2022年12月29日(木)
「服従しないフランス」の議員と緒方副委員長が会談
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日本共産党の緒方靖夫副委員長は27日、党本部で、「服従しないフランス」のオレリアン・サントゥール国民議会(下院)議員と会談しました。同議員は、緒方氏が先月パリで同党のメランション代表と行った会談に参加しており、互いに再会を喜び合いました。そこで両党が関係を確立した後の最初の交流となりました。
緒方氏は、先月の「服従しないフランス」との会談が大きな意義を持ったと述べ、パリ以後の欧州訪問と欧州左翼党大会の参加について話しました。
サントゥール氏は、自分たちの党は、中南米やアフリカとの関係をつくってきたが、アジアとの関係が未着手だったもとで、日本共産党という素晴らしいパートナーとの協力関係を築けたことを大変喜んでいると応じました。
両者は欧州とアジアの情勢について意見交換しました。
緒方氏は党本部を案内しました。サントゥール氏は赤旗編集局も訪問しました。
山添議員と意見交換
これに先立って、日本共産党の山添拓参院議員は同日、国会内で、サントゥール議員と会談しました。
それぞれの議会で外交防衛関係の委員会に所属している両氏は、フランスと欧州、日本とアジアの平和と安全保障の問題について意見を交換しました。
山添氏は、質問に答えて、集団的自衛権を容認した安保法制や沖縄の米軍新基地建設、日米地位協定に見られる異常な対米従属の実態や、東南アジア諸国に学んだ包摂的な平和の枠組みづくりにおける日本の役割、自公政権が軽視している平和の外交努力の重要性などについて述べました。