おいしいお蕎麦で昼ごはん。
午後から、のこぎりと剪定ばさみを手に庭仕事をしました。
伸びた枝を払ってすっきりしたのですが、腰が痛いです。
きょうはこれから、M君にトウモロコシとゴボウの種まきの実地アドバイス。
一日晴れのようなので、午後からは庭仕事の続きです。
源平花桃も満開間近、道行く人が「きれいですね」と見上げていきます。
余裕がなくてなかなか紹介できなくて残念です。
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森田氏の公選法違反と政治資金規正法違反問題は、
マスコミも取り上げ始め、国会の法務委員会でも、
公明党の委員が質問したようです。
「完全無所属」「自民から資金?」批判、 森田新知事、船出に「暗雲」 献金問題に無所属疑問の声 森田氏多難の千葉知事船出 朝日新聞 2009年4月5日 千葉県知事選で初当選を果たし、5日から任期が始まる元衆院議員森田健作氏(59)の船出に暗雲が垂れ込めている。支部長を務める政党支部から森田氏個人の資金管理団体への寄付が、政治資金規正法違反の疑いがあると国会で追及される事態に。政党支部長でありながら「完全無所属」を掲げて戦ったことに、公選法違反(虚偽事項の公表)として刑事告発する動きもある。 100万票余りで圧勝した森田氏だが、選挙期間中、自民党東京都衆議院選挙区第2支部の支部長を務めていたことが判明。さらに支部が04~07年、企業・団体からの献金のうち計1億5千万円余りを森田氏個人の資金管理団体「森田健作政経懇話会」に寄付していることも明らかになった。 こうしたカネの流れは、企業・団体に政治家個人への寄付を禁じた政治資金規正法に違反する疑いがあると指摘されていた。当選翌日の記者会見で森田氏は「無所属で出ると決めた際に(支部の活動は)停止した。だから支部から金が流れることは一切ない」と釈明した。 だが、3日の衆院法務委員会で公明党の富田茂之氏が「政党支部をトンネルとした違法・迂回(うかい)献金ではないか」と追及。その後、支部が05、06年、当時の政治資金規正法で禁じられていた、外国人や外国法人の持ち株比率が50%を超える企業からの寄付を受けていたことも分かった。森田氏の事務所は「事実関係を調べた上で返還の要否も含めて専門家と相談し、適切に対応したい」とコメントした。 政党の支部長でありながら、政党を隠したような選挙戦を展開したことにも批判が集まっている。森田氏は自民党県議約30人の支援を受けつつも、「完全無所属」を掲げ、街頭演説では同党県議らにマイクを握らせることなく政党色を排除した。 「完全無所属」について、森田氏は「(支部を)解散すると決めて出馬しており、活動もやってないので問題ない」と説明した。 森田新知事は6日、初登庁する。(多田晃子) (朝日新聞 2009年4月5日) |
4月3日の衆議院・法務委員会では、富田茂之(公明党)委員が
この公選法第235条の虚偽事項公表罪の解釈について質問、
門山泰明政府委員(総務省自治行政局選挙部長)は、
「候補者が『無所属』をことさら公にした場合は
公選法235条1項に抵触するおそれがある」
と答弁しました。
衆議院TV:4/3法務委員会 ◆富田議員 公選法第235条の趣旨から言いますとですね、一般論として、ある程度の党員で、かつ政党支部の支部長をつとめるような人物がことさらそれらの事実を隠して当選を得る目的で選挙活動のさまざまな場面で自分は政党に所属しない、政党の支援を受けない、無所属、完全無党派であることをアピールしていたような場合にはこの235条の虚偽事項公表罪に該当する可能性があるというふうに思えるのですが、そのように理解してよろしいですか? ◇総務省自治行政局選挙部長・門山泰明政府委員 一般論としてのお尋ねでございますが、若干前提をご説明させていただきますと、立候補届け出におきまして立候補届出書に所属する政党その他の政治団体の名称、これを記載する場合には当該政党その他の政治団体の証明書、いわゆる所属党派証明書というのを添付するということになっておりまして、この所属党派証明書の添付がない場合には無所属と、こういう扱いになるわけでございます。