どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

人生は暇つぶし

2015年12月13日 | 日記
天気がいまいちなので 今日は本を売りに行くのはやめることにする

文庫本ばかりだが 父は時代小説のファンでそれがまた山のようにある

友人が 藤沢周平は読んでみたいというので 売らずにとっておくことに決めた

私は 彼の本は父から借りて読んだが 他の作家のものはほとんど読んだことがない

興味が無さそうな物から売って 読んでみようと思う本は合わせてとっておくことにする

父は 読みたい物が本屋に見つからない時は好きな作者の本を再読するのだと言っていたが それでも20年近くにわたって買っていたようだから 一年に30冊だとしても・・・考えたくも無い


私よりもきちんとしているから作家別に箱に入れてあり 選別は比較的楽であるが 本屋さんでかけてくれるカバーをきちんと自分流にかけ直してあるので(これは私も父に倣って子供の頃からそうしているのだが 直さないと本を読んでいる途中でしどけなくなるのが嫌なのだ) すべてそれを捨てながらの整理となり それがけっこうな手間でもありまたゴミも増える

一度に全てを整理することは避け 捨てる量 売りに行く量がほどほどに溜まるように計算しながらの作業になる

今日は日曜だしと 午後になってからは姉に手紙など書いたりしながらゆるゆると過ごす


夜 久世光彦の時代小説を読む

私は記憶する限り彼の著作は3冊しか読んでいないが 東大の美学美術史科を卒業というだけあって視覚的な描写だと感じる

主人公はどんな女性も色っぽいと思うような男で 読みながらその男の顔を想像していくうちに 時代からして沢田研二をイメージして書いたのではないかと思いついた

もう少し前だったら あるいは市川雷蔵だろうか(私だって勿論彼はリアルタイムじゃない)

どちらも私の好むところでは無いけれど^^ 

本を読んでいると自分が怠け者になったような気がして 家事であれ仕事をしないとという気持ちが生まれ 何となく後ろめたくなったりするのだが 最近はそれだっていいじゃないか と開き直ってきた

所詮 人生は暇つぶし

何をして暇をつぶすかが 問題ではあるけれど
コメント (3)
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