我、再び駆ける。

ADV150・MT-03・4D9マジェスティなどを購入したことから、これらのバイクについて紹介していくブログです。

生野・銀谷まつりに行ってきました。(その1:志村喬記念館と甲住宅)

2016年10月01日 | お出かけ
紹介するのが遅くなりましたが、9/25(日)は家内とジュークで生野・銀谷まつりに行ってきました。前日にグッチさんに「ご一緒しませんか」とモールスしたのですが、返信は無く・・・さてグッチさんは登場するでしょうか。^^
それはともかく自宅を8時半頃に出発して、第二神明~加古川・姫路BP~播但道で生野を目指します。

生野の手前の播但道・市川SAで一休みです。



市川SAには往年の名車が一杯停まっていました。先ずはHONDA・S800です。






さらにTOYOTA・S800。(ヨタハチですね)






写真を撮りながらお聞きすると、銀谷まつりでの展示のため生野に向かわれるそうです。クォ~ンという乾いたHONDA・DOHCサウンドを響かせ、S800は出発して行きました。^^

さて生野に到着ですが、メイン会場よりも遠く離れた駐車場に誘導されました。そんなところで、先ずは志村喬記念館と甲住宅からの見学です。



イベントの一環で、輪投げが行われていました。賞品は怪獣のソフビのようです。



この松の木のあたりの甲住宅で、志村喬さんは生まれました。志村喬さんについては後述します。



甲住宅とは、かっての生野銀山で働いていた鉱山夫の社宅です。以前にマジェで行った時にも紹介しましたが、あらためてどうぞ。一見、少し古そうな住宅ですが、



この炊事場とお風呂を見れば、戦前であることがお分かりでしょう。






続いて、もう一つの甲住宅へ、



冷蔵庫にステレオにテレビ・・・戦後の昭和30年代のようです。






この丸いドラム缶のようなものは洗濯機でしょう。^^



洗面所も、現在の生活に通じるところがあります。



当時の皆さんの写真・・・何か活き活きされているというか、未来に進んでいる笑顔です。



最後に志村喬記念館です。



代表作である「七人の侍」がお出迎えです。この「七人の侍」ですが、映画の面白さが全て収まった作品です。スピルバーグが映画作りで悩んだ時、この「七人の侍」を観たと言われます。



こんな感じで、志村喬さんは少年期を生野で過したようです。



志村喬さんといえば黒澤明監督。画像の4作品は全て観ました。黒澤作品といえば何か難しいイメージがありますが、そんなことはありません。どの作品も素晴らしい娯楽作品です。



この2作品ももちろん観ました。蜘蛛巣城はホラー映画のような怖い作品でした。



黒澤作品で一番好きなのは「生きる」です。志村喬さんの隣でブランコに乗るのは、チャコちゃん(TVでのチャコちゃんシリーズ)のお母さんです。



「生きる」で志村喬さんが雪の中でブランコに乗るシーンは、日本映画の中で一番美しい場面と言えるでしょう。でも、こんな感じで雪を付けていたんですね。^^



志村喬さんと黒澤映画を満喫した後、次に到着したのは「生野クラブ」です。



生野クラブとは、こんな施設でした。



中に入ると、昭和の応接間です。



ここが有栖川宮熾仁親王が宿泊した部屋です。ガイドさんが内部について説明されています。



私が目を引いたのは、Rの付いた床の間の天袋。



す~と滑るように開きました。木製建具ですので湿度で歪んでいるかと思いきや、あまりに軽く開いたので驚きました。



この後、やっとこさメイン会場へ・・・そしてグッチさんと総理のご夫婦が登場です^^。グッチさん家と廻ったメイン会場は、次回に紹介します。
コメント (5)
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