング! コングは次々と車をなぎ倒して行く。パーシヴァルはその間をぬってゴールを目指すも、直前で危険を察して急停車。そこに突っ込んで来るアルテミス。パーシヴァルがアルテミスを止めようとして横転しちゃったんだっけ? とにかく、アルテミスのバイクは壊れてしまう。いくらキーが3つあるとはいえ、映画開始早々簡単に手に入ってしまうのではつまらないと言わんばかりの、サービス映像にニヤニヤが止まらない😀


パーシヴァルにはオアシス内に友人がいる。エイチという男性。機械関係、特に車に強いらしくアルテミスのバイクも直してくれる。アルテミスとエイチは重要人物。他にダイトウとシュウという人物が関わって来るのだけど、これいつどう知り合ったんだっけ? ダイトウのモデルは三船敏郎だそうだけれど、鎧武者のいでたちだったのでよく分からず( ´-ェ-` )シュン


そもそもが2045年という近未来を舞台としているのだけど、オアシスの中の世界はそれをもう少し近未来にしたようなイメージ。常に薄暗い。オアシス内の人物たちは全てアバターということもあるけど、背景などもゲームの世界の雰囲気で作り物感満載。ゲーム全くやらないので全然詳しくないけど、ゲーム好きな人ならこのビジュアルは好きだと思う。街並みとしては特にどこの国っぽいという感じはしなかったけど、いわゆるSFっぽい近未来という感じでもない。


オアシスの内部にはハリデーの記念館がある。オアシス開始当時はたくさんの人が訪れていたらしけれど、現在はほとんどいない。パーシヴァルはここを訪ねるのが好きらしく、案内係のロボットとも懇意。このロボットは適度に人間型をしているのだけど、この無表情のこの顔どこかで見た気がするのだけど何かのキャラかな? 記念館の中ではハリデーの人生において重要な転機となった場面を、実物大の映像で見ることができる。これどう説明したらいいのかな? 暗い廊下からガラス越しに見る形なのだけど、人物たちがとってもリアルで、まさに目の前で演じられているかのうよう。これは面白い。


パーシヴァルが見ていた場面は、学生時代のハリデーが親友だったオグデン・モローと話している場面。この時オアシスについて構想してたのかな? どういう場面だったかは忘れてしまった。同じ場面を何度か見ているうちに、パーシヴァルはあることに気付く。正確なセリフは忘れてしまったけれど、後戻りするのもいい的なことだったと思う。そしてパーシヴァルはあることに気付く。


次のレースの時。後方に陣取ったパーシヴァル。各車が一斉にスタートしていく中、いつまでも発車しない。すべての車が走り去った後、パーシヴァルはおもむろにバックし始める。バックのまま進んでいくと、なんと地下に通じる道が開ける。地上の道と並行して地下の道を進んで行く。透明の天井には次々と障害物たちに倒される車たちが見える。誰もいない地下の道路をバックのまま進んで行くと、ゴールゲートが見える。そのままゴール! これは面白い。


ゴールすると、そこは公園のような場所。そこに現れたのが魔法使いのような人物。ガンダルフっぽい。魔法使いからカギと、第2のカギを得るヒントをもらう。そして、オアシス内に掲示されていた、ゲームのランキング表に、パーシヴァルがクリアしたことが表示される。


オアシスの権利を狙うIOI社の社長ノーラン・ソレント(ベン・メンデルソーン)は、大量の人員をアバターとして送り込み、プロジェクトも組んで難問を解かせているが、パーシヴァルに先を越された形。この人物が今作の悪役。部下の女性を使っていろいろ悪だくみや妨害をする。ベン・メンデルソーンは好演しているけれど、ちょっと小物感。原作がどの層に向けて書かれたのか分からないし、映画は子供よりも1980年代に子供だった大人が喜べる作りにはなっているけど、やっぱり子供向けなのかな? 現実世界ではそんなにイケていない主人公が、裏をかいたりできるわけで、そのあたりコミカルというほどではないけれど、軽快な感じで描いているせいもあるかもしれない。


パーシヴァルが第1のカギを開けたことにより、第2のカギのヒントが開放された形になるのかな? みな次々ゴールし第2のカギを解くためのヒントを得る。パーシヴァルはオアシス内で有名人となる。彼がヒントを得たことを知ってか、ハリデー記念館には多くの人が来ている。そんな中にパーシヴァルが現れたのだから、ちょっとしたパニックに。そんな中、彼を救い出したのはアルテミス。有名人物なのだから変装くらいしろとパーシヴァルにさせたのが、クラーク・ケントの服装。そう『スーパーマン』! 分かる人には分かる的な仕込みは面白いね。


