みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

台風24号 週末に沖縄 来週本州に影響か/安倍政権に注文する 大事の前の「出口戦略」/シュウメイギクと萩の花

2018-09-26 15:44:05 | ほん/新聞/ニュース
秋も深まってきましたが、猛烈な勢力の台風24号の動きも不気味です。
ピンクのシュウメイギクが咲きました。

一重咲きのパドスワン。別名は、貴船菊(キブネギク)、秋牡丹。
  
かわいらしい花で、
花びらに見えるところは、ガクです。




萩も咲き始め。

江戸絞り


  
宮城野萩


  
白萩


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台風24号は西に行くのかと思っていたら、ほぼ停滞していて、
東に向きを変えて日本のほうに来るかもしれないとのこと。
現在は北に進んでいて、各国の予測モデルによるシミュレーションでは、
進路を東よりに変えて本州に近づくコースが優勢となっていました。
週末には沖縄に近づくようで心配です。

   台風24号 週末に沖縄 来週本州に影響か 
(2018年09月25日 日本気象協会) 

台風24号チャーミーは、1番上のランクの「猛烈な」勢力に。猛烈な台風は今年5個目、観測史上2位タイの多さです。週末には沖縄付近へ。その後、来週は本州付近に影響が出る可能性が出てきました。本州付近には秋雨前線が停滞しているため活動が活発に。大雨の恐れも。今後の動きに警戒が必要です。

猛烈な台風 今年5個目 史上2番目の多さ
台風24号は、きょう25日(火)午前0時に「猛烈な台風」となりました。今年5個目の猛烈な台風です。今年これまでに猛烈な台風となったのは、台風3号、8号(沖縄の先島地方に接近)、21号(徳島県南部に上陸し、関空など近畿地方に大きな被害をもたらした)、22号(フィリピンや香港に大きな被害をもたらした)です。台風の勢力は「強い」、「非常に強い」、「猛烈な」があり、1番強いランクです。1978年~2017年までの40年間に発生した台風は1025個。その内、猛烈な台風(最大風速54メートル以上)まで発達した台風は83個で、全体の8%です。過去最も多く猛烈な台風が発生したのは1983年の6個で、今年はこれまでに5個となり統計開始以来2番目タイの多さとなっています(猛烈な台風5個発生は2016年、2014年、2013年、2006年)。

台風+秋雨前線=大雨パターン
猛烈な台風24号は、あす26日(水)には沖縄の南でほとんど停滞。ほとんど停滞というのは時速が9キロ以下で、移動方向が明らかでないことを表しています。中心気圧915hPa、中心付近の最大瞬間風速は75mと最盛期に。その後、28日(金)からゆっくりと進路を北よりに変え、29日(土)には石垣島など先島地方へ。30日(日)の予報円は直径1000キロ以上とかなり幅があります。台風の中心が予報円に入る確率は70%。台風は必ずしも予報円の中心を進むとは限りません。つまり、予報円の西よりを通れば台湾や大陸方面に進みますが、東よりを通れば沖縄本島や奄美付近に進む可能性もあります。本州付近には秋雨前線が停滞しているため、台風周辺からの湿った空気が入ると前線の活動が活発になります。台風+秋雨前線=大雨のパターンです。週末は沖縄方面、来週は本州でも台風や秋雨前線の動きに注意・警戒が必要です。


  社説:安倍政権に注文する 大事の前の「出口戦略」  
2018年9月25日 中日新聞

「おや」と思った人もいただろう。総裁選討論会で安倍晋三首相は日銀の大規模金融緩和からの出口戦略について「任期中にやり遂げたい」と言及した。緩和の副作用を意識するのなら、出口への道筋をよりはっきり示してほしい。
 昨年度末ベースで日銀が持っている国債の残高は約四百四十八兆円に上る。銀行経由で国債を買い続けた結果で、アベノミクスの「第一の矢」である「大胆な金融政策」(大規模金融緩和)の核心部分である。
 持っている国債からは利息が得られる。その額は約一兆二千二百億円。一方、国債購入により放出されたお金は日銀当座預金にも積み上がる。その残高は昨年度末で約三百七十八兆円に上り、これには利払い費が生じる。利息収入と利払い費の差額が日銀の収益であり約一兆円だった。
 仮に日銀が「出口」と呼ばれる利上げを実施すれば、当座預金の金利を上げる操作をすることになる。金利を1%上げれば、利払い費の追加分が単純計算で三兆七千億円程度生じる可能性がある。利払い費は利息収入を上回り、八兆円規模の日銀の自己資本は数年で消えてしまう計算だ。
 自己資本は企業の健全性の目安となる。日銀といえども自己資本を失い続ければ債務超過状態となる。普通の企業なら倒産が現実味を帯びる。もちろん金融政策を担う日銀に事実上、倒産はないだろう。国が公的資金を投入するなどして支援せざるを得ないからだ。
 問題は日銀に債務超過の懸念まで浮上している現状そのものだ。日銀が国債を購入する理由はお金を流して健全な資金循環を構築し、安倍政権最大の経済課題であるデフレ脱却を図ることにある。その目標値として「2%の物価上昇」がある。だが現実には1%にも達していない。にもかかわらず日銀の黒田東彦総裁は大規模金融緩和を続ける姿勢だ。
 アベノミクスの第二の矢は「機動的な財政出動」だが、国の借金は増加し続けている。第一の矢(大規模緩和)が借金の増加を手助けしている構図である。しかも出口の先には「中央銀行の債務超過」という「異界」の気配さえ漂い始めている。金融危機はささいなきっかけでも起きる。膨大な国の借金や中央銀行の財務悪化がいつ市場の標的になっても不思議ではない。安倍政権は、過度な国債依存から抜ける「出口」への戦略を、はっきり示すべきだ。


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