敦賀にあいに行ってきた。
半年ぶりの彼女は、元気に出迎えてくれた。
おみやげのお花と野菜を渡したら、
「久しぶりに出したニュースなの」と
やさしいピーチ色のニュースを手渡してくれた。
きれいな手書きの字で書かれたニュースレター。
春です。もうすぐピッカぴっカの新入生の元気な顔に出会えると思うと、わたし自身も元気になれる気がします。このニュースレター「ちゃんと」も1年半以上休刊してしまいました。
一昨年の10月に乳がんでであることがわかり、現在までホルモン療法や抗がん剤治療を受けながら、体調に差しさわりがない範囲で、議会活動やゴミ問題に取り組んできました。乳がんの当事者になって直面した治療のあり方や医師との信頼関係などをふまえ、「市立敦賀病院に女性専用外来の開設をする」「乳がん検診車を導入する」などの一般質問を行いました。わたしの経験が今後の敦賀市の医療の改善に、少しでも役立てるようにしたいと考えています。・・・・・
(『ちゃんとVol.22』2006年3月31日もうすぐお花見の号)
ガンと告知されてから1年半、ずっと寄り添ってきたけれど、
彼女のがんばりを思うと、涙で文字がかすんだ。
議員をしながらおでん屋もしていた彼女は、
わたしたちを、知り合いのお店に連れていってくれた。
「ここのお店、お魚がおいしいのよ」。
お店に入ると、水槽に愛嬌のあるオコゼが!
まずは、お刺身の盛り合わせを注文し、
一気におしゃべりバージョンに突入。
近況や議会の話など、つもる話をききながら、
おいしい旬のお魚を、つぎつぎに平らげた。
いまの時期、オコゼかおススメということなので注文した。
オコゼの刺身は、はじめて食べた。
透き通った白身だけでなく、
皮も肝も胃袋も食べられるという。
こりこりして美味しかった。
残りはから揚げにしてもらった。
(水槽のオコゼさんに合掌)
活オコゼのお造り と オコゼのから揚げ
旬のカレイの焼物 と カレイのお刺身。
ユリ根万寿 甘エビ茶碗蒸し 桜飯
ハタハタの焼き物は撮るのを忘れた。
どのお料理もおいしくて満足。
食事の後は、港の緑地公園へ。
「見せたいものがある」らしい。
遠くから見ると、芝生の中に赤い電柱がにょきっとたっている。
と思いきや、「モニュメント」のようだ。
聞くと、これが「せんはっぴゃくまんえん」!?(絶句)
芸術作品だから、ということだけど、
いくら金持ちの敦賀市でも、それは、ないよねぇ。
自然との共生をあらわした「地球と握手」と書いてある。
この赤い電柱(としか見えん、ごめん)に、
「1800万円もの税金をつぎこむ価値があるとは思えんね」
といいながら、向かいの喫茶店へ。
エアープランツや雑貨もあるカワイイお店。
コーヒーもおいしかった。
彼女は、今はとっても体調がいいの、というけれど、
あまり長くなって疲れるといけないので、
家まで送って、「また逢いにくるからね」と別れた。
それでも4時間ほどいっしょに過ごした。
たのしかったぁ、と言ってくれたのがうれしかった。
帰りに「日本海おさかな街」に立ち寄って、
大きな水槽にいた、シーズン最後という、
タグつきの活越前ガニを買い占めた。
といっても、ふたつだけどね(笑)。
ひとつは、親しい友人宅に届けて、
もうひとつは、すでにおなかに収まった。
つづく。
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