2人は例のハリデーの人生の一コマを見せる展示スペースにやって来る。ここで展開されてた場面は何だったんだっけ? ちょっと忘れてしまったのだけど、ヒントにはハリデーの恋が関係していたと思う。ハリデーはキーラという女性に恋していた。彼女の方もハリデーを思っていたっぽいけれど、結局モローと結婚した。現在は亡くなっていたと思う。ハリデーは初めてのデートでキーラにキスしなかったことを後悔していたのではないか? ということで、キーラとハリデーが出かけたダンスパーティーに行くことにする。って流れだったよね? ちょっと自信がなくなってきた💦


オアシス内のクラブ的なところに出かけたパーシヴァルは、周りの楽しい雰囲気に刺激されたのかアルテミスに猛アタック。アルテミスにはこのゲームに賭けるある思いがあって、恋愛をしている気にはなれない。何とか彼女の気を引こうとしたパーシヴァルは、本名を明かしてしまう。パーシヴァルたちを監視していたアイロック(T・J・ミラー)が攻撃を仕掛けてくる。パーシヴァルとアルテミスは応戦し、事前に購入していたゼメキスキューブを使って時間を戻し、脱出に成功する。この辺りなかなか面白い。


彼らを監視していたソレントは、第1のカギを得た賞金?でウェイドがボディスーツ?的なものを購入した履歴により、現実世界での住所を特定し、訪ねて来る。IOIに協力しないかというのだった。ソレントに不信感があるウェイドはこれを断る。するとソレントはウェイドを始末するよう命令。危険を感じたウェイドが叔母を逃がそうと説得するも、彼に辛く当たる叔母の交際相手が絡んできて話にならない。その間に爆発が起こり、ウェイドは辛くも逃げ延びるが、2人は死んでしまう。ヒドイな。あと交際相手にイラッ😠 ちょっといろいろ短絡的過ぎる気がしなくもないけど、こういうのは楽しんだもの勝ちなので、この雑さというか粗さでOKだと思う。


さらに追われるウェイドを謎の男が救う。気づくと彼のそばには顔にあざのある若い女性。サマンサ・イヴリン・クック(オリヴィア・クック)で、その声から彼女がアルテミスであることに気づく。アルテミスがパーシヴァルに本当の自分はこんなにかっこよくない的なことを言っていたのは、顔のアザによるものだと思うけれど、十分にかわいい彼女にますます惹かれるパーシヴァル。そしてサマンサもウェイドを気に入っている様子。サマンサの父親は債務超過によりIOIに強制連行され、アバターとして労働させられ亡くなってしまったんだったよね? とにかく、サマンサはIOIのこの強制労働を阻止しようと、反乱軍として活動し、オアシスの権利を得ようとしているのだった。


えーと、ちょっと記憶が曖昧になってきたのだけど、他のメンバーと会ったのもここだっけ? もう少し後か? レースで常に上位にいたダイトウことトシロウ(森崎ウィン)と、ショウことゾウ(フィリップ・チャオ)、そしてエイチことヘレン・ハリス(リナ・ウェイス)とも会うのだけど? ガタイの良い男性だったエイチは黒人女性だけど、トラックを運転するたくましさ。トシロウは日本人の青年で、ゾウは中国人の少年。これWikipediaによると、原作では日本人だったそうだけれど、多人種を配したいというスピルバーグの意向で中国人の少年になったのだとか。アジア人には変わりない気もするので、中国資本への配慮かしらね?とか思ってしまったり。ちょっと都合よく実世界で近隣に居過ぎじゃないかと思ったりもするけど、その辺りも仲間で力を合わせてっていうのは、こういう映画にお決まりのパターンだから、多少雑な感じでもOK。


一行はハリデー記念館へ行き、再びヒントを得ようとする。ハリデーはキーラと初デートで映画を見たことが分かる。作者が気に入っていなかった映画。パーシヴァルはそれが『シャイニング』であることを思いつく。映画館はクラブの中にあったんだっけ? たしかまたクラブに行ったよね? まぁ、どこにあるかはそんなに重要じゃなくて、ここからは映画ファンお楽しみのシーンが展開するっていう方が重要。


廊下の突き当たりに双子の少女が現れたり、237号室に幽霊が現れたり、ジャック・トランスが思わぬ形で現れたりして、映画を見たことある人なら絶対ニヤニヤしちゃう! でも、スティーヴン・キングは気に入ってなったのね。そうそう!今回、TOHOシネマズ日本橋で鑑賞したのだけど、ここのロビーの絨毯は実は『シャイニング』に登場するホテルの絨毯と同じ柄になっている。日本橋で見てよかった!


