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日本語版新聞紹介

「事実を明らかにすることは、恨みを深化させることではない。許しと和解で解決していく契機に」

2023-08-10 | 日本韓国の国民の連帯

しんぶん赤旗 きょうの潮流

 炎天下のソウルで1人デモが行われています。1923年9月1日の関東大震災時に起きた朝鮮人や中国人、社会主義者らの虐殺から1世紀。韓国でも真相究明を求める声が高まっています

▼デモを主宰するのは市民の会「独立」。8月の1カ月間、メンバーが交代でプラカードを手に街頭に立ち、日韓政府に虐殺の実相を明らかにするよう求めています。李萬烈(イマンヨル)理事長は「事実を明らかにすることは、恨みを深化させることではない。許しと和解で解決していく契機に」と呼びかけました

▼「独立」のメンバーは7月に来日し、虐殺の事実を記憶し続ける日本の市民と交流しました。荒川沿いで起きた虐殺の実態を掘り起こしてきた団体「ほうせんか」、74年から追悼式典を続けてきた日朝協会の人たちです

「100周年は終わりではなく、たたかいの始まりだ」

と語る宮川氏の言葉を、参加者は深く胸に刻みました

▼墨田区の横網町公園にある追悼碑の前では、日朝協会東京都連の宮川泰彦会長が、都知事が追悼文の送付を拒否している問題を紹介。「100周年は終わりではなく、たたかいの始まりだ」と語る宮川氏の言葉を、参加者は深く胸に刻みました

▼「独立」は帰国後、SNSにこうつづりました。「記憶を伝承したのは、在日朝鮮人と良心的な日本市民の連帯だった」「共感と連帯を通じ、平和をつくることに参加する」

▼日本では8月から9月にかけ、追悼式や国会前のキャンドル集会などが計画されています。テーマは「歴史に向き合い、国家の責任を問い、再発を許さない共生社会への第一歩を!」。日韓の市民が共に歩む節目の年に。


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