したがいまして立候補届けにおきます無所属という機会は立候補届けをした方がどの政党にも属しないということを意味するものではなくて、所定の所属党派証明書がない、記載されていないという場合に記載すべきかなり広い意味の呼称であると解されておりまして、一般に政党に所属する方が無所属として立候補届けをし、無所属として選挙運動をすることは当該規定に抵触しない、と考えられるところでございます。 一方、政党に所属する方がいかなる政党にも所属しないということを公にして選挙運動をするということにつきましては、これも一般論でございますけども、それが立候補届けにおける無所属ということではなく、実際の政党への所属関係について当選を得、または得させる目的をもって公職の候補者の政党その他の団体の所属に関し虚偽の事項を公にしたと、そういうふうに認められる場合には公職選挙法235条1項に抵触するおそれがある、ということは考えられるところでございます。なお、個別の事案につきましては具体の事実に即して判断されるべきものと考えております。 |
今朝の毎日新聞社会面には、公選法違反で森田氏を告発の動き、
千葉県版にも詳細な記事が出ています。
森田健作知事:「無所属は虚偽」…千葉県議2人が告発へ 毎日新聞 2009年4月6日 「無所属」のたすきをつけ選挙運動に臨んだ森田健作氏 千葉県の森田健作知事が自民党支部代表を務めながら、知事選で無所属を名乗ったとして、同県議2人が15日、公職選挙法違反(虚偽事項の公表)の疑いで千葉地検に告発する方針を固めた。 東京都選管に提出された政治資金収支報告書によると、森田知事は衆院議員を辞職した03年以降も「自由民主党東京都衆議院選挙区第2支部」の代表を務めている。公選法は、当選を得る目的で政党の推薦や支持などに関し、虚偽の事項を公にすることを禁じている。だが、政党に所属していても、党の「所属党派証明書」を選管に出さなければ無所属で出馬できる。森田知事は今回、自民党に証明書の発行を申請しなかったという。 【斎藤有香】 (毎日新聞 2009年4月6日) ------------------------------------------------------------------- 森田知事:今も代表の自民支部で企業献金、1億6000万円 /千葉 毎日新聞 2009年4月6日 ◇完全無所属 ◇資金管理団体へ4年分1億4400万円寄付 「完全無所属」を名乗り100万票を集めた森田健作知事(59)が、今も都内で自民党支部の代表を務め、企業献金を受けていたことが当選直後に発覚、波紋を広げている。選挙中は「知事選に政党の争いを持ち込むな」と訴えていた。「有権者をだました」「取るに足りない問題だ」と賛否は分かれている。問題の党支部の実態や金の流れについて、政治資金収支報告書などから判明した事実を報告する。【井上英介、森有正】 ◇金の流れ 森田氏が代表を務めるのは「自由民主党東京都衆議院選挙区第二支部」。自民党が小選挙区ごとに作る支部かと勘違いしそうだが、こちらは「自由民主党東京都第二選挙区支部」。衆院東京2区選出の自民現職、深谷隆司議員が支部長を務め、両支部は何の関係もない。 森田氏の第二支部の収支報告書によると、企業や個人から毎年数千万円の寄付(献金)を受け、大半を自分の資金管理団体「森田健作政経懇話会」へ寄付している(04~07各年の出と入りは別表)。第二支部は、この4年間に企業献金だけで計1億6000万円を集め、懇話会に1億4400万円を流した。 政治資金規正法は、政治家個人や政治団体(資金管理団体)への企業献金を禁じるが、政党への献金は認めている。政党と政治団体(資金管理団体)の金のやり取りもOK。懇話会は第二支部を受け皿に企業献金を得ている格好だが、違法ではない。同法がザル法と言われるゆえんだ。 ◇実体は「?」 第二支部に、活動実体はあるのか。 森田氏は03年10月まで衆院議員だった。その03年の収支報告書は、後援者1612人が納めた会費計74万3100円を収入として計上している。支出面でも経常経費(人件費や水光熱費など)や政治活動費(組織活動や宣伝など)の各項目に金額を記載し、活発な活動ぶりがうかがえる。 ところが、議員でなくなった04年以降、企業や個人から活発に寄付は集めるものの、会費収入はゼロ。支出では懇話会への寄付が大半を占める一方、水光熱費は一度も払っていない(03年は2万1706円)。 