「にんげんだもの」

朝から予報通りの雨で風も強まるという

久しぶりに雨らしい雨だなあとパジャマのままで　しばし駅に向かう人の傘の行列を窓から眺める

食事をしてから洗濯

今日は天気が良くないので本を売りに行くのはやめにしよう


本の整理はいよいよ捨てがたい領域に進んできてしまって　半分はそのまま仕舞うような有様である

読書は再読にこそ価値があるものだから　まあ　それも良いか

午後からは天気も回復し　気温も２０度を超えるという奇妙な一日になった

夜になっても暖房の必要が無い１２月中旬というのも珍しいこと

何年先かは忘れたが　将来　紅葉は１２月末になるかもしれないと　先日ラジオで言っていた


今日も黄昏時にすき焼きを作ってビール

そんな時はラジオを聞きながらか　ネットを見ながらのことが多い

カレンダーはまだ手に入らず　長年使ってきた富士ゼロックスの卓上カレンダーがいいのになぁ　と思って検索したら　なんとすごい人気商品だった

非売品であるのにもかかわらず　オークションに出るような品物だと知ってびっくり

塚ちゃんに頼んで送ってもらおうかなあ　とも考える


明日は友人と忘年会

夜は辛いので昼間からになる

おそらく今年の知人との飲み会はこれが最後になるだろう

今まで慌ただしく過ごしてきた年末だったが　今年からは私にとってはゆるゆるとしたものになる

世間の流れからしたら少々早いかもしれないが　誰もが同じタイムテーブルで生きる必要は無い

昨年の今頃　来年はどんな年末を送ることになるのかと思い　どうなっているかではなく自分が望むように送ることが大事だと思った

それは達成できているのかと自問し　いや　そんなに立派じゃないなと思いつつも　まあ　こんなもんだろうとも思っている

それに私は　とても優しくて　言い訳にはぴったりの　時に自分を甘やかすことのできる　とても便利な言葉を知っている


「にんげんだもの」