早いような 遅いような

そろそろ木工事も終わりに近づいてきたので　今日　棟梁に差し上げる日本酒を買いに行った

久しぶりに電車の中で本を読む

というか　そもそも電車に乗るのも久しぶりのことになる（この東京に住んでいながらにして）


日本酒の銘柄も種類も山ほどあるし　好みも人それぞれだし　迷うばかり

そこそこ品揃えの良い酒屋さんで相談に乗ってもらって　ほどほどに良いものを買う

そのあとで　デパートなどをぶらぶらしようかと思っていたのだが　一升瓶を持ったらもうその気が失せた

結局　そのまま家に直行して　棟梁に渡してくることにする


昼休みのはずだったのに作業中で　お礼だと言って渡したら　そんなお礼だなんて・・・と

確かに十分な手間賃は支払われているだろうけれども　まあ私の気持ち

親だったらしてるだろうな　とも思ったし　

でも彼　顔はニコニコしてた

美味しいといいんだけどな


これで一つやるべきことは終わった

あとは年末に向けて走るだけ

そろそろ荷物もまとめて　冷蔵庫も空にして　トイレットペーパーはもう一度買わないとだめだな　なんて考え始めている

いつも先ばかり見ている性格をなんとかしたいと思うけれども　なかなか直らない

明日は天気が悪そうだから　一日家に籠って本を読むつもり

多分　暖房も入れることになるのだろう

あっという間に晩秋も終わりに近づき　そろそろ初冬

早いような　遅いような　時の流れ