【動画】宇野昌磨選手 メダリスト・オン・アイス EX
全日本フィギュアスケート選手権のエキシビションとなる「メダリスト・オン・アイス」での宇野昌磨選手のEX演技。実は昌磨が何を滑るのかってアンケートがTwitterのTLに流れて来てた。ステファン・ランビエルが振り付けた「La Vie en Rose」という意見も多かった。自分もそう思ってた。当たってニヤリ😀 てっきりランビ先生への配慮だと思ってた。昌磨ってそういう子だよねと。
そしたらなんと、ファンのためにこの曲を選んでくれたのだそう! どんな時も見守ってくれていたファンの方のために滑ろうと思ったと😢 こういうところなんだよね昌磨が好かれるのって。自分の想像のさらに上を行く。ホント真央ちゃんと似てるわ。
さて「La Vie en Rose」は2016-2017シーズンのEX曲。シニア2年目のこのシーズンは3曲のEXがあったこともあり、あまり見なかった印象。でも太めのストライプのシャツで滑っていたのが印象的だった。この時の演技と並べた動画をTweetしてた方がいて、その違いにビックリ😲
表情がグッと豊かで柔らかくなった。腕の振り体の使い方が大きくなって、しなやかで柔らかい。2016-2017シーズンの演技がダメだったわけでは決してなく、この時の少年らしさの残る演技もとても良いのだけど、グッと男っぽさが上がった! これはランビコーチ効果か?! もちろんそれもあると思うけれど、苦しかった時期を経て得たものがたくさんあったんだろうな。
大会後のインタビューでオリンピックの銀メダルが重圧になっていたことを語った。思った以上の結果が出てしまい、その結果に値する成績を残さなければならないと自分を追い込み、スケートを楽しめなくなってしまっていたのだそう。そういえば、昨シーズンの世界選手権から崩れているんだよね。世界選手権前に勝ちを意識して勝ちに行く的な発言をしたのは、そういう気持ちがあったからなのか。こればっかりは、その立場に立たなきゃ分からないことだよね🤔
スケートを楽しめないままシーズンに入った結果、歪が出たのがフランス杯8位という結果だったんだろうと思う。あの時はネイサン・チェン選手との直接対決でもあった。ネイサンに敬意を持っている昌磨。勝ちたいという思いもあっただろうし、恥ずかしくない演技をと思っていただろうに。
ただ、昌磨は何度転んでも決して逃げることなく挑み続けた、最後まで全力で滑った。その姿に感動した観客たちからショーマコールが起きた。その体験が昌磨を救ったんだろうな。酷い演技をしたのに拍手をもらえたことに感動し涙を流した。そこで何かが変わり、ランビ先生のもとで滑る楽しさを再び取り戻した。
そして全日本。選手だから勝ちたいと思っていたとは思うけれど、それよりも自分の納得できる演技をと思っていたんじゃないかな。SPではノーミスで105.71点という高い点数が出たけれど、FSでは以前よりもジャンプ構成は低くなっているし、大きなミスはなかったものの完璧な演技ではなかった。
でも、優勝という結果が出たのは、やっぱり昌磨がジャンプの総てを耐えたからだし、スピンやステップもきちんとこなしたから。もちろん優勝はうれしかっただろうけれど、それ以上に何かを掴んだ大会だったんじゃなかな。コーチも決まってこれからの道筋が見えたというか。
今日(2019.12.26)公式サイトでメッセージを公開した昌磨。"最後に、皆さまに本音を言います。僕は僕のままで充分で、、今のままで本当に幸せです。これからもマイペースに頑張りますので、皆さまもマイペースに、のんびりと見守ってください。"とのこと。タイミングもメッセージも絶妙
長くなったけど、とにかく昌磨がスッキリと前を向けたみたいで良かった😌 頑張れ昌磨!!
Shoma Uno Gala EXP Japanese Nationals 2019
この衣装素敵✨
アンコールのグレスピステップ入ってる動画見つけたので追加!
Shoma UNO - La Vie En Rose & encore (Great Spirit) -
2019 MOI (Another Ver.) - 宇野昌磨 - アンコールグレスピver.
グレスピステップ キレッキレ