東京・京橋の雑居ビルの5階に「森田事務所」の看板がかかる。森田氏が構える事務所だ。第二支部と懇話会が法令に従って届け出ている所在地は、ともにこの事務所だ。 議員でなくなった森田氏を支部の代表としていることについて、自民党組織本部は毎日新聞に「辞職後も自民党の党勢拡大のために支部長に選任した」とのコメントを寄せた。つまり、森田氏は知事選告示後はともかく、長く自民党のために働き、党本部のお墨付きまでもらっていた。 ◇選挙資金 森田氏は05年の知事選にも立候補し、敗れた。収支報告書によると、その年、第二支部は懇話会へ8061万円を寄付する。その懇話会は同年、鈴木栄治氏(森田氏)個人に4000万円、「元気モリモリ、千葉を日本一にしよう会」に4500万円をそれぞれ寄付した。「しよう会」は公職選挙法に基づく知事選の確認団体(告示後に選挙運動ができる唯一の団体)だ。 3日の衆院法務委で公明党の富田茂之議員が05年の金の流れを取り上げ「第二支部や懇話会を通じた迂回(うかい)献金ではないか」と追及した。 自民党は前回、無所属の森田氏を「支持候補」としており、第二支部が資金の出元だったとしても、筋が通らないことはない。だが、今回自民党は自主投票で臨み、森田氏も無所属を強調した。支部が出元であれば、有権者にどう説明するのか。森田氏は当選翌日、こうした疑念をきっぱり否定した。それを裏付ける収支報告書はまだ公表されていない。 ============== ◆森田氏会見 ◇(自民支部使った資金集めは)してない 政党支部を巡る3月30日の森田氏の会見は次の通り。(敬称略) 記者 4年前に出馬を決めたというが、なぜそのまま第二支部の代表を務めているのか。また、支部から資金管理団体に金が流れているのはなぜか。 森田 前回負けた後、自民党の応援に行ったり党勢拡大のためにやってきた。しかし、無所属で出ると決めた時点で全部停止した。支部から今回のこと(知事選)に流れるようなことは一切ない。万が一、間違ってそういうことがあったとしても、全部返金するように事務局に言ってある。全く問題ないこと。弁護士にも確認し、問題ないと聞いている。 記者 支部はまだ解散していないのか。 森田 今はまだ事務手続きしてない。解散しようと思ったが、いろいろ手続きが必要だ。人が少ないのでとりあえず事実上停止し(選挙が)終わったらちゃんとしようと。 記者 それはいつか。 森田 早くやる。 記者 収支報告書を見ると、4年前の落選から今回の出馬まで支部から資金管理団体に金が流れている。4年間の活動に使ったのか。 森田 いや、あの、それはねえ、例えば政党支部の人件費とか。私は自民党だけではなくいろんな人の支持があるので、そういう受け皿も考えなきゃいけないし。間違った発言するといけない。文書で(質問を)出してもらえれば文書で答える。 記者 完全無所属をうたって出馬したのに、自民党支部を使って資金集めをしていたことへの道義的責任は。 森田 いやいやいや、してないって。そんなことは。そんなことするわけない。 記者 資金管理団体は企業から献金受けられないが、政党支部なら受けられる。 森田 出馬までは自民党の代議士やいろんな人の応援に行き、党勢拡大のために頑張ってきた。それは当たり前じゃないですか。 記者 支部から資金管理団体に渡った金が政治資金に使われた。 森田 使われてないって。 ============== ◇森田氏の第二支部の金の出入り◇ 企業から 個人から 懇話会へ 04年 5475万円 1410万円 4388万円 05年 6789万円 2377万円 8061万円 06年 2069万円 230万円 1425万円 07年 1852万円 207万円 494万円 計 1億6185万円 4224万円 1億4368万円 ※政治資金収支報告書から。1万円未満は切り捨て (毎日新聞 2009年4月6日) |
包囲網が狭まってきましたね。
こんな知事は早く辞めてもらいたいものです。
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告発の動きについては、あらためてお知らせします。
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