大橋みつるの平和ト-ク・・世直しご一緒に!

世界の変化を見ながら世直し提言
朝鮮・韓国・中国・ロシアとの友好促進
日本語版新聞紹介

CDCがいまだに「国家安全保障」を理由に言葉を濁し、基地閉鎖の原因を公表しようとしないのはなぜか?その背後には、人には言えないどんな秘密があるのか?

2021-08-04 | コロナから命を守るために

この9つの質問に米国は回答できるのか?

人民網日本語版 2021年07月28日09:24
 

(1)フォート・デトリック閉鎖の原因は何か?

2019年7月、米疾病予防管理センター(CDC)は米軍のBSL-4施設「フォート・デトリック」を緊急閉鎖し、「高病原性病原体の研究活動」を一時停止するよう命じた。これとほぼ同時期に、フォート・デトリックから車で1時間の距離にある退職者向けコミュニティで原因不明の呼吸器系疾患が発生し、全米の複数の州で新型コロナウイルス感染症と極めて似た「電子タバコ肺炎」の症例が数千件報告された。フォート・デトリックは原因不明の疾患や「電子タバコ肺炎」と一体どう関係しているのか?CDCがいまだに「国家安全保障」を理由に言葉を濁し、基地閉鎖の原因を公表しようとしないのはなぜか?その背後には、人には言えないどんな秘密があるのか?

フォート・デトリック(米メディアより)

(2)米国は世界200ヶ所余りの生物学研究所で一体何をしていたのか?

現時点で、米国はウクライナやアフガニスタンなど25ヶ国・地域に200ヶ所余りの軍事生物学研究所を設置している。USAトゥデイの調査により、2003年以降、研究所関連で「致死性微生物との偶発的接触事故」が累計数百件起き、直接的接触者の致死性ウイルスへの感染、コミュニティでの感染症拡大という結果がもたらされたことが明らかになった。また2020年には、同国内で米軍の生物学研究所が15ヶ所設置された後、様々な感染症が発生したことをウクライナの議員が声明で明らかにした。ハーバード公衆衛生大学院の疫学専門家は、「米国の生物学研究所10ヶ所で関連実験を10年間行った場合、研究所のスタッフは20%の確率でウイルスに感染するうえ、他人にも感染させる」と指摘した。これら米国の海外200ヶ所余りの生物学研究所は一体何をしていたのか?なぜ国際的調査を受け入れようとしないのか?米国は生物兵器禁止条約(BWC)に基づく調査メカニズムの設置を阻止した唯一の国だが、一体何を心配しているのか?

防護服を着て作業する米軍生物学研究所の研究者(AP通信より)

(3)パンデミック演習が現実と非常に一致するのは偶然か、               それとも「シナリオ」があったのか?

2019年1~8月、米保健福祉省(HHS)はパンデミック演習「Crimson Contagion」を実施した。演習は「中国で発生した呼吸器系ウイルスが世界各地に広まり」、最終的に「米国人1億1000万人が感染し、58万人が死亡」との想定で行われた。2019年10月、米国の複数の機関がパンデミック演習「Event 201」を実施。「新型の人獣共通感染症コロナウイルス」のパンデミックをシミュレートした。このウイルスはSARSと非常に似たウイルスだが、感染力が強く、有効なワクチンを開発してようやく制御が可能となるという設定だった。米国の演習設定がこれほど現実と符合するのは、偶然の一致なのか、それとも最初から「シナリオ」があったのか?

(4)全米の「インフルエンザ患者」のうち、                                        どれほどが新型コロナに感染していたのか?

CDCの研究者が2019年12月13日から2020年1月17日までに採集した全米9州7000例の血液サンプルを検査した結果、うち106例に新型コロナウイルスの抗体が確認された。また、米国立衛生研究所(NIH)が2020年初めに全米各地で採集した2万4000例の血液サンプルのうち、少なくとも9例から新型コロナウイルスの抗体が検出された。これは、すでに2019年12月には新型コロナウイルスの感染が米本土でゆっくりと広がっていたことを証明している。CDCのロバート・レッドフィールド前所長は、2019年9月に始まった米国のインフルエンザ・シーズンの死者の一部が、実際には新型コロナウイルスに感染していたことを公に認めている。新型コロナウイルスが米国に出現したのは、一体いつなのか?どれほどの新型コロナウイルス感染者が「インフルエンザ患者」と診断されたのか?

すでに2019年12月には米本土で新型コロナウイルスの感染がゆっくりと広がっていたことを研究は示している。(NIHより)

(5)2019年11月に病院で受診したと米メディアが報道する武漢ウイルス研究所スタッフの氏名は?

