みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

人間らしく暮らすには最低賃金1500円必要/花フェスタ記念公園のバラたち@可児

2017-05-25 21:22:03 | ほん/新聞/ニュース
可児市の「花フェスタ記念公園」にバラを見に行ってきました。

数年前に行ったきり、紫外線に当たりたくないので足が向かなかったのですが、
あいにくの曇り空が幸いしました。

バラの木が一回り大きくなっていて、大好きなカクテルも満開。

前日にNHKで紹介していたのですが、
この日も、マスコミがたくさん取材に来ていました。
  



  
お天気は下り坂。
後半には雨が降ってきて、画像が暗くなってしまいました。


  



  




バラの花のよい香りと、カラフルな花たちに癒されました。

歩いた歩数は、13000歩。
よい運動にもなりました。

つぼみの木もまだ多くて、6月上旬まで見頃です。

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後半は、
5月22日の中日新聞生活面の
「人間らしく暮らすには最低賃金1500円必要」の記事を紹介します。

  人間らしく暮らすには最低賃金1500円必要
2017年5月22日 中日新聞

 働き方に関係なく、すべての人にかかわる最低賃金(最賃)は現在、全国平均で時給823円。政府は働き方改革実行計画で、年3%程度の引き上げを続け、全国平均を時給1000円にすることを目指す。一方で「1000円では不十分。人間らしい生活のためには時給1500円が必要」と訴える人たちが現れ、支持も広がっている。

 最賃は、労働者の生活安定などのため、国が定める一時間あたりの賃金の最低額。すべての労働者に適用される。都道府県ごとに額を決め、使用者はそれ以上の賃金を支払わねばならない。

 最賃千五百円を訴えるのは首都圏の学生や若い労働者らでつくるグループ「エキタス」。四月の新宿でのデモに約千五百人が集まった。初めてデモをした二〇一五年から人数は倍に。支持は着実に広がっている。

 エキタスが、最賃千五百円が実現したら何をしたいかをネットで尋ねると「病院に行ける」「長時間のバイトをしないで済む」などの声が集まった。エキタスのメンバーも「夢のある数字。これなら生活を改善できる」と話す。

 最賃千五百円は妥当と指摘する専門家もいる。静岡県立大短期大学部の中沢秀一准教授(社会保障論、写真)は、各地の十代から七十代までの男女約七千人に、生活実態と所持品の調査を実施。住むエリアや年齢、性別、単身か家族かなどモデルごとに、「きちんとした生活を送るために必要な費用」を意味する最低生計費をはじき出した。

 一人暮らしの二十五歳男性の最低生計費=表=には、映画などの趣味を月二、三回楽しんだり、友人と月二、三回は夜に外食したりする費用も含む。中沢さんは「健康に暮らすための質を確保し、人間関係を維持するための交際ができるのも人間らしい生活に必要」と解説する。

 中沢さんによると、都市部は住居費はかかるが、交通費は公共交通網が整っていて抑えられる。反対に、車社会が前提の地方は交通費が高くなる。このように地域で事情が異なるため多少の差はあるが、社会保険料と税金を含めて、月百五十時間労働で計算すると、「全国的にみてほぼ最賃に千五百円以上は必要な計算となる」とする。

 零細のアパレル企業で働く三十代後半の女性は都内で一人暮らし。給与は額面二十二万円だが、平日は連日残業で土曜日出勤も。このため時給に換算すると約九百五十円。都の最賃(九百三十二円)をわずかに上回る程度だ。1K(約十五平方メートル)の家賃は六万円でテレビもない。残業で自炊する時間が削られ外食を強いられる。女性は「だから貯金もできない。将来が心配で、好きな人と一緒になろうと言えない」と嘆く。

 政府は最賃千円を目指しているが、目標時期は未定。支払い能力のない企業の存在や企業収益を圧迫する恐れなど使用者側の懸念が強いためだ。

 中沢さんは「若者が将来に希望を持つためにも、最賃千五百円を目指す必要がある」と指摘する。
 (寺本康弘) 


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5月24日(水)のつぶやき

2017-05-25 00:59:36 | 花/美しいもの
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