大橋みつるの平和ト-ク・・世直しご一緒に!

世界の変化を見ながら世直し提言
朝鮮・韓国・中国・ロシアとの友好促進
日本語版新聞紹介

地震などの自然災害による停電エリアでも、人工月を使い人々の恐怖感を払拭し、救助用の光として利用し、スムーズな避難を展開ことができる」

2018-10-18 | 中国をしらなければ世界はわからない

中国が「人工月」の打ち上げを予定、

明るさは月光の8倍

人民網日本語版 2018年10月18日13:12
 

夜空を見上げると、肉眼で目にできる最も明るい天体は月だ。しかし人工衛星の地球から500キロ以内離れた軌跡も、肉眼で見ることができる。これには宇宙実験室「天宮2号」、国際宇宙ステーションなどが含まれる。これらは日光を反射することで星のように見える。そのため一部の科学者は、この現象を利用し太陽光を地球に反射し、人類の照明にする構想を打ち出している。科技日報が伝えた。

科技日報の記者がこのほど、四川成都天府システム科学研究会から得た情報によると、同研究会が参加する「人工月」構想は、2022年に初歩的に実現される見通しだ。

天府新区システム科学研究会の武春風主任によると、中国の「人工月」は正確に言うならば、大型宇宙反射鏡を搭載した人工宇宙照明衛星で、その光の強度は最大で月の8倍になる見通しだ。関連研究計画によると、「人工月」は2020年に打ち上げから軌道に入り、展開起動し、照明と調整といった一連の検証を終え、その後3基が2022年に中国3大衛星発射センターのうちの1つから打ち上げられる。武春風主任は、「この3枚の巨大な反射鏡は360度の軌道平面を等分する。3個の月が交代で、同一地域に24時間連続で照射する。反射された太陽光は、地表の3600−6400平方キロメートルの範囲をカバーできる」としている。

ネットユーザーからは生物の休息などに影響が生じると懸念されているが、武氏は、「人工月の光の強度と照明の時間はいずれも調整可能で、照明の精度も数十メートル内にできる。人工月は月光の8倍明るいというが、大気運動などの要素の影響を考えると、照射エリアの実際の光の強度は夏の夕方に相当する。人が感じる「人工月」の光は、街灯の5分の1ほどの強さだ。しかも照射する場所と光の強さを調整可能で、生物時計が乱れることを心配する必要はない」としている。「人工月」の稼働中は人々が思い描くような丸い月ではなく、ひと際明るい星が見えるというイメージだという。

「人工月」は特に民間分野で十分に太陽光を活用し、夜間の街灯・照明と相互補完を形成し、大量のインフラ電力消費を節約することができる。また日照時間の短い冬季に、「人工月」は照明を提供し、夜明けを早め日没を遅くする効果を発揮する。武氏は、「成都市の50平方キロメートルのエリアを照射するならば、毎年の電気料金を約12億元(1元は約16.2円)節約できる。地震などの自然災害による停電エリアでも、人工月を使い人々の恐怖感を払拭し、救助用の光として利用し、スムーズな避難を展開ことができる」と話した。(編集YF)

「人民網日本語版」2018年10月18日

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計59人が参加した科学観測隊は8月24日に三亜市を出発し、54日間に渡り航海した。

2018-10-18 | 中国をしらなければ世界はわからない

第3回1万メートル級深淵科学観測による

多くの成果が発表

人民網日本語版 2018年10月17日14:05
 

マリアナ海溝の海域で中国科学院戦略的B類先導特別プロジェクト「海斗深淵先端科学技術問題の研究及び難関突破」などの任務を遂行する海斗深淵科学観測試験チームは16日、科学観測船「探索1号」に乗船し、海南省三亜市に帰還した。今回の科学観測では、深海装備品の海上試験と科学観測作業の任務を終え、多くの成果を手にした。科技日報が伝えた。

計59人が参加した科学観測隊は8月24日に三亜市を出発し、54日間に渡り航海した。深海装備品・技術や地球物理、海洋地質・地球化学、海洋生物、物理海洋などをめぐり、マリアナ海溝で87ヶ所・504キロの測深・測線作業を行った。

情報によると、今回の科学観測には多くの新たな進展があり、うち世界的に見ても初の例が多々あった。初めて水深7000メートルでミノカサゴを3匹、水深9000メートルでヌカエビを2匹捕まえ、全過程低温保存した。水深7012メートルで初めてBassozetus taenia属の魚類を発見した。これは同属の生存が確認されている最大水深となる。初めて1度の潜水で水中微生物の全水深・垂直層別採集と固定サンプル採集に成功し、最大水深が1万890メートルに達した。

またマリアナ海溝で、中国が自主開発した深海装備品が活躍した。7000メートル級深海グライダー「海翼」2台がそれぞれ46日間連続で作業し、最大潜水深度が7076メートルに達した。これにより世界で潜水深度が7000メートルを超えた回数が最も多く、長時間安定的かつ持続的に作業できる唯一の深淵級グライダーとなっている。海斗自主制御水中ロボットは、全水深・近海底の機動的な作業能力を形成し、中国初の1万メートル級高画質動画生中継を実現した。リアルタイム制御及びオンライン計画により、水深1万905メートルに達した。(編集YF)

「人民網日本語版」2018年10月17日

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「南北関係が若干先んじてこそ韓国がテコになり  朝米間の膠着を突き抜けられる」 

