大好きな男前が主演のサスペンスドラマを、2本つづけて観ました。
第一弾は、WOWWOWのドラマ「孤独の歌声」。
若い女が犠牲になる連続殺人事件が発生。少女時代、自分のせいで親友が殺されたという罪悪感に苦しむ女刑事・風希は、担当していたコンビニ強盗事件捜査で、ミュージシャン志望の青年・潤平と知り合う。彼との出会いが、風希に連続殺人鬼へと近づく手がかりを与えることに...
原作は、天童荒太の小説。むかし、火曜サスペンス劇場でもドラマ化されてました(風希役は、スケバン刑事こと斉藤由貴。上司役は、確か水谷豊だったような?)。「永遠の仔」など天童荒太の作品らしく、重いトラウマと、人間の解かり合えない孤独&解かり合いたい渇望がテーマのサスペンスです。
最近の民放の2時間ドラマよりは、見ごたえあります。大まかなストーリーや展開は、ほとんど「羊たちの沈黙」ですが。羊のVシネマバージョン、みたいな感じ?
面白いのですが、ちょっと???なところも多々あるんですよねえ。風希が捜査しているコンビニ強盗事件に、連続殺人鬼が居合わせてたり。風希の隣人のキャバクラ嬢が、新たな被害者になったり。おとり捜査する風希に、殺人鬼がすぐに引っかかったり。ちょっと都合が良すぎる偶然?韓流ドラマの切ない運命とは違った、まがまがしい運命の交差?
十字架のようなトラウマ、ヒリヒリするような孤独感や、愛や救いを求めて叫びたいのに声に出せない絶望感や焦燥感などは、あまり描かれてなかったのが残念。本来は暗く重くなるはずの内容を、極力わかりやすいアメリカのサイコ映画っぽくしてしまったのは、まあ気軽に観やすいという点では、成功してるのかも?登場人物よりも、夜の風景や音などが、都会の孤独をよく表していたかも。
ヒロインの風希役は、内山理名。彼女って、私にとっては長い間“なぜ主役ができるの?女優”の筆頭なんですよねえ。このドラマでも、地味やなあとか、清川虹子に似てるかも?とか思ってしまった(ピンクのルージュこってり塗った唇が、いかがなものかと...)。パッと目を惹くものがないんですよねえ。でも、演技は悪くないと思った。最近は、きれいで可愛いけど、とても女優とは認められない連中が多い中、内山理名の演技は及第点と言える部類です。でも、風希はもう少し精神不安定っぽい、危なげな魅力のある女優のほうが向いてる役です。内山理名は生真面目すぎて、壊れそうな女の危うさが皆無だし。斉藤由貴のほうが、壊れた色気があってインパクトがあった。
このドラマを観たのは無論、潤平役の福士誠治に逢いたかったからさ♪
時代劇専門俳優になりつつある福士くんなので、現代劇の彼は新鮮。しかも、髪にメッシュ入れた、服装もキャラもちょっと不良っぽい男の子役なので、武士役とは違う魅力を味わえました。彼って、ほんと端正で古風な男らしいマスク。イマドキの若者風ファッションでも、チャラチャラ感が全然ない。ちょっと大きめの顔は、やっぱ時代劇向きかも。気になったのが、すごいブツブツ汚肌だったこと。まあ、若い男の子だから仕方ないけど、メイクで隠せなかったのかな。
背が高くてスタイルもいい福士くんですが、意外と痩せてるんですね。タンクトップ姿の彼、胸に厚みがなくて、腕が細い。チラっと見えた腋毛に萌え~あと意外だったのが、歌が上手いこと!本人が歌ってるんですよね?ちょっと尾崎豊みたいな声でした。歌手デビューもイケるんじゃない?
あ、そうそう。ちょっとドキっとしたのが、犯人に連れ去られた風希を探しながら、潤平が携帯電話をかけるシーン。『オラ、出ろよ、オラァ』という福士くんの口調が、何かエロかった。セックスの最中の攻め言葉みたいで♪
演技は、まだまだぎこちない福士くんですが、俺って演技うまいだろ?な小ざかしい俳優なんかより、好感と期待を抱けます。成長が楽しみな大器です。仕事を選んで、良い役者に育ってほしい。
連続殺人鬼役の山本太郎が、おいしいところ全部いただき!でした。若い女を拉致監禁して、擬似家族ごっこに興じるサイコな太郎ちゃん。キモい怖い、というより、笑えます。太郎ちゃん本人も、明らかにそれを狙ってます。見た目はチョコボール色のプロレスラーみたいな彼が、子供がえりしちゃってる時の言葉づかいや笑顔、すごく可愛いです。彼が被害者に無理やり観せるホームビデオが、狂ってて笑えます。ママが死んじゃった~!と、壊れたマネキン抱いて身悶えする太郎ちゃんに爆笑。彼のせいで(おかげで?)サイココメディになってしまってます。
そろそろ福士くん、大人の恋愛ものとかにも挑戦して!でもやっぱ彼は、ちょんまげが似合う若手俳優No.1!