えーと。ちょっと細かい部分が忘れてしまったのだけど、いろいろな危機を乗り越える。廊下に飾ってあった写真にはハリデーとキーラが映っていたよね? これがヒントになった気がしたんだけど何だったっけ? とにかく、外に出るとキーラがゾンビだっけ?と強制的にダンスを踊らされている。そこで、アルテミスが彼女を発見! 彼女とダンスすることに成功し第2のキーを入手する。あ、廊下の写真を見るまでキーラの顔が分からなかったってことだったかもしれない。で、最後のキーのヒントは何だったっけ?🤔


えーと、ちょっと順番が全然分からなくなってしまったのだけど、ハッキングしてソレントを現実世界と思わせてオアシス内で拉致するのはどこだっけ? これ、ほぼほぼ成功するのだけど、結局バレてしまう。何故拉致したのか、どうやって成功したのかも忘れてしまった😅


あと、現実世界では父親の借金返済のため、サマンサがIOIに強制連行され、カプセル状の装置に閉じ込められて、オアシス内のアバターとして働かされることになる。これ、ウェイドたちを逃がすために囮になったんじゃなかったかな? そして、彼女がアバターとして内部で隠密に活動するためでもある。結果的にだけど。


ウェイドたちはエイチことヘレンが運転するバンに乗り、ソレントが差し向けた部下の女性の追跡から逃げている。結構なカーチェイスになったりする。ここからは現実のカーチェイスとサマンサの動向、そしてオアシス内のパーシヴァルたちの活躍と、サマンサのIOIアバターの動きが、交互に描かれていく感じ。それぞれハラハラする💓


第3のミッションはゲームをクリアすることなんだよね?最終的には。でも、そのゲームがある場所はIOIのアバターが守っているんだっけ? そこで、パーシヴァルはオアシス内の人々に呼びかける。皆で力をあわせよう的なメッセージを送る。まぁありがちではあるけど、いくら仲間がいるとはいえ5人じゃどうにもならないしね😅


で、その建物?がある場所というのが、周囲はゴツゴツした岩場のような感じで、木や草が全くない広い土地が広がっている感じ。ちょっと高い場所にあるのか、たくさんのアバターたちが思い思いの姿で集まって来る。ちょっと『ロード・オブ・ザ・リング』などのファンタジーものの戦闘シーンのようでありながら、各キャラがどこかで見覚えのあるものばかりでニヤニヤしてしまう😀 特に日本人には楽しい仕掛けが多い。


アイアンジャイアントは日本のキャラではないのかな? このキャラが『ターミネーター2』のあの名シーン👍を再現したのは笑った~😃 IOI側だったと思うけど、メカゴジラも登場! この時には、あのゴジラのテーマが流れて日本人としては涙目。そして、個人的にはコレを見に行ったと言っても過言ではない機動戦士ガンダム! 森崎ウィン演じるトシロウの日本語で「俺はガンダムで行く!」のセリフと共に、ガンダムが現れる! アバターが希望のキャラに変身できるという設定らしいので、大きさは変わらないのかな? 小さかった気がするけど、ガンダムのキメポーズをとらせてくれてうれしい! トシロウのゴーグルにカタカナでガンダムって表示されたのは日本版だけなのかな?


ガンダムキメポーズ


この最高に楽しいバトルに勝利して、パーシヴァルは建物の中に。そしてゲームを開始。IOIでも精鋭たちがクリアすべく難問を解いていたりするけれど、何度クリアしてもゲームは終わらない。そこでパーシヴァルが気付く。ゲームをクリアすることが目的なのではなく、ゲームを楽しむことが目的なのだと。で、第3のキーをゲットする。


魔法使いの姿のハリデーのアバターアノラックが差し出す、オアシスの権利を有するという書類を受け取りサインをしようとするパーシヴァルだけど、何か違和感がある。試されている気がするのだった。それでパーシヴァルはサインしなかったんだよね? ここ重要な部分なのに覚えてないぞ。すると場面が変わってハリデーが少年時代を過ごした部屋に遷移したんだよね?


