どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

お鍋料理と牡蠣

2016年11月27日 | 日記
先日買った白菜が余ると計算して鍋の材料も買ってあったので 天気の悪い今日はそれに決定

正直言うとお鍋は すき焼き以外あまり好きでは無い

不味いとまでは思わないが つまらないのである

飲まない人は 何が楽しくてあれを食べるのかと思ってしまう

あれでご飯なんて絶対に無理だし あとで雑炊にするという手もあるのだろうけれど 私はそれも好きでは無い

また 飲む人間にとっても あれひとつの味で完結するというのがつまらない

他を食べようにも お腹はちゃぽちゃぽになってもう何も入らないし 特に一人ではなおのこと

そもそも一人の鍋料理というところに 無理があるのか


昔 忘年会で「ちゃんこ」だという時には げんなりした

紙鍋というのもあったけれど それが面白いだけで 味の記憶はまるでない

その時は他の料理もあったのでまあ良かったけれど 大きな鍋を他人と数人で囲んで食べるというのも 私には苦手なことであり 何故冬になるとこうも鍋料理がもてはやされるのか 私にはわからない


そう好きでもないのに作るのは 残った白菜の後始末と 大好きな牡蠣を食べるため

本当は自分の家で揚げた牡蠣フライが最高なのだけれど 揚げものはしなくなったし ソテーばかりではつまらないから

かぼすや柚子も好きだしね

父が好きだったせいで 昔は 時々3人で鍋を囲んだ

3人ともなると寄せ鍋の材料も種類が多くなるので まあ幾らかは楽しくなる

一人になってからの私の材料はタラと牡蠣 あとはキノコ類や白菜だけなので寂しい感もあるけれど かといって別にカニだの海老だのホタテだのがあっても 煩い上に少量の材料集めも大変

しかも そんなものは鍋よりも別の調理法で食べたほうがもっと嬉しい


牡蠣には生食用と加熱用がある

母は 加熱の時でも生食用を買っていたので私もそうしているが 本当は間違っている

どちらが牡蠣の旨みがあるかといえば 加熱用なのだ

加熱の時は 加熱用を使うのが正しい

母は 万が一の事を思ってそうしていたのだろうけれど 鍋やフライなら間違いなく火は通る

とわかってはいても 私もやっぱり生食用を買ってしまう


牡蠣は 英語の月名でRの入らない月には食べてはいけないと言われる

5月から8月までのことを言うが 夏にも食べられる岩牡蠣もあるし 最近では養殖の進化でそれも消え失せてきたようだ

私は かなり前に生牡蠣であたった

沢山食べ過ぎたせいもあったと思う

それからは少し身構えるようにはなったけれど 好きなせいか もう絶対にこりごりということにはなっていない


牡蠣は苦手という人もいるだろうと思う

独特の香りがあるが 私はあれを嗅ぐと嬉しくなる

スーパーで牡蠣を見ると 夏が過ぎたことを知らされる

そして 牡蠣の隣に鍋の材料などが並んだりすると ああ 冬が来るのだなと思う

この冬 もう一度作ることがあるだろうか

今度白菜が余っても 牡蠣と炒めて片栗粉でとろみをつけたものにしようと思う

牡蠣は好きだけれど 早く見かけなくなる時期が来ればいいなと 今年の冬は思う
コメント (4)
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