パートナーが前立腺がんの治療のために
分子標的薬のリムパーザを飲みはじめて二か月。
飲みはじめの一か月ほどは副作用の吐き気で
食べられるものが減っていたけれど、
最近は、食べられるものが増えてきました。
特に、以前は大好物だった魚がダメだったんだけど、
元の好物に戻りつつあります。
お肉は今も食べたくないそうですがタンパク不足にならないように、
鶏むね肉のおかずはときどき作っています。
黒皮かじきと野菜炒めとマルベリー
焼きホッケと大判お揚げ
お刺身の切り出し盛りあわせ
お昼ご飯は、お揚げと鶏肉のお蕎麦。
温めずに食べられるカレー職人。
保存食の入れ替えのために食べてみたのですが、
具も多くて、温めなくてもけっこうおいしいです。
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後半は、中日新生活面の
「コロナワクチン 私は大丈夫?」の(上)と(下)をまとめて紹介します。
持病のある人が知りたいと思っている情報が、
簡潔にまとめられていて、参考になる記事です。
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分子標的薬のリムパーザを飲みはじめて二か月。
飲みはじめの一か月ほどは副作用の吐き気で
食べられるものが減っていたけれど、
最近は、食べられるものが増えてきました。
特に、以前は大好物だった魚がダメだったんだけど、
元の好物に戻りつつあります。
お肉は今も食べたくないそうですがタンパク不足にならないように、
鶏むね肉のおかずはときどき作っています。
黒皮かじきと野菜炒めとマルベリー
焼きホッケと大判お揚げ
お刺身の切り出し盛りあわせ
お昼ご飯は、お揚げと鶏肉のお蕎麦。
温めずに食べられるカレー職人。
保存食の入れ替えのために食べてみたのですが、
具も多くて、温めなくてもけっこうおいしいです。
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後半は、中日新生活面の
「コロナワクチン 私は大丈夫?」の(上)と(下)をまとめて紹介します。
持病のある人が知りたいと思っている情報が、
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コロナワクチン 私は大丈夫?(上) 2021年6月1日 中日新聞 政府が国民に広く接種を呼び掛けている新型コロナウイルスワクチン。2回打つのが基本だが、基礎疾患のある人や妊婦、あるいは1回目の接種後に強い副反応が出た人の中には「大丈夫か」と迷うケースもあるだろう。特に、初対面の医療従事者から接種を受けることになればなおさらだ。七つのケースに分けて専門家に聞き、注意すべき点をまとめる。 【アレルギーの人へ】 成分の「PEG]に注意 福井大病院長 大嶋 勇成さん アレルギーの原因物質には、卵や牛乳、ソバ、ハチ毒、花粉などいろいろあるが、ワクチンの成分と関係がない場合は、基本的に接種を受けて問題はない。全身にじんましんが出る、唇や皮膚が腫れる、呼吸が苦しくなるなどのアナフィラキシーを過去に起こしたことがある場合も接種は可能。アナフィラキシーは、接種後十五分以内に起きることが多く、すぐアドレナリンを注射すれば回復する。アナフィラキシーの経験がある人は接種前の問診で申告し、接種後三十分は会場に待機することが大事だ。 ぜんそくの患者で、炎症を抑える吸入ステロイド薬を自分でやめていたり、通院していなかったり、症状のコントロール状態が悪い人は、アナフィラキシーが起きると重篤化する恐れがある。少しでもいつもと体調が違ったら、会場の問診で伝えてほしい。吸入ステロイド薬や、アレルギー性鼻炎を抑える抗ヒスタミン薬は、当日も普段通りに服用して大丈夫だ。 唯一気を付けたいのは、化粧品や下剤などにも含まれている「ポリエチレングリコール(PEG)」やポリソルベートという成分に対して重いアレルギー反応を起こしたことのある人。日本で使われているファイザー製、モデルナ製のワクチンはいずれもPEGを含んでいるためで、米国の疾病対策センター(CDC)も接種を推奨していない。ただしPEGアレルギーのある人は非常にまれ。自分がそれに当てはまるか分からない場合を含め、別のワクチンや薬剤で重篤なアレルギー症状が出たことがある人は、接種前にかかりつけ医などに相談するなど注意してほしい。 【がん治療中の人へ】 治療薬と時期 見極めを 愛知県がんセンター 副院長 室 圭さん がんは、適切なタイミングで、適切な治療を施すことが重要だ。新型コロナに感染して手術や検査の予定が延び、治療計画が変われば、進行や再発のリスクが高まる。体を守る免疫を刺激して発症を予防するワクチンの利益は、副反応などの不利益を大きく上回る。 国内外の報告を見ても、接種によるがん治療中の患者固有のリスクはない。ただ、薬物療法の最中には、接種を避けた方が望ましい期間がある。例えば、がん細胞の増殖を邪魔する「細胞傷害性抗腫瘍薬」の使用で白血球数が最少になっている時期だ。免疫が働きにくく、ワクチンの効果が弱まりがち。吐き気や嘔吐(おうと)を防ぐために投与当日に使うステロイドも、免疫機能を抑える働きがある。 