第一弾は、WOWWOWのドラマ「孤独の歌声」。
若い女が犠牲になる連続殺人事件が発生。少女時代、自分のせいで親友が殺されたという罪悪感に苦しむ女刑事・風希は、担当していたコンビニ強盗事件捜査で、ミュージシャン志望の青年・潤平と知り合う。彼との出会いが、風希に連続殺人鬼へと近づく手がかりを与えることに...
原作は、天童荒太の小説。むかし、火曜サスペンス劇場でもドラマ化されてました(風希役は、スケバン刑事こと斉藤由貴。上司役は、確か水谷豊だったような?)。「永遠の仔」など天童荒太の作品らしく、重いトラウマと、人間の解かり合えない孤独&解かり合いたい渇望がテーマのサスペンスです。
最近の民放の2時間ドラマよりは、見ごたえあります。大まかなストーリーや展開は、ほとんど「羊たちの沈黙」ですが。羊のVシネマバージョン、みたいな感じ?
面白いのですが、ちょっと???なところも多々あるんですよねえ。風希が捜査しているコンビニ強盗事件に、連続殺人鬼が居合わせてたり。風希の隣人のキャバクラ嬢が、新たな被害者になったり。おとり捜査する風希に、殺人鬼がすぐに引っかかったり。ちょっと都合が良すぎる偶然?韓流ドラマの切ない運命とは違った、まがまがしい運命の交差?
十字架のようなトラウマ、ヒリヒリするような孤独感や、愛や救いを求めて叫びたいのに声に出せない絶望感や焦燥感などは、あまり描かれてなかったのが残念。本来は暗く重くなるはずの内容を、極力わかりやすいアメリカのサイコ映画っぽくしてしまったのは、まあ気軽に観やすいという点では、成功してるのかも?登場人物よりも、夜の風景や音などが、都会の孤独をよく表していたかも。
ヒロインの風希役は、内山理名。彼女って、私にとっては長い間“なぜ主役ができるの?女優”の筆頭なんですよねえ。このドラマでも、地味やなあとか、清川虹子に似てるかも?とか思ってしまった(ピンクのルージュこってり塗った唇が、いかがなものかと...)。パッと目を惹くものがないんですよねえ。でも、演技は悪くないと思った。最近は、きれいで可愛いけど、とても女優とは認められない連中が多い中、内山理名の演技は及第点と言える部類です。でも、風希はもう少し精神不安定っぽい、危なげな魅力のある女優のほうが向いてる役です。内山理名は生真面目すぎて、壊れそうな女の危うさが皆無だし。斉藤由貴のほうが、壊れた色気があってインパクトがあった。
このドラマを観たのは無論、潤平役の福士誠治に逢いたかったからさ♪
時代劇専門俳優になりつつある福士くんなので、現代劇の彼は新鮮。しかも、髪にメッシュ入れた、服装もキャラもちょっと不良っぽい男の子役なので、武士役とは違う魅力を味わえました。彼って、ほんと端正で古風な男らしいマスク。イマドキの若者風ファッションでも、チャラチャラ感が全然ない。ちょっと大きめの顔は、やっぱ時代劇向きかも。気になったのが、すごいブツブツ汚肌だったこと。まあ、若い男の子だから仕方ないけど、メイクで隠せなかったのかな。
背が高くてスタイルもいい福士くんですが、意外と痩せてるんですね。タンクトップ姿の彼、胸に厚みがなくて、腕が細い。チラっと見えた腋毛に萌え~あと意外だったのが、歌が上手いこと!本人が歌ってるんですよね?ちょっと尾崎豊みたいな声でした。歌手デビューもイケるんじゃない?
あ、そうそう。ちょっとドキっとしたのが、犯人に連れ去られた風希を探しながら、潤平が携帯電話をかけるシーン。『オラ、出ろよ、オラァ』という福士くんの口調が、何かエロかった。セックスの最中の攻め言葉みたいで♪
演技は、まだまだぎこちない福士くんですが、俺って演技うまいだろ?な小ざかしい俳優なんかより、好感と期待を抱けます。成長が楽しみな大器です。仕事を選んで、良い役者に育ってほしい。
連続殺人鬼役の山本太郎が、おいしいところ全部いただき!でした。若い女を拉致監禁して、擬似家族ごっこに興じるサイコな太郎ちゃん。キモい怖い、というより、笑えます。太郎ちゃん本人も、明らかにそれを狙ってます。見た目はチョコボール色のプロレスラーみたいな彼が、子供がえりしちゃってる時の言葉づかいや笑顔、すごく可愛いです。彼が被害者に無理やり観せるホームビデオが、狂ってて笑えます。ママが死んじゃった~!と、壊れたマネキン抱いて身悶えする太郎ちゃんに爆笑。彼のせいで(おかげで?)サイココメディになってしまってます。
そろそろ福士くん、大人の恋愛ものとかにも挑戦して!でもやっぱ彼は、ちょんまげが似合う若手俳優No.1!