部屋には少年のハリデーがいたよね? 彼は特に指摘はなかったけれどアスペルガーだったりするのかしら? 単純にコミュ障というのとは違うような? その辺りをマーク・ライランスがやり過ぎ感のない自然な演技で表現。ハリデーとパーシヴァルはいろんな話をしたと思うけれど、全然覚えてない。ここが映画の中で最も言いたいことだろうに、全然ダメだぞ自分! ハリデーはオグデン・モローと別れてしまったことを後悔しているってことが、ここで分かったのだったかも? いずれにしても、最後のキーを入手する手掛かりは、ハリデーが何を求めていたのかということで、それは親友だったということだったような? ここはマーク・ライランスの演技が素晴らしく、じんわりと感動していたように思ったのだけど、詳細を忘れてしまった💦


まぁ、当然のようにパーシヴァルが第3のキーを入手する。現実世界ではソレントがウェイドたちを追い詰めていたんだっけ? とにかく、ちょっとした広場的なところに、オアシス内でパーシヴァルの呼びかけに応えた人々が、現実世界でも集結し、ソレントを取り囲む。そこへ警察がやって来てソレントを逮捕。あまりにアッサリな幕切れで、ソレントの小者感が漂ってしまうけど、伝えたいことは悪者退治ではないのでOK。


ソレント退場後、現れたのはオグデン・モロー。サイモン・ペッグが老けメイクで登場してちょっと笑いそうになった。でも、ここは感動シーン。ウェイドがハリデーのモローへの思いを告げると、涙ぐむ。ちょっぴりもらい泣き😢


シーン変わって、高級マンションの一室。ソファーに横たわるウェイドとサマンサ。どうやら同棲中らしい。そこにウェイドのナレーションが被る。オアシスを仲間と共同経営すること、オグデン・モローを顧問に迎えたこと。そして、オアシスには強制的に休日を設けたこと。で、多分この休日の部分が物議をかもしてしまったのかな? さんざんゲームの楽しさを見せておきながら、ゲームのやり過ぎはよくない的なオチはどうよってことかと思うけれど、自分はゲームをしないせいか、特に気にはならなかった。


話の内容としては、さえない主人公が仲間と力を合わせて、悪役を倒してヒーローになり、恋も成功も手に入れるという王道パターン。その手段がバーチャルゲームというのも、特段目新しいわけでもないと思う。ただ、やっぱりこれは見せ方が最高に楽しかった。とにかく、情報が多い。絶対1回見ただけでは半分も拾えてないかも😣


自分が分かったネタは、デロリアン(『バック・トゥ・ザ・フューチャー』)、T-REX(『ジュラシック・パーク』)、キングコング(『キング・コング』)、双子&237号室&ジャック・トランス(『シャイニング』)、バットマン(『バットマン』)、クラーク・ケント(『スーパーマン』)、ガンダルフ(『ロード・オブ・ザ・リング』)、金田のバイク(『AKIRA』)、バラのつぼみ(『市民ケーン』)、チャッキー(『チャイルド・プレイ』)、メカゴジラ(『ゴジラ』シリーズ?)、アイアンジャイアントの👍(『ターミネーター2』)、ゼメキスキューブ(ロバート・ゼメキス&ルービックキューブ)、ハローキティ。と、思い出せるのはこれくらい。見ている時には気づいていても、忘れちゃったネタもある😅


キャストは良かったと思うけれど、とにかくハリデーのマーク・ライランスの演技がすご過ぎ! 悪役ソレントのベン・メンデルソーンも頑張っていたのだけど、ちょっと地味になっちゃったかな。あえてアニメのキャラっぽい、分かりやすい悪役だったので、それが結果小者感になっているのも狙いだとは思うので、そう考えると演技的に絶妙なのだと思う。若手俳優たちは、主演のタイ・シェリダンや、サマンサのオリヴィア・クックも頑張っていたと思う。特別上手いとも思わなかったし、特別役に合っているとも思わなかったけど。可もなく不可もなしという印象かな。日本から参加の森崎ウィンはおいしいセリフがあってよかったね! サイモン・ペッグが老けメイクで出て来てちょっとおもしろかった。


見ている間は原作あること知らなかったので、謎に包まれた富豪が仕掛けたゲームに勝つと、富豪の財産を受け取れるというストーリーは、ロアルト・ダールの「チョコレート工場の秘密」がベースなのかと思ってた。これ、原作のベースにあるのかしら?🤔


友情とか伝えたいメッセージはあると思うし、ちゃんと伝わって来るけど、そういう難しいこと考えなくても、とにかく楽しめる作品。1人でも楽しめるし、家族や恋人や友達と見てちりばめられたネタの答え合わせをするのも楽しいと思うので、全方向にオススメ! まだ上映中なので大画面で是非!


『レディ・プレイヤー1』公式サイト

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする