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朝米実務交渉団を構成し、北朝鮮の非核化プロセスと朝米首脳会談の日程などを協議することにしたと述べた。

2018-10-08 | 米朝対話

金委員長「いい未来を約束」…朝米首脳会談の早期開催に合意

登録:2018-10-08 05:38 修正:2018-10-08 07:43

訪朝したポンペオ長官、金委員長との面会後 
「かなり生産的な対話」と肯定的に評価 
非核化-終戦宣言の具体的な合意に注目集まる 
訪朝直後に来韓し文統領に結果を説明

マイク・ポンペオ米国務長官が7日、4度目の訪朝で北朝鮮の金正恩国務委員長と面会した。ポンペオ長官は7月初旬の3度目の訪朝の際には金委員長に会えなかった。それ以降、朝米の間で2カ月にわたる膠着状態が続いた=マイク・ポンペオ長官のツイッターよりキャプチャー//ハンギョレ新聞社

 マイク、ポンペオ米国務長官が7日、2回目の朝米首脳会談をなるべく早期に開催することで、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長と意見を共にしたと明らかにした。また、朝米実務交渉団を構成し、北朝鮮の非核化プロセスと朝米首脳会談の日程などを協議することにしたと述べた。北朝鮮の非核化と終戦宣言などの核心議題をめぐり、具体的な合意に至ったものと見られる。

 同日午前、平壌(ピョンヤン)で北朝鮮の金正恩国務委員長に会ってから訪韓したポンペオ長官は、大統領府で文在寅(ムン・ジェイン)大統領に面談結果を説明しこのように述べたと、ユン・ヨンチャン大統領府国民疎通秘書官が伝えた。ポンペオ長官は「朝米双方は2回目の首脳会談の具体的な時期と場所を決めるための協議を引き続き進めていくことにした」と説明した。特に「北朝鮮が取るべき非核化措置と米国政府の立ち合いの問題などに関する協議があり、米国がとる相応措置についても話し合った」と明らかにしたと、大統領府は伝えた。ただし、大統領府は2回目の朝米首脳会談が、米国中間選挙(11月6日)以前に行われるかどうかや実務交渉団の構成内容、非核化関連の米政府の立ち合いの計画は何かなどについては「分からない」、「これ以上は言及できない」と、発言を控えた。

 文大統領はポンペオ長官の説明を聞いて「2回目の朝米首脳会談が開かれ、大きな成功を収めることを願っている。その過程で私たちにできるあらゆる努力を傾ける」という意向を伝えたと、大統領府は説明した。これに先立ち、ポンペオ長官は文大統領との面会で、「今日の北朝鮮訪問はかなり良かった。(訪問で)生産的な対話を交わした」とし、「今日また一歩踏み出したと言えそうだ」と述べた。文大統領とポンペオの面会は夕方6時56分から7時34分まで38分にわたって行なわれた。

 ポンペオ長官は訪朝を終えた午後5時20分、自分のツイッターに、金委員長と並んで歩いている写真を公開し、「平壌で金委員長に会う良い旅をした。我々はシンガポール首脳会談の合意と関連し、引き続き進展を遂げていくだろう」と書き込んだ。金正恩委員長も、会談に満足した反応を示したという。ワシントンポスト紙など海外メディアは同日、金委員長がポンペオ長官と約2時間にわたって協議し、その後、90分間昼食を共にした事実を伝え、「金委員長は昼食の時『今日は両国の良い未来を約束する非常に素晴らしい日だ』と述べた」と報じた。

 朝米首脳会談の早期開催の合意および朝米双方の肯定的な評価から、北朝鮮の非核化と終戦宣言の交換や朝米平和協定の締結などの核心議題で、朝米が意見の隔たりをかなり埋めたものと推測される。朝米首脳会談→南北米終戦宣言→金委員長のソウル答礼訪問という文大統領の「平和構想」にも弾みがつくものと見られる。

ソン・ヨンチョル記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)
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