大橋みつるの平和ト-ク・・世直しご一緒に!

世界の変化を見ながら世直し提言
朝鮮・韓国・中国・ロシアとの友好促進
日本語版新聞紹介

貸費学生は理系の大学生・大学院生を対象に月5万4000円を防衛省が貸与し、卒業後に一定期間、自衛官として勤務すれば返還を免除する制度です。

2023-07-13 | アメリカの、親衛隊=自衛隊

2023年7月13日(木)

“経済的徴兵制”強化へ

自衛官確保で有識者報告書

 自衛官らの人材確保策を検討してきた「人的基盤の強化に関する有識者検討会」は12日、小野田紀美防衛政務官に報告書を提出しました。自衛隊入隊を前提にした奨学金制度である「貸費学生制度」の対象者拡大を盛り込みました。高学費に苦しむ学生を狙い撃ちにした“経済的徴兵制”といえるものです。

 貸費学生は理系の大学生・大学院生を対象に月5万4000円を防衛省が貸与し、卒業後に一定期間、自衛官として勤務すれば返還を免除する制度です。

 報告書は大学生の約半数が奨学金を利用している実態を挙げ、「そのような中、奨学金と類似した制度である賃費学生制度は、募集強化の大きな武器となる」と言及。制度趣旨が分かりやすい名称への変更を含む制度の認知向上や、対象者拡大を求めました。

 また、自衛官の給与見直しについて「平時も有事もしっかりと処遇されることで初めて任務にまい進できる」とし、有事を想定した処遇のあり方を検討すべきだと指摘。南西諸島への自衛隊増強に伴い南西諸島で勤務する自衛官が増加したことを受け、「へき地や離島等の勤務環境の特殊性を踏まえた処遇を検討すべきだ」としました。

 自衛隊で深刻な問題となっているハラスメントについて「一切許容しない組織環境」が不可欠だと言及。短髪や黒髪を原則とする頭髪ルールを「もはや合理性に乏しいものは変更・廃止すべきだ」としました。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 、ALPSで処理した汚染水の70... | トップ | 米国「ニューヨーク・タイム... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

アメリカの、親衛隊=自衛隊」カテゴリの最新記事