さっそく「いつものカルコス」に行った。
書棚を隅から隅まで探してもないので、検索してもらったら、
「4月2日発売」だけど、まだ届いていないとのこと。
「お取り寄せしますか?」と聞かれたので、どのくらいかかるか聞いたら、
「一週間から10日くらい」。
そんなに待てないよー、別の本屋でさがそっ、と。
季刊『at』15号は4月2日発売です。
【連載】上野千鶴子「ケアの社会学 」第三部結び
次世代福祉社会の構想」 第十三章 当事者とは誰か?
で、せっかくの本屋さんだから、手ぶらで帰るのもなんだし、
上野さんからコピーが届いた、米谷文子さんのエッセイ、
『年寄りはだまっとれ!?』を買った。
『年寄りはだまっとれ!?』
米谷ふみ子/岩波書店/2009.2月
この本の第2章は「女はだまっとれ!「弁士中止」で、
上野千鶴子さんの東京都講演中止事件や、福井ジェンダー図書排除事件、
つくばみらいでの平川和子さんの公演中止などのことが取り上げられている。
米谷ふみ子さんは、遠くアメリカから、このような言論統制を心配して、
想いを寄せてくださっていたのだ。
ありがたいことだと励まされ、読んでいて胸が熱くなった。
第2章~女はだまっとれ!「弁士中止」
第1章 メモワール―ひとつしかない命(二匹の狐と一本の楠
世界的英雄、近所の洟垂れ小僧)
第2章 女はだまっとれ!(女はだまっとれ!―「弁士中止!」
国際的感覚とのずれ―政府認可のレイプ
私と原爆展とファシズム
原爆イベントをアメリカでする必要性)
第3章 病は政府から(『シッコ』を地でいく、アメリカ医療とんでも体験記
日本人はお義理牛を食べて命を落とす?
基地と汚染)
第4章 YES,WE CAN!?(さあ、大統領選挙―はりきる若者たち
金と性と人種と機械
It’s Obama!―歴史的なアメリカ大統領選挙風景)
内容紹介(岩波web)
「戦争は絶対だめ!」「核なんてもってのほか!」そんな著者を生み出した原点は,大阪大空襲の体験だった.死体が転がるなかを下校したこと,空襲警報を聞いてたった一人で地下鉄のホームに避難したこと…….少数者の声を聞かなくなるとき,政治の暴走がはじまる.社会を「後戻りさせない」ために,今日も作家はもの申す!
【毎日の本棚】読みたい:話題です ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ■年寄りはだまっとれ!? (米谷ふみ子著・岩波書店・1785円) 米国在住の作家による最新エッセー集。 戦時中に「女はだまっとれ!」と言われた経験から、 女だからといって沈黙してはならないと考えたという。 ブッシュ政権からオバマへ、米国はどう変化したのか。 メディアの役割や問題を抱える医療制度など、米国のいまを語った。 (毎日新聞 2009. 3.26) |
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次に探したのは、NHK『おしゃれ工房』4月号。
連載の「マイナー・ノートで」に上野さんのエッセイが載っている(はず)。
コピーをいただいた3月号は、「ぼけ」だった。
『おしゃれ工房』2009.3月号(NHK出版)
マイナー・ノートで 「ボケ」
4月号はなんだろうと興味深々で読み始めたら「スキー」。
読みながら、ふふふと思い出し笑いをして、周りの人に不審がられた。
上野さんは、知る人ぞ知る、スキーの名手である。
実はわたし、上野さんが寒風を切って颯爽と滑る姿を見たことがある。
いっしょに滑ったわけではない。
わたしは酷寒の朝、防寒着に身を包んで、見ていただけ(笑)。
『おしゃれ工房』4月号は、立ち読みではなく、もちろん買いましたよ。
で、夕ご飯のとき、いっしょに滑ったともちゃんに見せました。
そういえば、
今日の中日新聞にともちゃんの書いた書評が出ていました。
中日新聞、東京新聞、北海道新聞、西日本新聞など
中日系の新聞を取っている方、是非お読みになってください。
本人がまだ載せてないので先に載せるのを遠慮してるのですが、
また紹介しますね。
最後まで読んでくださってありがとう
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