今日になって知って驚愕しました。日本中を震撼とさせた、あの連続幼女誘拐殺人事件の犯人MTが、ついに死刑を執行されたというニュースに。
ヘタなホラー映画など足元にも及ばない、おそろしい、おぞましい、異常な事件でした。何の罪もない、いたいけな幼い女の子を、あんな方法で殺し弄ぶなんて。女性として幸せな充実した未来も可能性も奪われた女の子たちの無念を思うと、ほんと切ない。そして、遺族の方々の悲しみ怒りを思うと、彼が死刑になったからといって、胸の痛みは消えません。幼い子供が犠牲になる犯罪ほど、赦せないものはありません。
ちょっとショックだったのは、この事件のことを職場のアルバイトの子たちが知らなかったこと。隔世の念を禁じ得ません...
ちなみにMTは、トニー・レオンやトム・クルーズと同い年...
お松の第4回独り邦画男前映画祭③
「フリージア」
近未来、戦時下の日本で施行される仇討ち法。仇討ち執行人のヒロシは、少年時代に関わった秘密兵器実験の後遺症で、感情が麻痺したまま生きている。そんな中、新たに下された指令がヒロシの運命を変えることに...
漫画が原作とか。近未来の仇討ち法とか、軍の秘密実験とか、なかなかユニークな設定なんですが...いかんせん、展開がカッタルすぎる!緩慢で陰気で、寝るなー!寝たら死ぬ!な雪山遭難状態に陥ってしまいました。これならまだ、チープでもドンパチど派手なVシネマのほうが、よっぽど楽しめます。
ヴァイオレンス描写は結構エグくて、銃や包丁などで人がジャンジャカ血まみれで殺戮されるシーンてんこもり。R指定も当然かも。こんなゲームみたいに、簡単に残忍に人が殺される内容は、やっぱ観ていて気持ちのいいものではない。
仇討ち法も、賛同しかねるなあ。そりゃあ私だって、もし自分の愛する人間が、光市母子殺人事件や木下あいりちゃん事件みたいなことになったら、犯人を死刑に処してほしい、それがかなわないなら、自分の手で...と強く願うでしょうけど...この映画のように、敵討ち執行人とか、その対象者を守る警護人とか、ぜんぜん関係ない人間が命を奪ったり奪われたりされたら、ますます救いようがなくなりますよね。
ヒロシ役の玉山鉄二って、ちょっと柏原崇に似た感じがして、わりと好きなんですよね。冷たくて翳りがあるけど、決して薄口じゃないところとか。今回の玉鉄は、せっかくのイケメン顔をメガネと長い前髪で隠し、クールというよりドヨヨ~ンとした暗い役なんですが、やっぱ顔のキレイさとスタイルの良さは顕著です。玉鉄って、確かに暗い役のほうがハマってるけど、それを活かした役や作品にはイマイチ恵まれてないような。フツーの恋愛ものとかドラマはフツーのイケメンがやればいいので、玉鉄には独自の暗い魅力でアっと言わせてくれる演技を期待したいです。
玉鉄の元上司で、敵討ちの対象になる男の役に、西島秀俊。彼も暗い役が似合いますよねえ。「あすなろ白書」とか可愛かった彼も、すっかりオッサンになっちゃったけど、今でもイケてます。
8月放送予定の、緒形拳と共演のNHKドラマ「帽子」が楽しみな玉鉄。ドラマの舞台は、何とmy hometown近く!知ってたらロケ、見に行ってたのになあ。
ヘタなホラー映画など足元にも及ばない、おそろしい、おぞましい、異常な事件でした。何の罪もない、いたいけな幼い女の子を、あんな方法で殺し弄ぶなんて。女性として幸せな充実した未来も可能性も奪われた女の子たちの無念を思うと、ほんと切ない。そして、遺族の方々の悲しみ怒りを思うと、彼が死刑になったからといって、胸の痛みは消えません。幼い子供が犠牲になる犯罪ほど、赦せないものはありません。
ちょっとショックだったのは、この事件のことを職場のアルバイトの子たちが知らなかったこと。隔世の念を禁じ得ません...
ちなみにMTは、トニー・レオンやトム・クルーズと同い年...
お松の第4回独り邦画男前映画祭③
「フリージア」
近未来、戦時下の日本で施行される仇討ち法。仇討ち執行人のヒロシは、少年時代に関わった秘密兵器実験の後遺症で、感情が麻痺したまま生きている。そんな中、新たに下された指令がヒロシの運命を変えることに...
漫画が原作とか。近未来の仇討ち法とか、軍の秘密実験とか、なかなかユニークな設定なんですが...いかんせん、展開がカッタルすぎる!緩慢で陰気で、寝るなー!寝たら死ぬ!な雪山遭難状態に陥ってしまいました。これならまだ、チープでもドンパチど派手なVシネマのほうが、よっぽど楽しめます。
ヴァイオレンス描写は結構エグくて、銃や包丁などで人がジャンジャカ血まみれで殺戮されるシーンてんこもり。R指定も当然かも。こんなゲームみたいに、簡単に残忍に人が殺される内容は、やっぱ観ていて気持ちのいいものではない。
仇討ち法も、賛同しかねるなあ。そりゃあ私だって、もし自分の愛する人間が、光市母子殺人事件や木下あいりちゃん事件みたいなことになったら、犯人を死刑に処してほしい、それがかなわないなら、自分の手で...と強く願うでしょうけど...この映画のように、敵討ち執行人とか、その対象者を守る警護人とか、ぜんぜん関係ない人間が命を奪ったり奪われたりされたら、ますます救いようがなくなりますよね。
ヒロシ役の玉山鉄二って、ちょっと柏原崇に似た感じがして、わりと好きなんですよね。冷たくて翳りがあるけど、決して薄口じゃないところとか。今回の玉鉄は、せっかくのイケメン顔をメガネと長い前髪で隠し、クールというよりドヨヨ~ンとした暗い役なんですが、やっぱ顔のキレイさとスタイルの良さは顕著です。玉鉄って、確かに暗い役のほうがハマってるけど、それを活かした役や作品にはイマイチ恵まれてないような。フツーの恋愛ものとかドラマはフツーのイケメンがやればいいので、玉鉄には独自の暗い魅力でアっと言わせてくれる演技を期待したいです。
玉鉄の元上司で、敵討ちの対象になる男の役に、西島秀俊。彼も暗い役が似合いますよねえ。「あすなろ白書」とか可愛かった彼も、すっかりオッサンになっちゃったけど、今でもイケてます。
8月放送予定の、緒形拳と共演のNHKドラマ「帽子」が楽しみな玉鉄。ドラマの舞台は、何とmy hometown近く!知ってたらロケ、見に行ってたのになあ。