まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

bloody dooms

2006-08-24 | 中国・台湾・香港映画
 Toothache kills me...
 歯が痛くて、何にも集中できませ~ん!歯痛も、風邪みたいに誰かに伝染ればいいのに!美味しそうに食事やオヤツを食べている人々が、憎い...ウサ晴らしに、ダミアンの食べていたオヤツに異物混入(スイカの種)をしてしまいました...
 芸能人じゃなくても、歯は命ですね。皆様も、どうぞお大事に~!
 
 「ディバージェンス 運命の交差点」
 アーロン・クォック、イーキン・チェン、ダニエル・ウー。香港映画界のE男3人が競演の、おとこ祭映画だ!
 恋人に失踪された刑事。裏世界と関係があるエリート弁護士。スゴ腕の若い殺し屋。まったく接点のないように見える3人が、やがて恐ろしくも不思議な因縁で結ばれていることが明るみに...
 見慣れたドロ臭い香港ノアールものと違って、わりとスタイリッシュな感じの映画でした。 
 謎めく意味不明なシーンも、重要な伏線になっていたり。3人が繋がってゆくにつれ、どんどん歯車が狂って破滅へ突き進む展開も、スリリングでした。
 主人公の男3人が、それぞれ魅力と演技力を競っていました。
 アーロン・クォック、いつまでも若いなあ。ワイルドな無精ひげ&くたびれた服装だけど、童顔で可愛い。ブラピと似たタイプでしょうか。いなくなった恋人への妄念に憑かれて、自暴自棄な暴走をする、狂気じみた刑事役を熱演していました。
 クールで怪しい弁護士役は、アーロンと「風雲 ストームライダーズ」でも競演していた、イーキン・チェン。静かで優しそうな無害な感じの彼が、こーいう役をすると、意外と怖い。
 ダニエル・ウーの、ちょっと憎めないキャラの殺し屋が、いちばんチャーミングだった。ダニエル、やっぱスゴい男前!華があるよなあ。同じナイスバディ系イケメンでも、地味で素朴な韓流男子と違って、ダニエルは垢抜けてます。
 運動神経抜群なアーロンとダニエル、鮮やかな格闘シーンは見せてくれたけど、どーしたんだ!香港映画界屈指の、“俺の肉体を見よー!!”男な二人なのに、今回は脱いでないじゃないか!ダニエルが、恋人とのシーンでチョコっとだけ。アーロンに至っては、全く脱ぎシーンは皆無。脱いでナンボでしょ!減点!
 男3人が、どこか破綻した人間を、それぞれ違った風味で演じていたのが、面白かったです。
 警察の死体安置所の管理人?役で、毎度おなじみエリック・ツァンおぢさんも登場。チョイ役ですが、やっぱ存在は強烈!死体のそばで、おいしそうにスパゲティ食ってたりしてます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする