寒くなってきたので温かいおやつを作ろうと、
炊飯器でサツマイモをふかしました。
適当な大きさに切って、一合分の水を入れて、
早炊きモードでスイッチを入れるだけ。
35分で甘くておいしいふかしイモのできあがり。
パープルスイートと安納芋となると金時。
蒸し器で蒸すよりかんたんです。
おみやげに生八つ橋をいただいたので、
さっそく珈琲のおともにいただきまーす。
創業から300年以上の生八つ橋の発祥のお店だそうです。
本家西尾八ッ橋
きょうは一日とても寒くて、
晴れたり曇ったり、ときどき霧雨も。
空気がピンと澄んでて、ピンクのさざんかの花が鮮やかでした。
白の朝倉さざんかも清楚で好きです。
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ところで、
衆院選で大勝ちした安倍政権は、予想通りやりたい放題。
加計学園の学部設置申請も、疑惑は晴れないまま、
あっという間に「認可」してしまいました。
おひざ元の愛媛新聞の批判的な社説。
中日新聞と朝日新聞の社説とあわせて紹介します。
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炊飯器でサツマイモをふかしました。
適当な大きさに切って、一合分の水を入れて、
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きょうは一日とても寒くて、
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加計学園の学部設置申請も、疑惑は晴れないまま、
あっという間に「認可」してしまいました。
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社説:衆院委で加計問題審議 こんな答弁では疑念は晴れない 2017年11月16日愛媛新聞 今回もまた、疑念は全く晴れなかった。 国家戦略特区を活用した「加計学園」の今治市への獣医学部新設が認可されたことを受け、衆院文部科学委員会がきのう開かれた。政府は新設に必要な最低限の4条件を満たしているかどうかさえ証明できず、安倍晋三首相の計画への関与については「指示はなかった」と繰り返すばかり。新しい事実や納得できる説明は聞かれなかった。 首相が何度も約束した「丁寧な説明」とは記録を示し、国民の多くがおかしいと感じる疑問に正面から答えることだ。4条件をクリアしているとの明確な根拠を示して説明しない限り、空疎な答弁を何度繰り返そうが疑惑は消えない。当然の責務を果たそうとしない政府の不誠実な姿勢に憤りを覚える。 委員会では「既存の獣医師養成ではない構想」などの新設4条件に関し、野党が「いつ、誰が、どうクリアしたと判断したのか」と追及。「問題ないと確認した」「詳細の議論は残っていないが、結論は残っている」―。政府答弁は的を射ず、逆に国家戦略特区諮問会議の審議の不十分さを露呈した。 「既存大学で対応が困難」との条件ではこれまで、他の大学側に聴取せずに判断したと説明していた。林芳正文科相は「既存組織で対応する場合、カリキュラムの抜本的な見直し、教員の大幅な入れ替えが必要」と述べたが、一般論にすり替えた推測にすぎない。 もう一つの焦点は、首相の友人が理事長の加計学園が事業者に選ばれるよう、首相や官邸の意向が働いたかどうかだ。首相が説明を尽くすのは当然だが、「総理の意向」文書に反証も示さず、まともに答弁しない内閣府の責任は極めて重い。政府与党は野党が求める理事長の証人喚問出席にも応じるべきだ。 林氏は、大学設置・学校法人審議会が加計学園の学部設置申請を「可」と答申したことを踏まえ認可した。いくつもの疑問が残る中、文科委や本会議を経ずに判断を下したことは、国会軽視以外の何物でもない。 設置審の答申は、4条件を満たしていることが前提だ。前提が崩れた場合、答申は正当性を失う。首相の意向関与が認定された場合も同様だろう。その際には当然、林氏は認可取り消しを決断する必要がある。 認可が済むまで文科委や本会議を開かず、やっと開いても首相が外遊で出席できない日程。露骨に「逃げ切り」を図るような政府与党の姿勢は到底許されない。質問時間は今回、与党の要求により慣例の「与党2対野党8」が「1対2」とされ、野党分が圧縮された。野党が政府の姿勢をただすことこそ、委員会の重要な役割であることを肝に銘じねばならない。 今治市と愛媛県も疑惑解明に向けて、情報公開を率先して進めるべきだ。大学の「質」を含め、県民に説明を尽くす責任も忘れないでもらいたい。 |
