🎵【music】ラミン・ミュージカル・コンサート@オーチャードホール🎵
個人的に今年最後のコンサート。しかも大好きなRaminということでとっても楽しみにしてた。実は翌日会社の試験で、どうしようかと思ったのだけど、ファンとしては行かなきゃね!
会場入りして配られたのが画像の・・・ 何て言えばいいんだろ? セットリストと出演者の紹介が書かれた見開きのもの。チラシでもないし、冊子というほどでもないし。でも、これはちょっとウレシイ あまりちゃんと見なかったのだけど物販もなかったような? パンフレットとかも用意してなかったのかな?
チケット取って心して忘れてたけど、これ東京はマチネとソワレの2公演で大阪公演もあったのね? それぞれ共通している曲もあるけど違うプログラム。大好きな曲なのにミュージカル系のコンサートではあまり歌われない「Point Of No Return」(「オペラ座の怪人」より)が聴きたかった! これは大阪のゲストが濱田めぐみさんだからなのかしらね。2人のPONR聴きたかった
と、いきなり愚痴っておりますが、例によって感想をtweetしておいたので、それに補足する形で感想書いていきたいと思う。
感想をドゥゾ♪(っ'ω')っ))
さらに愚痴で申し訳ないのだけど、ちょっとゲストの曲が多過ぎた tweetでは4曲って書いちゃってるけど、6曲歌ったよね? デュエット3曲のソロで3曲だったような? アンコール含めないと全17曲で、そのうち3曲ゲストに歌われて、しかも3曲がデュエットというのはちょっと多いのではないかと・・・ 今回休憩なしだったとはいえ90分しかなく、MCの比重も多かった。それはそれでうれしいし、中川晃教さんも盛り上げてくれたのだけど、Raminちょっと遠慮してしまう感じで、どちらが主役なのか分からなくなってしまう場面も・・・ イヤ、中川晃教さんが悪いわけではないのですが
さて、愚痴はこれくらいにして、気を取り直して感想に行きます 今回、ピアノも担当された荻野清子さんの編曲。全体的にポップでアッサリめのアレンジだったように思う。Twitterなどによると、アレンジに不満を持たれた方も多かったようだけれど、自分はそんなに気にならなかった。とはいえ、自分もあまりアレンジ加えるよりも正統派に歌って欲しいタイプ。なので、High Flying,Adore(ハイ・フライング「エビータ」より)が、かなりポップでビックリした でも、Raminの歌唱は良かったと思う。
1曲目のSunset Boulevard(サンセット・ブルバード「サンセット大通り」より)は何度か生で聴いているけど、これはRaminにとっても合っていると思う。あくまで自分の少ないミュージカルナンバー知識と、Raminの歌唱を聴いた限りでは、一番地声に近いのは「ミス・サイゴン」Last Night of the World(世界が終わる夜のように)のような気がしているのだけど、残念ながらこれは歌わず でも、Sunset Boulevardと、下のtweetに出て来るPiano Man(ピアノマン「ムーヴィン・アウト」より)も合っていたと思う。
コンニチワー!と挨拶した後、コンニチワで合ってる?と尋ねる。客席から指摘が入り改めてコンバンワの挨拶がカワイイ コンバンワ、らみん・かりむるーデスと自己紹介した後、みんなの名前は何?の問いかけ、客席から次々自分の名前を告げる声があがり、どなたかの名前を呼んでご満悦。MCに通訳を交えないのはここだけ。1人だったのもここだけかな? あとは通訳の方を交えて、他の出演者と一緒だったと思う。
中川晃教とのデュエットCan't Take My Eyes Off You(君の瞳に恋している「ジャージー・ボーイズ」より)も楽しくて良かった。中川晃教さんは「ジャージー・ボーイズ」でフランキー・バリを演じたこともあり、この曲は持ち歌のような感じだし、とくに声がピッタリ。Raminにも言われていた
一度そでにはけて衣装チェンジ。元々は黒のサテン地のようなスーツで登場。これは素敵だった。その後、黒のジャケットとパンツ、中に黒のカットソー姿で登場。なんと頭にはサンタ帽。後にこの帽子どう?と聞いたりしてた(。・w・。) ププッ 清水綾花、則松亜海、松原凛子の3人にそれぞれどんな役を演じたいかを尋ねるRamin。どうやら打ち合わせでは好きなミュージカル作品を聞く予定だったようで、3人を慌てさせてた 「レ・ミゼラブル」のコゼットで大感激した清水綾花さんは、ファンティーヌ役を演じたいのだそう。いいと思うけど、今はコゼットでお願いします! その時にはヴァルジャン役で出ますねと言うのが笑える
サンタ帽をかぶったまま、ギターの弾き語りでHappy Xmas(War Is Over)(ハッピー・クリスマス(戦争は終わった))を歌う。これも良かった。これジョン・レノンであることは知ってたけど、ベトナム戦争を終わらせようというメッセージが込められていたのは知らなった Wikipediaで調べちゃった(o´ェ`o)ゞ
