「豚インフルエンザの警戒レベルを「フェーズ4」に引き上げる」
という、5時半からの緊急記者会見の様子が流れていた。
WHOの緊急委員会が昨夜11時から4時間かけて話し合ったとのこと。
・警戒レベルを「フェーズ4」に引き上げる
・世界的な流行にいたっていないものの、各国が対策をとる必要
・ウイルスはすでに各地に拡大してしまったので拡大の封じ込めを断念し、
症状の軽減に集中するという体制をとる
・各国は国民を守りそのための措置をとる。
・国境封鎖や渡航の制限は勧告しないが
・体調が思わしくない人は渡航を控え医師の診断を受ける
・ワクチンの開発を促進する
・世界的大流行をふせぐ
6時からもトップニュースです。
発生している豚インフルエンザウイルスは(H1N1亜型)。
「フェーズ4」は「人から人への感染」ということで、
呼吸器が弱いので心配ですが、
パニックにならないように、冷静に対応したいですね。
厚生労働省HP
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豚インフル、警戒レベルをフェーズ4に引き上げ WHO 朝日新聞 2009年4月28日5時42分 【ジュネーブ=南島信也】豚インフルエンザが世界各地で拡大している事態を受け、世界保健機関(WHO)は27日夕、2度目の緊急委員会を開き、警戒レベルを現在のフェーズ3から4に引き上げることを決めた。スペインと英国で同日、欧州初の感染例が確認されるなど、感染がメキシコ、米国、カナダ以外にも急速に拡大する様相を呈していることから、感染拡大を防ぐために早急な対策が必要と判断した模様だ。 従来のフェーズ3は「動物から人への感染」「人から人への感染は限定的」だったが、「人から人への感染が増加」を示すフェーズ4に引き上げられたことで、フェーズ6(世界大流行=パンデミック)に至る流れを食い止めるための措置が各国で検討されることになる。人の移動や経済活動に大きな影響が出そうだ。 朝日新聞 2009年4月28日 |
新型インフルエンザ発生 WHO、警戒水準4へ引き上げ 47news 2009.04.28 【ジュネーブ27日共同】メキシコや米国で発生した豚インフルエンザの人への大量感染を受け、世界保健機関(WHO)は27日、世界の警戒水準(フェーズ)を現行の「3」から、豚インフルエンザウイルスが人から人への感染力を十分に得た段階を示す「4」に初めて引き上げた。新型インフルエンザ発生を認定したことになる。日本を含む各国に感染が広がり、世界的大流行となる恐れがある。 これを受け日本政府は、麻生太郎首相を本部長とする対策本部の設置を決めた。検疫強化をはじめウイルスの国内侵入防止と在外邦人支援の対策を進める。 米国やメキシコを中心に、国際的な人の移動が制限されるとみられ、景気低迷にあえぐ世界経済への影響が懸念される。 WHOは28日に開く予定だった緊急委員会を前倒しし、27日に開催、警戒水準引き上げを決めた。水準引き上げは25日の緊急委員会でも検討したが「さらに情報が必要」と見送っていた。 人への感染はメキシコ以外に米国、カナダ、さらにスペイン、英国でも確認され、欧州に広がった。メキシコでは27日までに感染が確認されたか、感染の疑いがある死者は149人となった。 ワクチン開発には半年程度かかるとされる。 20世紀には3回のインフルエンザの世界的流行があり、1918年発生の「スペイン風邪」では世界で約4000万人が死亡した。 2009/04/28 06:07 【共同通信】 |
(4/28)豚インフル、警戒水準「4」に引き上げ WHO、感染増の証拠 日経ニュース 更新:04月28日 05:32 【ジュネーブ=藤田剛】世界保健機関(WHO)は27日夜(日本時間28日朝)、メキシコで発生した豚インフルエンザが世界各国に広がったことを受け、世界の警戒水準(フェーズ)を1段階上の「4」(人から人への感染が増加する証拠がある)に引き上げた。同日夕から緊急委員会を開き、チャン事務局長が最終決定した。 警戒水準は新型インフルエンザのパンデミック(世界的大流行)に備えて6段階に設定されており、これまでは「3」(人から人への感染が全くないか極めて限定的)だった。 (日経ニュース 2009.4.28 ) ------------------------------------------------------------------ 豚インフルの疑い、メキシコで死者149人に 日経ニュース 2009.4.28 【サンパウロ=檀上誠】メキシコのコルドバ保健相は27日午前(日本時間28日未明)に会見し、同国内での豚インフルエンザが原因と見られる死者が149人に達したと発表した。前日夜の時点では103人だった。症状が出た患者数は既に回復した人を含めて2000人を超えた。 死者のうち22人は豚インフルエンザウイルスへの感染が確認された。また、これまでのメキシコ市や中部の2州に限られていた学校の休校措置を全土に拡大することを発表した。 (02:04) 日経ニュース 2009.4.28 |
