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場所は明示しなかったものの、自身の5回目の訪朝ではなく、北側の交渉相手が米国に来て会談をすることを望むという意味だ。

2018-10-22 | 米朝対話

ポンペオ長官「10日以内に朝米高官級会談」…

金与正、今度は米国へ行くか?

ポンペオ米国務長官「10日以内」の朝米高官級会談を予告 
「ここで開かれるだろう」米国で会談の見込み 
今月初め、ポンペオ長官が4回目の訪朝で 
金正恩委員長に面会し金与正が同席 
「金与正特使+金英哲らが同行」する形式になる可能性

 
今月7日、マイク・ポンペオ国務長官が4回目の北朝鮮訪問で金正恩北朝鮮国務委員長と会った際、金与正副部長が同席している=トランプ大統領がツイッターにあげた写真//ハンギョレ新聞社

 マイク・ポンペオ米国務長官が19日(現地時間)に「10日以内に」と期限を明示した朝米追加高官級会談が実現するならば、北朝鮮側の交渉相手は誰だろうか。ポンペオ長官はメキシコシティで「ボイス・オブ・アメリカ」(VOA)とのインタビューで「“ここ”(here)で北側の交渉相手と高官級会談ができることを強く期待する」と明らかにした。場所は明示しなかったものの、自身の5回目の訪朝ではなく、北側の交渉相手が米国に来て会談をすることを望むという意味だ。

 ポンペオ長官の北朝鮮との交渉経過に照らして見れば、、最初に思い浮かぶ人物は金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党中央委副委員長だ。金副委員長は、金正恩国務委員長の特使として訪米し、6月1日にホワイトハウスを訪問しドナルド・トランプ大統領に金委員長の親書を伝えた。併せてポンペオ長官の1~3回目の訪朝(3月31~4月1日、5月8~9日、7月6~7日)時の交渉相手であった。

 だが、今度は前例と違う可能性がある。今月7日のポンペオ長官の4回目の訪問時には、金正恩委員長が直接相手をした。しかも金委員長のポンペオ長官面会の倍席者は、金英哲副委員長ではなく金与正(キム・ヨジョン)労働党中央委第1副部長だった。金副委員長は昼食の席にのみ参席した。

 ポンペオ長官の期待通りに米国で朝米高官級会談が開かれるならば、今度は金与正副部長が訪米する可能性があるという観測が出ている。ただし、その場合にも「金与正副部長が一人では行かない可能性がある」と外交安保分野の高位要人が指摘した。金与正副部長が金正恩委員長の親書を伝える特使として行っても、現在の状況でポンペオ長官と1対1の協議に入ることは負担が大きいので「金与正特使+同行人」方式になりうるという話だ。この時の「同行人」は、リ・ヨンホ外相よりは金英哲副委員長である可能性が相対的に高い。リ・ヨンホ外相は、国連総会を契機に9月26日にポンペオ長官に会ったが“交渉”はしなかったし、ポンペオ長官の1~4回目の訪問時にも交渉の相手ではなかったためだ。

イ・ジェフン先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
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勝因の一つとして特筆すべきなのは、城間氏が米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設に対し、明確に反対を表明して選挙戦に臨んだことだ。

2018-10-22 | 沖縄に米軍基地はいらない

<社説>城間那覇市長再選 笑顔が輝く県都を築いて

 任期満了に伴う那覇市長選挙は、現職の城間幹子氏(67)が自民党などの推薦を受けた翁長政俊氏(69)を大差で下して再選を果たした。32万余の市民のリーダーとして、公約に掲げた「笑顔かがやく那覇づくり」に邁進(まいしん)してほしい。

 城間市政の4年間を振り返ると、特に大きな失点はなかったと言えよう。認可保育園を増やして待機児童数を7割削減したこと、県内で初めてパートナーシップ登録制度を導入したことなど、評価すべき点は少なくない。
 勝因の一つとして特筆すべきなのは、城間氏が米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設に対し、明確に反対を表明して選挙戦に臨んだことだ。
 米軍基地の過重な負担は沖縄県民全体に関わる重要課題である。県都の首長には、基地問題と真正面から向き合い、行動する姿勢が求められる。「われ関せず」と傍観することは許されない。
 城間氏は「県経済の自立の阻害要因でしかない新たな米軍基地の建設に反対する」と明快に主張した。
 これに対し、翁長氏は「(県と国とで予想される)裁判闘争の行方をしっかりと注視していきたい」と述べるにとどまり、賛否を明らかにしなかった。支持が広がらなかった一因であろう。
 先の知事選の那覇市での得票を見ても、新基地建設反対を掲げた玉城デニー氏が対立候補に大差をつけている。玉城知事を支えた枠組みは、市長選でもそのまま機能した。
 有権者は1期4年の城間市政を評価し信任した。一方で、「玉城知事と力を合わせて、平和で誇りある豊かな那覇・沖縄をつくる」という訴えが多くの市民の共感を集めたことも確かであろう。
 健康増進、福祉向上、子育て支援、雇用拡大、観光振興…。県都・那覇市には課題が山積している。より良い市政を目指す上で必要なのは対話だ。市長と市民が意見交換する機会をできるだけ増やしてはどうか。
 例えば、那覇市の久茂地小学校跡地に建設する新文化芸術発信拠点施設(新市民会館)を巡っては、開館後、周辺で交通渋滞を来すのではないかと懸念する声があった。
 市民の疑問や不安に真剣に耳を傾け、解決策を追求する姿勢を忘れてはならない。
 城間氏は、医療費窓口無料化の中学3年生までの拡大、子どもの貧困対策の拡充・長期的継続、アーケード再整備支援と中心商店街の活性化、LRT(次世代型路面電車)の導入検討、新基地反対などを重点公約に掲げた。これらの実現に向けて全力を挙げてもらいたい。
 当選した城間氏は「継続というありがたい判断を頂いた。玉城知事にとっても力強い後押しになると思う」と述べた。この思いをいつまでも大切にし、住んでいて良かったと誰もが思える県都を築いてほしい。

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