労働者守る政治に変えたい
吉良参院議員が語る
テレビ番組出演
日本共産党の吉良よし子参院議員は11日のテレビ番組「週刊BS―TBS報道部」に出演し、参院選で躍進し、「自共対決」で注目を集める日本共産党について語りました。
番組は、インターネット活用の取り組みや「ニコニコ超会議」の会場(千葉市・幕張メッセ)に自民党と共産党がオリジナルの街宣車を持ち込んだ映像を織り交ぜて、「自共対決」に焦点をあてました。
若者向けの政策をアピールする共産党の姿を取り上げ、吉良氏を「日本共産党のアイドル」として紹介しました。吉良氏は、低賃金・長時間労働で若者 を使い捨てにする「ブラック企業」について語り、党議席増を受けて国会に「ブラック企業規制法案」を提出したことを紹介。固定残業代制の是正など、論戦で 政治を動かしていることにふれ、「派遣を増やすとか、残業代ゼロという流れを食い止めていく」と語りました。
経済評論家の生井俊重氏が「解雇の自由はやっていかないと労働が流動化しない」と述べると、吉良氏は「労働者を守るという視点がいまの日本にあまりにも欠けている。政治の姿勢を変えていくことが求められている」と主張しました。
司会者の「野党に存在感がなさすぎる」という問いかけに、改憲反対や原発ゼロなど国民の声を聞かずに暴走する安倍自公政権と対決する共産党の立場を説明。「まだ力不足なのは確か。若い世代も含めて大きな力をつけていきたい」と語りました。