ウォール・ストリート・ジャーナルは5月23日、「情報機関の報告」を引用する形で、2019年11月に武漢ウイルス研究所の研究員3人が体調不良のため病院で受診したと報じた。その症状は「新型コロナウイルス感染症と一致」し、新型コロナウイルスが「研究所から流出した」ことがさらに実証されたとした。だが中国側が受診者の氏名を公表するよう提案すると、米側は回答を繰り返し拒絶した。米側は「信頼できる」情報と公言していたのに、なぜいまだに3人の氏名を公表しないのか?いったい何を心配しているのか?

(6)米国は2020年1月11日からワクチン開発を始めたと言うが、ウイルス株はどこで入手したのか?

トランプ前大統領は以前、米国が2020年1月11日から新型コロナウイルスワクチンの開発を始めたと公表した。2020年3月16日、NIHはモデルナが新型コロナウイルスに対する試験的ワクチンの初の人体への接種試験をすでに実施していることを明らかにした。これについて専門家は、かなり以前にウイルス株を入手して試験を始めたのでない限り、余りにも動きが早いと指摘した。今年2月、米ニュースサイト「Gateway Pundit」は米国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)とモデルナの署名した秘密保持契約書を暴露した。この契約書によると、2019年12月に、双方の開発した「mRNAコロナウイルスワクチン候補」がノースカロライナ大学チャペルヒル校に正式に供与された。米国はなぜこれほど早くにワクチン開発を始められたのか?ウイルス株はどうやって入手したのか?

モデルナの開発した新型コロナウイルスワクチン(AP通信より)

(7)米国はなぜウイルス研究者に箝口令を敷いたのか?

2020年2月、ホワイトハウスは政府高官及び科学者に対して、新型コロナについて公に発言する前に副大統領府の承認を得るよう要求した。同年3月、CDCは「データが不正確」であることを理由に、検査人数、感染者数など重要データの発表を停止した。米国の中国系医師・朱海倫氏は新型コロナについて警告を発したため、米当局に発言を禁じられた。カリフォルニア州のウイルス学専門家、クリスチャン・アンダーソン氏は新型コロナウイルスの起源を分析したために、ツイッターアカウントの閉鎖を余儀なくされた。感染拡大が始まって以来、繰り返し科学的な新型コロナ対策の知識を公にシェアし、米政治屋の非常識な主張に反論してきた感染症専門家のアンソニー・ファウチ氏は、ホワイトハウスのSNSアカウントから「解雇する」と脅され、度々叩かれた。言論の自由を標榜する米国が、なぜウイルス研究者に箝口令を敷く必要があるのか?一体何が公になることを恐れているのか?

(8)世界の科学界によるウイルス起源解明の研究成果を、米国はなぜ何度も軽視するのか?

今年3月、世界保健機関(WHO)の公表した新型コロナウイルスの世界的な起源解明研究(中国部分)の合同調査報告書は、新型コロナウイルスが研究所から流出した「可能性は極めて低い」(Extremely Unlikely)ことを明確に示した。7月5日には、世界的に著名な医学者24人が「ランセット」で、「現時点で新型コロナウイルス『中国研究所流出説』を支持する科学的証拠はなく、最近の査読付き研究は新型コロナウイルスが自然界で進化したものであることを強く示している」とした。そして7月7日、米英豪などの科学者はZenodoに発表した論文で、「現時点では新型コロナの早期症例と武漢ウイルス研究所とのいかなる結びつきを示す証拠もない」と指摘した。こうした中、米国はなぜ頑なに「ウイルスは中国の研究所由来」と宣伝し、「ウイルス起源解明の第2段階調査」を要求するのか?ウイルスの起源解明を政治化しているのは一体誰なのか?

世界的に著名な医学専門家24人の「ランセット」への共同寄稿(「ランセット」ウェブサイトより)

(9)米国はなぜ新型コロナウイルス起源の「追加調査」を情報機関に行わせるのか?

今年5月、ホワイトハウスは米情報機関に新型コロナウイルスの起源について「追加調査」を行い、90日以内に調査結果を提出するよう指示した。ニューヨーク・タイムズによると、ポンペオ前国務長官、ポッティンガー前大統領副補佐官(国家安全保障担当)はかつてCIA、国家安全保障局(NSA)、国防情報局(DIA)に、「新型コロナウイルスが中国の研究所由来である証拠」を探るよう繰り返し圧力をかけた。先日、米ハドソン研究所のスタッフは、1000万~1500万ドルの報酬で武漢ウイルス研究所のスタッフに「真実を語る」よう仕向けることを提案した。米国がウイルス起源解明の科学性、厳粛性を全く顧みず、あろうことか情報機関に介入・主導させるのはなぜなのか?そのような「調査報告書」は、たとえ発表されても、どれほどの信頼性があるのか?(編集NA)

「人民網日本語版」2021年7月28日


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 20世紀型先進国を越え、21世... | トップ | 症状が急変しやすい特徴があ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コロナから命を守るために」カテゴリの最新記事