どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

浅草に行くことになって

2015年12月19日 | 日記
数日前 す~さんからメールがきた

姐さん 手帳要らない?

欲しい それよりもゼロックスの卓上カレンダーがあればそれが欲しい と告げた

私としてはお金を渡して郵送してもらえれば良かったのだが それでは飲みましょうと誘ってくれた

断るのはあまりに無粋なので 今日の午後会うことにした

場所は 彼のよく知っている浅草

東京の東にはあまり縁が無く 浅草は数えるほどしか行ったことがないので 正午過ぎに家を出て少し徘徊することにした


上野駅から歩くとまもなく おぉっと思う建物発見



大通りを歩きながらも 路地を覗くことは忘れない

調理道具で有名な河童橋では こんなものもご愛嬌



仏壇仏具屋さんが立ち並ぶあたりでは なかなか趣のあるものも



横道に見えたお寺が気になって近寄ってみたら その塀に落語家の名前が・・・






本法寺という日蓮宗のお寺で はなし塚があるという



こういう時代があった


駒形橋まで来たら スカイツリーが見えた

近くで見るのはこれが初めてになる

端を渡り しばらく歩いたあとで再び川に寄って歩く

そこでリアカーにもたれている老女を見かけた

おそらく全財産であるであろう荷物が重くて押しきれないのだろうか 

切なくなった

どんな人生があり どんな運命の歯車に巻き込まれたのか

それは本人のせいなのだろうか

どこでどんな眠りにつき どんな朝を迎えるのかと思うと辛くなる



真昼の月が スカイツリーの横に見える

川の向こうは浅草 

日本人だけでなく海外からの旅行者も絶えることなく訪れ 周辺は飲食店であふれかえっている

彼女の前には 渡ることのできない橋がかかり 超えることの出来ない川が流れているのだろうか

待ち合わせの時間が近づいてきたので こんなことは忘れよう 忘れてしまえと思いながら言問橋を渡る
コメント (4)
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