日頃は母の夕暮れ病との戦いがあり、品数も貧相なメニューを強いられている私なのですが、やはり家庭料理研究家という肩書きのせいで、年末年始は頑張ってしまうのです。
今回は、どこかのお店におせち料理を注文するのをうっかり忘れていましたので、結局自分で作るはめになりました。黒豆の煮豆、煮物、生酢に始まり、あれこれ作りました。
せっかくだから、高齢になった親戚にも作ってあげたくなり、夕方には、おせち料理を届けられるように頑張ろうとしましたら、しんどくなりました。何故ならば、料理だけでなく、実家の掃除や、墓参り、その他の用事も済まさないといけないからです。それでもどうにか、親戚には料理を届けられました。夕飯が終わって、あともう一踏ん張りのところまで来て、充電切れ、少し仮眠をとりました。
疲れすぎて、朦朧となった私は、知らないうちに子供達に聞いていました。
私が家庭料理研究家ではなくて、小説家になったら、おせち料理を作ることから解放されるのだろうか?
そうだよ、小説家だったら、こんなに頑張らなくてもいいかもね。
という答えが返ってきました。
それなら、1日も早く小説家になった方が良いのかな?と思いましたが、明け方また、復帰でき、どうにか作り終えました。
朝、家族が嬉しそうに食べてくれるのを見ていましたら、
頑張ってよかったと思いました。料理研究家だから縛られていたたのではなく、家族が喜ぶ顔が見たいから今まで頑張って来たのだということに気がつきました。
おせちのメニューは次のブログでご紹介いたします。