【豚インフル】WHO、警戒レベル「4」に引き上げ 産経ニュース 2009.4.28 05:14 1976年に撮影された豚インフルエンザウイルスの電子顕微鏡写真(米疾病対策センター提供) メキシコや米国で発生した豚インフルエンザの人への大量感染を受け、世界保健機関(WHO、本部・ジュネーブ)は27日、世界の警戒水準(フェーズ)を現行の「3」から「4」に引き上げた。メキシコの保健当局などが明らかにした。新型インフルエンザの発生を認定したことになる。日本を含む各国に感染が広がり、世界的な大流行(パンデミック)となる恐れがある。 これを受け日本政府は、麻生太郎首相を本部長とする対策本部の設置する。検疫強化などウイルスの国内侵入防止と在外邦人支援の対策を進める。 国際的な人の移動が制限されるとみられ、景気低迷にあえぐ世界経済への影響が懸念される。 WHOは28日に開く予定だった緊急委員会を前倒しして開催、警戒水準引き上げを決定。20世紀には3回の世界的流行があり、1918年発生の「スペイン風邪」では世界で約4000万人が死亡した。 産経ニュース 2009.4.28 |
豚インフル:警戒度上げの可能性 WHO緊急委前倒し 毎日新聞 2009年4月28日 豚インフルエンザへの感染の疑いが世界各地に広がるなか、世界保健機関(WHO)の報道官は27日、記者会見し、世界的大流行(パンデミック)に備える警戒レベルについて、現在の「フェーズ3」から「4」または「5」への引き上げを検討していると述べた。引き上げは大流行の危険性を示し、「フェーズ5」は「大流行の直前」を意味する。米疾病対策センター(CDC)はこのウイルスを使ったワクチン開発に着手したが、ワクチンの使用までには5~6カ月かかる見通しという。 【ジュネーブ澤田克己】WHOは27日、24時間体制の作戦司令部を開設するとともに、当初28日に予定していた緊急委員会を27日午後4時(日本時間同11時)に前倒しして開催した。継続的な人から人への感染が確認されたことから、警戒レベルを現在の「フェーズ3」から引き上げる方針はほぼ確定。「小集団での流行継続」を意味する「4」に引き上げるか、さらに1段階上で「大流行の直前」を意味する「5」と認定するかについて協議している模様だ。 WHOの報道官は27日、記者会見し「緊急委員会の開催が前倒しとなったことが事態の緊急性を示している」と語った。その上で、CDCがこのウイルスを使ったワクチン開発に着手したことを明らかにした。 WHO関係者によると、マーガレット・チャン事務局長は27日午後、世界中のWHO事務所を結んだ電話協議で「昨日(26日)の夜、事態の進展があった。新たに入ってきた状況の緊急性を鑑(かんが)みて、28日に予定していた緊急委を前倒しして本日招集することにした」と述べた。26日には米ニューヨークやカナダなどでの感染が確認されており、事務局長は感染地域の急速な拡大を重視した模様だ。 フェーズ3は、6段階ある警戒レベルの下から3番目で、人から人への感染が「ないか、きわめて限定されている」状態。 緊急委は25日の協議で、今回の感染拡大を「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」と認定する一方、警戒レベル引き上げには「より多くの情報が必要だ」として結論を先送りしていた。 ◇警戒レベル新基準 WHOは27日までに、インフルエンザの警戒レベルを新たに策定した。それによると、「フェーズ4」は動物もしくは人と動物の混合ウイルスによる地域レベルでの感染が確認された状態で、大流行に移行する可能性があることを示す。また、「フェーズ5」は、そのウイルスによる人から人への感染がWHOの2カ国以上で発生しており、大流行直前の兆候がある状態。「フェーズ6」は、現在のレベルと同じ「大流行」を指す。 毎日新聞 2009年4月28日 |
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