実録・乙女の事件簿②「僕の彼女を紹介します~猟奇的な恋愛写真(前編)」
携帯電話で、自分たちの彼氏彼女の画像を見せる、最近の若い子たち。
むかしは好きな人の写真を、ひそかに財布や手帳に、そっとしまってたものだ。写真だと照れ臭いし、何だか暗い感じもするけど、携帯の画像だと、気楽に見せたり見たりできる。
私の職場の若者たちも、当然のように携帯の中に恋人の姿をおさめている。
私は別に興味ないんだけど、まるで占い師の宣託を欲しがるかのように、やたらと彼らは私に見せては、何かコメントを求めてくる。
私も調子にのって(&適当に)、あんたの彼氏は赤西似だね!とか、きみの彼女はチェジウ入ってるね!とか、ほとんど褒め殺しに近いお世辞を吐き散らしてる。
バイトのYくんにも、新しい彼女ができたらしい。
Yくんは、藤原タツヤ似のイケメンだが、モノホンの不思議くん。趣味は宇宙人との交信で、好きな女の子のタイプはドラえもんのしずかちゃん...という、筋金入りである。私の不思議キャラは創りだけど、彼のは天然。
ヤバいなあ。私、Yくん苦手なんだよなあ。と恐れていた矢先に、その時は来た。お昼休みに、Yくんの彼女の話題になったのだ。
Yくん『見たいですか?見せてあげてもええですよ』
私『(見たくない。怖い)う、うん。どんなコじゃろじゃろ?』
ふと、妙な雰囲気に気づく私。
他の子たちの様子が、何か変だ。心なしか、みんな目を伏せて黙然としてる...
いったい、どんな彼女なのか...恐る恐る、私はYくんの差し出した携帯のディスプレイを、のぞき込んだ...そして、思わず息をのんだ!!
続く。
「オレンジカウンティ」
トム・ハンクスの息子コリン・ハンクス主演の、青春コメディ。
私、若かりし頃のトム・ハンクスが大好きだった。「ビッグ」とか「パンチライン」とか、おちゃめな好青年って感じで、超かっこかわいかった。今では別人のような、貫禄のあるエラい人になっちゃたけど...いまや、息子が活躍する時代なんだよなあ。隔世...
コリンは、昔のパパほどイケメンじゃないけど、骨の髄まで善人&かなり頼りない感じが、母性本能をくすぐるタイプかも。男前じゃないけど、可愛いです。
↓コリン ↓トム
コリン扮する高校生が、作家になる夢を抱いてスタンフォード大学に入ろうとするけど、アホバカばかりの家族や周囲の人々が、アレヤコレヤで邪魔をする...みたいな話。
ママはアル中気味で情緒不安定。兄はニートなヤク中。継父はボケ老人。別居中のパパは金の亡者。ガールフレンドはエコロジー狂。親友たちはサーフィンすることしか頭にないアホ。裕福だけどハチャメチャな生活にウンザリして、何とか脱出しようとするコリンの奮闘が、笑えます。
コリンが頑張れば頑張るほど、周囲のアホどもが足を引っ張る、その繰り返し。いかにもアメリカらしい、おバカでノーテンキな登場人物たちの個性&言動は、こんな奴ら大迷惑!と思いながらも、何だか憎めない。みんな、コリンを愛してるのが、よく分かるから。
ドタバタ大騒動の末、いちばん大切なものに気づくコリン。みんな集まり笑ってハッピーなラストは、まるで吉本新喜劇みたいです。
もうカンベンしてくれ~!な目に遭ってばかりのコリンが可哀想!なんだけど、オロオロしたり唖然となったり凹んだりする姿が、ほんと可愛い。お人よしキャラは、昔のパパと芸風が同じで、微笑ましい。ルックスは似てないけど、声は似てる!やっぱ親子。
超えるには、いくら何でも大物すぎるパパを持って、コリンも大変なことでしょう。頑張れ~!
兄貴役は、人気者ジャック・ブラック。いちばんオイシい役なんだけど、私ダメなんだよなあ彼。苦手。ズルそうな顔&ぶよぶよ肥満体が、不快。
子離れできないママ役、「ホームアローン」シリーズのキャサリン・オハラの珍演も、かなり笑えます。
その他、ジョン・リスゴーやリリー・トムリン、ケビン・クライン、ベン・スティラーなど、カメオ出演者が豪華!これって、トム・ハンクスの人脈&威光?
コリンって、ジャック・ブラックと一緒に「キングコング」にも出てたらしいけど、何の役だったっけ?!