社説:加計問題審議 行政監視を担う使命 2017年11月16日 朝日新聞 衆院選から3週間余。争点の一つだった加計学園の問題をめぐる国会審議が、きのう衆院文部科学委員会で行われた。 衆院選で勝った安倍首相は強い権力を再び手にした。だからこそ、行政府を監視する立法府の役割はさらに重みを増す。 その使命には本来、与野党の違いはないはずだ。 だが自民党から質問に立った義家弘介氏は、8月まで学園の獣医学部新設のプロセスに関わった文科副大臣だった。先の通常国会では政府側の答弁者を務めた、いわば当事者だ。 その義家氏が強調したのは一連の政府手続きの正当性だ。部下だった文科官僚と歩調をあわせ、「きちっと手続きを踏みながら歩んできた」と主張した。 際だったのは政府と与党の一体性である。 一方、立憲民主党の逢坂誠二氏は、国家戦略特区の審査過程が不透明だと追及した。 加計の計画が獣医学部新設を認める要件を満たしていると、だれがどう判断したのか。記録に残っているのか。 政府側は「一つひとつの詳細は残っていないが、会議の結論は(記録に)残っている」と具体的な根拠は示さなかった。 希望の党の山井和則氏は、首相と学園の加計孝太郎理事長がゴルフや会食を重ねていたことを改めて指摘。首相は特区基本方針で審議や議決に関われない「利害関係者」に当たるのではないかとただした。 与党に行政監視の役割を期待できないなら、野党の役割はいっそう重要だ。だが、その野党の質問時間が十分に確保されなくなるかもしれない。 衆院選の大勝を受けて、自民党が野党の質問時間を削る要求を強めているからだ。 きのうの文科委員会をめぐっても、野党は近年の実績をもとに「野党8、与党2」の割合を求めたが、自民党は「与党5、野党5」を主張した。 最終的に「野党2、与党1」で折り合ったが、野党による政府追及の場を少しでも減らしたい与党の狙いは明らかだ。これでは国会による行政監視そのものが弱体化しかねない。 数におごった自民党の慢心にほかならない。これが衆院選で首相が国民に誓った「謙虚」で「真摯(しんし)」な政治のあり方なのか。直ちに撤回すべきだ。 政府は獣医学部新設を認可したが、そこに首相や周辺の意向が働かなかったのか。疑問は解消されていない。 この特別国会で、首相みずから十分な説明責任を果たすべきなのは当然のことだ。 |
社説:「加計」問題審議 通り一遍の説明では 2017年11月16日 中日新聞 安倍晋三首相による指示や官僚の忖度(そんたく)は本当になかったのか。学校法人「加計学園」の獣医学部設置問題。政府は認可の適切さを繰り返し強調するが、通り一遍の説明では国民の理解は得られまい。 衆院文部科学委員会が開かれ、加計学園の獣医学部設置問題が審議された。林芳正文部科学相による設置認可後、初の国会論戦だ。 首相は六月の記者会見で、野党側の質問に強い口調で反論する自らの姿勢を深く反省し、「何か指摘があればその都度、真摯(しんし)に説明責任を果たす」と述べた。 国際会議出席のため外国訪問中の首相は、きのうの委員会には出席しなかったが、首相が強調した説明責任を、政府は十分に果たしたのだろうか。答えは残念ながら「否」と言わざるを得ない。 最大の論点はこれまで幾度となく却下されてきた獣医学部設置のための特区申請が、なぜ安倍内閣で一転、認められたのかである。 希望の党の山井和則氏は、首相が「腹心の友」と呼ぶ同学園の加計孝太郎理事長は二〇一二年の第二次安倍内閣発足後、首相とゴルフや会食を十四回重ねるなど、国家戦略特区基本方針上の「利害関係」者に該当すると指摘して、認可の取り消しを求めた。 これに対し、特区を担当する内閣府の審議官は「私的な交友関係は利害関係に含まれない」と答えたが、私的な交友関係が含まれていても、特区選定に公平性・中立性は保てると言い切れるのか。 そもそも加計学園の申請は「新たな分野の需要がある」など、特区認定の四条件を満たしていたのか。政府側は国家戦略特区諮問会議で確認したと答弁したが、ならばなぜ、その後の大学設置・学校法人審議会で疑義が出たのか。 一連の手続きは「加計ありき」で進んだのではないか。とても納得のいく説明とは言えまい。 一般論として不合理な規制は撤廃すべきだ。省庁の壁があるのなら、特区制度などを活用して政治主導で突破するのも一手だろう。 それでも公平性・中立性の確保は必須のはずだ。首相が「私の友人が関わることだから、国民から疑念の目が向けられることはもっともだ」と認めざるを得ない案件を、早々に認可していいのか。幕引きは許されまい。 きのうの委員会では、与党の求めで従来よりも質問時間をより多く与党側に配分したが、政府の決定を追認し、追及する野党を批判する質問を繰り返すのなら、質問時間を増やす意味はない。 |
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