みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

子育てハック オノマトペどんどん使おう/白桃赤と色変わりするハコネウツギの花。

2021-05-22 22:51:18 | ほん/新聞/ニュース
日本ミツバチの探索蜂がいるかどうかを見に
西の畑のほうに行ったら、木の間からカラフルな花が見えました。
雑草をかき分けて近づいてみると、
ハコネウツギの花が咲いていました。

ハコネウツギは赤と白とピンクの花がまじりあって咲くのでとてもきれい。

とはいえ、
三色の花が咲き分けるのではなく、
咲き始めは白で、だんだん赤く色づいてくるという咲き方です。
  
つまり、一つの花が時間とともに色変わりするのです。

酔芙蓉と同じ咲き方ですが、花の数が多いので、
まじりあって咲いているように見えます。
  
白から赤に変わる性質の花はけっこうあるのですが
このハコネウツギの色変わりがいちばん顕著です。

ハコネウツギの花が好きなので、二本目も植えてありますが、
こちらは大きくなった河津桜の陰に隠れています。



きょうの夕ご飯は黒豚餃子。
とろ厚揚げとスナップエンドウも。
パートナーは吐き気もなく「おいしい」といって食べていました。

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ところで、
保育園がお休みのゆずちゃんが、お昼ごはんを食べにやってきて、
「おじゃましまーす」と元気よく玄関のドアを開けて、
まずは手洗いのために洗面所に直行。
いつもはせっけんをつけて、一緒にどんぐりころころを歌いながら
ていねいに手を洗ってブクブクとうがいをします。
きょうは新聞で読んだオノマトペを使ってみたら、
「シャカシャカ」「ゴシゴシ」と楽しんで洗っていました。
オノマトペの効果絶大、かな。
またあしたも使ってみましょう。

  子育てハック オノマトペどんどん使おう 
2021年5月21日 中日新聞

 あなたの歩き方は「すたすた」? 「てくてく」? それとも「のっしのっし」? さまざまな動きや状態、音を言葉で表現する「オノマトペ」。日本では、子どもから大人まで誰もが日常的に使っている。絵本にも多く用いられるオノマトペは、子育てにも生かせそう。豊かな言葉の世界をのぞいた。(長田真由美)

 「外から帰ったら、手をゴシゴシしようね」。自宅の洗面所で、名古屋市の女性会社員(36)が娘(3つ)に声を掛ける。新型コロナウイルスの感染予防のため、昨年以降、手洗いやうがいにかける時間が長くなった。

 せっけんを泡立てて、手のひらと甲をゴシゴシ。さらに、爪の間の汚れを落とすため、手のひらの上で爪を立てて「シャカシャカしよう」。女性は「『ゴシゴシ』などの言葉を使うと伝わりやすい」と笑顔だ。

 オノマトペは、音や動物の鳴き声、物事の様子、心の動きなどを表した言葉。「『にこにこ』笑う」などと動詞を修飾することが多く、擬音語や擬態語ともいわれる。発達心理学が専門の椙山女学園大教授、石橋尚子さんによると、日本語は英語などヨーロッパ諸言語に比べてオノマトペが豊富だ。「繊細な描写を可能にしている」と説明する。

 例えば「見る」。英語だと大まかに、「ぱっと見る」は「look(ルック)」、「じっと見る」は「watch(ウオッチ)」と動詞を使い分けるが、日本語はオノマトペを変えれば意味の違いが出る。一つの言葉が複数の意味を持つ例も多い。「ゴロゴロ」は雷の音やおなかの痛み、大きい物が転がる様子、寝転がった状態などを表現する。

 工夫次第で子どもへの声掛けの言葉がぐっと豊かになるからこそ、積極的に使いたい。石橋さんは「『上手に食べましょう』と言うより、『モグモグ、ごっくんしましょう』の方が一瞬で状況が伝わり、子どもも理解しやすい」。子どもが大人に状況や気持ちを伝えたいときに「おなかがチクチクする」など使うよう促せば、コミュニケーションの助けにもなる。

 上手にオノマトペを使うには、普段から大人が言語感覚を磨くことが大切だ。「さっさとしなさい」と言うと、いかにも命令的だが「『ぱぱっと』や『さくっと』など別の表現に置き換えることはできないか、考えてほしい」と提案。「ママ、怒ってるよ」より「ママ、プンプンよ」の方が気持ちが伝わるだけでなく、音の響きが面白く、親も心に余裕が持てる。「子どもの心と距離が近づく言葉を探してみて」と話す。

絵本でふむふむ わいわい学ぼう
 家族で楽しめる「日本語オノマトペのえほん」(あすなろ書房)には、約五百九十語のオノマトペが収録されている。作者の高野紀子さんが辞典などを調べ、子どもに身近な言葉を取り上げた。

 例えば、学校の場面。給食の時間が始まると「わいわい」「がやがや」「ざわざわ」。わいわいは大勢が大きな声で楽しげにしゃべっている様子だが、がやがやは大勢でにぎやかに話す声。ざわざわは、声や音がさわがしくきこえるさま−と説明する。

 消えていく言葉があれば、新しく生まれた言葉も。げたを履いて歩く音を表現する「からんころん」は、使う機会が減った言葉の一例。一方で新たに使うようになったのは、リモコンなどの「ピッピッ」といった電子音だ。「子どもが自分たちの感覚で、新しいオノマトペを作っても楽しい」と高野さんは呼び掛ける。


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