2018-10-18 | 米朝対話

駐米韓国大使

「南北関係と非核化とが常にまったく同じ速度で進むことは困難」

登録:2018-10-17 23:45 修正:2018-10-18 07:07

チョ・ユンジェ駐米韓国大使が16日、ワシントンで開かれたソウル-ワシントン フォーラムで基調演説をしている=駐米大使館提供//ハンギョレ新聞社

 チョ・ユンジェ駐米韓国大使は16日(現地時間)、「南北関係と非核化の過程が常に同じ速度で進むことはありえない」と話した。「韓国は北朝鮮の非核化より北朝鮮との関係改善に先走っている」という米国の憂慮に対して、政府の立場を明らかにした。

 チョ大使はこの日、ワシントンで世宗(セジョン)研究所と米外交協会(CFR)が共同主催したソウル-ワシントン フォーラムの基調演説で「南北関係の進展は、国際制裁の忠実な履行を含む非核化の過程と共に進行されなければならないというのが韓国政府の立場」と前提にした。チョ大使は、とはいえ南北関係と非核化が同じ速度で常に進むばかりではないとし、「一方のモメンタムが他方のプロセスを牽引し好循環を作ることができる」と話した。

 彼は「南北関係が朝米対話より若干先に動く時、韓国がテコになり促進者の役割を果し、朝米間の膠着を突き抜けることができる」として、2回の南北首脳会談を例にあげた。チョ大使は「4月の南北首脳会談は、初の朝米首脳会談の踏み石を置き、9月の平壌南北首脳会談は朝米対話に活気を吹き込んだ」として「南北関係のトラックと非核化のトラックは、相互に追求しながら私たちを前に進み続けさせるだろう」と話した。それと共に「同時に、南北協力は国際制裁の枠組みの中で推進されるだろう」と強調した。

 こうした言及は、南北首脳の4・27板門店宣言と9月平壌共同宣言の履行のための南北の措置に対して、米国政府と専門家グループから「南北がスピードを上げすぎている」として、苦々しく見ていることに対する反論だ。米国政府は、開城(ケソン)南北共同連絡事務所の開所(9月14日)を控えても「南北関係と非核化は共に進まなければならない」として牽制し、南北が11月末~12月初めに東・西海線の鉄道・道路連結着工式を開く事を15日に合意したことに対しても、同様な立場を繰り返し制裁の遵守を強調した。

 チョ大使はまた、北朝鮮の非核化意志に対する米国内の疑問と関連して、「南北米の3人の指導者が直接会って、非核化という共同目標を再確認し、北朝鮮が平壌共同宣言を通じて豊渓里(プンゲリ)の査察許容および寧辺(ニョンビョン)核施設の永久的解体の意志を表明したことは前例のない進展の機会を与える重大な措置」と話した。続けて「北朝鮮の非核化意志を試し確認し続けていくことも重要だが、北朝鮮の追加的重要措置を誘導し金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長本人が自ら約束したことを実現させるよう努力することが最善のアプローチ」と話した。また、終戦宣言に対する憂慮に対しても「法的拘束力のない政治的宣言だとして、停戦協定体制や韓米同盟、在韓米軍には影響が及ばない。金委員長も確実な理解を表明した」と説明した。

 この日のフォーラムには、韓国側から世宗研究所のパク・チョンチョン理事長とぺク・ハクスン所長、キム・ジュンヒョン韓東大教授、イ・グン・ソウル大教授、ウィ・ソンナク元韓半島平和交渉本部長、チョ・ユンジェ駐米大使などが参加し、米国側からはスコット・スナイダー外交協会韓国プログラムディレクター、ロバート・ガルーチ・ジョージタウン大教授、エバンズ・リビア元国務省東アジア太平洋首席副次官補、キャスリン・スチーブンス韓米経済研究所(KEI)所長、デービッド・マクスウェル米民主主義守護財団研究員などが参加した。

 この日、ニューヨークの駐国連韓国代表部では、国会外交統一委員会の国政監査が開かれた。この席で、チョ・テヨル国連駐在大使は、南北の鉄道・道路連結事業が安保理の対北朝鮮制裁に違反するかとのチョン・ビョングク正しい未来党議員の質問に「判断の主体は国連安全保障理事会傘下の対北制裁委」としながらも「本格的に進行されれば違反の素地の要素があるだろう。今は着工するということであり、するということとは違う。プロセスが始まったまで」と話した。彼はまた、チョン・ジョンベ民主平和党議員が「国連安保理や米国の対北朝鮮制裁に反することなく、南北の鉄道・道路連結事業と南北経済協力事業ができるのか」と尋ねると、「不可能だ」と答えた。彼は、鉄道・道路連結事業が制裁に抵触しないよう事前に措置をしなければならないというソン・ヨンギル共に民主党議員の質問に「米国と緊密に協議している」と答えた。

 米国はこの日も「対北朝鮮制裁維持」を強調した。スチーブン・ビーガン国務省対北朝鮮政策特別代表はこの日、ロシアのモスクワで外務省のイーゴリ・モルグロフ、セルゲイ・リャブコフ両次官と会い、北朝鮮の最終的で完全に検証された非核化(FFVD)を達成するための努力について議論したと国務省が明らかにした。

 国務省は「ビーガン特別代表は、非核化プロセスが可能な限り早く進行されるようにし、また北朝鮮により明るい未来を提供する措置が可能なように、完全に調整された疎通を持続する必要がある、とカウンターパートに強調した」と明らかにした。国務省はまた、米国は非核化進展のために強力で持続的な国連対北朝鮮制裁履行についてロシアをはじめとする当事国と協力することに集中していると明らかにした。

ワシントン/ファン・ジュンボム特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
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