自分が見た海外ミュージカル俳優であるコルム・ウィルキンソンさん、JOJことジョン・オーウェン=ジョーンズさん、そしてRaminの3人が歌ったAnthem(アンセム「チェス」より)。男性ミュージカル俳優さんの定番といえるのかな? Raminも好きな曲だと紹介して歌っていた。チェスの大会中に旧ソ連人の選手が亡命する際に歌う曲なのかな? I cross over bodersと歌っているので・・・ 10月に見たJOJさん(感想はコチラ)のように情景が浮かんでくることはなかったけれど、とっても感情のこもった歌唱だったと思う。
そして、Empty Chairs At Empty Tables(カフェ・ソング「レ・ミゼラブル」より)がとっても良かった。ちょっとアレンジが違うかな?という気もしたけれど、Raminの歌唱が素晴らしく、仲間と集ったABC CAFEで歌うマリウスの姿が見えたし、その後ろに現れる仲間たちも見えたよ WikipediaによるとRaminは2002年当時代替マリウスだったそうなのだけど、この代替というのはUnderstudyなのか、Stanbyなのか、Alternateなのか? この時フイイ役で出演していたそうなので、これはUnderstudyだと思われる。ちなみに、Understudyは脇役として出演しつつ、主役の代役としてキャスティングされており、主役が病気などの際に代わりに演じる役者のこと。Stanbyは主役の代役のためだけにキャスティングされている役者で、主役が病気などの際のみ出演する。Alternateは決まった曜日、時間のみ演じる役者のこと。実際Raminがマリウスとして舞台に立ったのかは不明。YouTubeに音源があるから出たのかな? まぁとにかく、これはホントに良くて泣いた~。・゚・(ノД`)・゚・。
Piano Man(ピアノマン「ムーヴィン・アウト」より)これはミュージカルソングというよりも、ビリー・ジョエルの曲という認識だったのだけど、なるほど「ムーヴィン・アウト」の曲ということなのね。これは作品用に書き下ろされたのではなく、既存の曲を使ったジュークボックス・ミュージカルと呼ばれるミュージカルの1つということなのかな? 日本でも2006年に公演されていたらしい。全然知らなかった この曲のキーがRaminに合っている気がした。とっても良かった。
Raminの歌唱で一番聞きたい曲といえばTill I Hear You Sing(君の歌を聴けるまで「ラブ・ネバー・ダイ」より)。2010年2月22日プレビュー公演から開幕した「オペラ座の怪人」の続編。「オペラ座の怪人」の続編とするには、あまりに内容がメロドラマ的であったことや、アンドリュー・ロイド=ウェバーによる曲は素晴らしかったものの、歌詞が直接的過ぎてしまったこと、演出やセットもチープであったことなどが重なり、2011年8月27日に閉幕してしまった。その主演であったのがRaminとシエラ・ボーゲスで、曲以外は散々な残念な出来であった公演で、2人の演技は絶賛されており、この作品の熱狂的なファンも生んだのだそう。後にオーストラリアで新演出版が公演され、これが好評を得て、この演出版が日本でも公演された(感想はコチラ)。このTill I Hear You Singは冒頭ファントムがクリスティーヌを想って歌う曲。10年会っていない彼女を今でも想う気持ちが切ない この曲の見せ場は最後の、Till I hear you sing once moreの部分で、もちろんonce more-------!のロングトーンもそうなのだけど、自分的にはTill Iの"I"が地声でどこまで出るかにかかっている。Raminが好調ならIがキーンとなるハズ。とっても良かったけど、キーンとはならなかったかなぁ・・・ でも、この曲を聴けたことはうれしい
What I did For Love(愛した日々に悔いはない「コーラスライン」より)も良かった。これをもって本編終了。
アンコールはI Dreamed A Dream(夢破れて「レ・ミゼラブル」より)。これは「レ・ミゼラブル」よりというよりは、アルバム「RAMIN」よりと言う方がいいかもしれない。完全に男性として歌っているので、ファンティーヌがHeと歌っている部分が全てSheになっているので。とっても良くて泣きそうになったけれど、アンコールは盛り上がる曲かBring Him Home(彼を帰して「レ・ミゼラブル」より)が良かったなぁ・・・
どういうパフォーマンスをして、どういうファンサービスをするかは人それぞれ。RaminにはRaminのスタイルがあるし、思いもあると思う。なので比べることに意味はないと思うけれど、尺の長さ的にも、曲数の多さ的にもJOJさんの方が満足度が高かった。でもやっぱりRaminの歌唱を生で聴けたのはウレシイ! リップサービスだとは思うけれど、次は1年くらいミュージカル作品に出演するために来たいと言っていたので、実現したらうれしいな
Raminのコンサートに関するtweetをいくつか張っておく! ドゥゾ♪(っ'ω')っ))
中川晃教と
清水綾花、則松亜海、松原凛子と
"Anthem"リハ🎵
中川晃教とステージ衣装で
"Sara"リハ🎵
お別れメッセージ