携帯電話で、自分たちの彼氏彼女の画像を見せる、最近の若い子たち。
むかしは好きな人の写真を、ひそかに財布や手帳に、そっとしまってたものだ。写真だと照れ臭いし、何だか暗い感じもするけど、携帯の画像だと、気楽に見せたり見たりできる。
私の職場の若者たちも、当然のように携帯の中に恋人の姿をおさめている。
私は別に興味ないんだけど、まるで占い師の宣託を欲しがるかのように、やたらと彼らは私に見せては、何かコメントを求めてくる。
私も調子にのって(&適当に)、あんたの彼氏は赤西似だね!とか、きみの彼女はチェジウ入ってるね!とか、ほとんど褒め殺しに近いお世辞を吐き散らしてる。
バイトのYくんにも、新しい彼女ができたらしい。
Yくんは、藤原タツヤ似のイケメンだが、モノホンの不思議くん。趣味は宇宙人との交信で、好きな女の子のタイプはドラえもんのしずかちゃん...という、筋金入りである。私の不思議キャラは創りだけど、彼のは天然。
ヤバいなあ。私、Yくん苦手なんだよなあ。と恐れていた矢先に、その時は来た。お昼休みに、Yくんの彼女の話題になったのだ。
Yくん『見たいですか?見せてあげてもええですよ』
私『(見たくない。怖い)う、うん。どんなコじゃろじゃろ?』
ふと、妙な雰囲気に気づく私。
他の子たちの様子が、何か変だ。心なしか、みんな目を伏せて黙然としてる...
いったい、どんな彼女なのか...恐る恐る、私はYくんの差し出した携帯のディスプレイを、のぞき込んだ...そして、思わず息をのんだ!!
続く。
「オレンジカウンティ」
トム・ハンクスの息子コリン・ハンクス主演の、青春コメディ。
私、若かりし頃のトム・ハンクスが大好きだった。「ビッグ」とか「パンチライン」とか、おちゃめな好青年って感じで、超かっこかわいかった。今では別人のような、貫禄のあるエラい人になっちゃたけど...いまや、息子が活躍する時代なんだよなあ。隔世...
コリンは、昔のパパほどイケメンじゃないけど、骨の髄まで善人&かなり頼りない感じが、母性本能をくすぐるタイプかも。男前じゃないけど、可愛いです。
↓コリン ↓トム
コリン扮する高校生が、作家になる夢を抱いてスタンフォード大学に入ろうとするけど、アホバカばかりの家族や周囲の人々が、アレヤコレヤで邪魔をする...みたいな話。
ママはアル中気味で情緒不安定。兄はニートなヤク中。継父はボケ老人。別居中のパパは金の亡者。ガールフレンドはエコロジー狂。親友たちはサーフィンすることしか頭にないアホ。裕福だけどハチャメチャな生活にウンザリして、何とか脱出しようとするコリンの奮闘が、笑えます。
コリンが頑張れば頑張るほど、周囲のアホどもが足を引っ張る、その繰り返し。いかにもアメリカらしい、おバカでノーテンキな登場人物たちの個性&言動は、こんな奴ら大迷惑!と思いながらも、何だか憎めない。みんな、コリンを愛してるのが、よく分かるから。
ドタバタ大騒動の末、いちばん大切なものに気づくコリン。みんな集まり笑ってハッピーなラストは、まるで吉本新喜劇みたいです。
もうカンベンしてくれ~!な目に遭ってばかりのコリンが可哀想!なんだけど、オロオロしたり唖然となったり凹んだりする姿が、ほんと可愛い。お人よしキャラは、昔のパパと芸風が同じで、微笑ましい。ルックスは似てないけど、声は似てる!やっぱ親子。
超えるには、いくら何でも大物すぎるパパを持って、コリンも大変なことでしょう。頑張れ~!
兄貴役は、人気者ジャック・ブラック。いちばんオイシい役なんだけど、私ダメなんだよなあ彼。苦手。ズルそうな顔&ぶよぶよ肥満体が、不快。
子離れできないママ役、「ホームアローン」シリーズのキャサリン・オハラの珍演も、かなり笑えます。
その他、ジョン・リスゴーやリリー・トムリン、ケビン・クライン、ベン・スティラーなど、カメオ出演者が豪華!これって、トム・ハンクスの人脈&威光?
コリンって、ジャック・ブラックと一緒に「キングコング」にも出てたらしいけど、何の役だったっけ?!