初めて抗がん剤や分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬などを投与するときも、接種は避けた方が無難。投与したことのない薬の副作用パターンを把握する必要があるからだ。ワクチンの副反応には発熱や倦怠(けんたい)感などがあるが、治療薬でも起こり得る。体の反応がどちらの影響なのか判別しづらくなり、がんの治療効果を評価することが難しくなる。国内のワクチン供給は流動的で、接種時期を自由に選べる状況とは言いがたいが、主治医とよく相談してほしい。 日本癌(がん)治療学会、日本癌学会、日本臨床腫瘍学会は三月、治療の種類と新型コロナのワクチン接種に関してQ&Aを作った。それぞれの学会のホームページで公開しているので、迷ったら参考にしてもらいたい。 【心臓病の人へ(高血圧含む)】 薬は普段通り服用して 藤田医科大 循環器内科教授 井沢英夫さん 新型コロナに感染、発症すると、心臓の筋肉や肺などに炎症が起きる。そうなると、高血圧を含む心臓病の患者は、もともと心臓の余力が少ないため、すぐに耐えられる負荷を超えてしまう。ワクチンは、そうしたリスクを避けるのに有効なので接種を勧める。 ただし、接種後は、一定の割合で頭痛や発熱といった副反応が出る。それに伴って血圧が上がると心臓への負担が増す。心臓の状態が不安定なときは、接種の延期も含め慎重に判断する必要がある。接種しても問題はないか、かかりつけ医に確認するといい。 高血圧を含む心臓病の患者の中には、血液をさらさらにするための薬を飲んでいる人がいる。その一つ、不整脈や血栓症、心臓の手術後に処方されることが多いワーファリンなどの抗凝固薬は、接種時に内出血を起こしやすい。とはいえ、薬は普段通り飲むべきで、接種後は打ったところを強く長めに押さえることが大事。予診票には、自分が飲んでいる薬をしっかり書き入れて臨んでほしい。 次回は8日掲載。腎臓病・糖尿病と血液疾患の患者、妊婦、1度目の接種後に強い副反応が出た場合を取り上げます。 【お断り】ホンネ外来は休みました。 |
コロナワクチン 私は大丈夫?(下) 2021年6月8日 中日新聞 基礎疾患のある人らが、新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける上での注意点を紹介するこの連載。今回は、腎臓病・糖尿病と血液疾患の患者、妊婦、そして1度目の接種後に強い副反応が出た人という四つのケースについて聞いた。 【腎臓病・糖尿病の人へ】 名古屋大病院腎臓内科教授 丸山彰一さん 投薬により注意必要 腎臓病の患者は病原体から体を守る免疫機能が下がっている。新型コロナに感染、発症すると重症化しやすく、現場で診ていても治療が長引く傾向を感じる。 ぜひワクチンを接種してほしいが、ネフローゼ症候群などで免疫抑制剤リツキシマブを使っている場合はタイミングに注意が必要。抗体をつくる細胞を減らす作用があり、ワクチンの効果が弱まる可能性があるからだ。リツキシマブを投与中、または投与する予定があるときは、主治医と相談してほしい。 腎臓病が進行し、透析治療を必要とする人は国内に約三十四万人。腹膜透析もあるが、血管から血液を採り、機械で尿毒素を除去してから体内に戻す血液透析を受けている人が大半だ。その場合、血液が出入りするための「シャント」を腕などにつくっている。接種の副反応で腫れや痛みが出る可能性があるため、シャントがない方の腕に打つようにしてほしい。 腎臓病の患者は、糖尿病を合併している例も多い。通常通りの食事と服薬、インスリン注射などをして接種に臨めばいい。 【血液疾患の人へ】 名古屋大病院血液内科教授 清井仁さん 医師と接種時期相談 白血病や悪性リンパ腫などの血液疾患で治療中の患者の多くは、病気や治療の影響で病原体から体を守る免疫が弱くなっている。新型コロナに感染すると重症化しやすいため、積極的に接種を考えてもらいたい。 一方で、免疫が弱くなっていると、接種を受けることで獲得できる「抗体をつくりだす力」は健康な人より低くなりがちだ。病気の状態や治療法、治療薬によっては、期待されるワクチンの効果が十分に得られない可能性もある。接種の可否と時期は主治医と相談することが必要。接種しても抗体が十分得られなかったり、治療で効果が消えたりした場合は、あらためて接種を検討する必要もある。 血が固まりにくい血友病などの凝固異常症患者の免疫機能は健常者とほぼ変わらず、感染リスクが高いわけではない。ただ、コロナが重症化して血栓症の予防や治療が必要になると、もともと出血しやすい病気のため、血栓と出血両方のリスクを考えなくてはならず治療が複雑になる。接種で予防する意義は大きい。 しかし、接種によって筋肉内で出血が起きる可能性には注意したい。血液を固める因子を含む血液製剤の事前投与が必要かどうか、主治医に確認してほしい。 【妊娠中の人へ】 愛知医科大病院産科・婦人科准教授(特任)野口靖之さん 打つなら13週以降に 妊婦の場合、特に妊娠二十八週以降の後期は、新型コロナに感染すると重症化しやすいと分かっている。 米国では四月時点で七万人以上の妊婦が接種を済ませているが、重篤な副反応や胎児への影響は報告されていない。中長期的な安全性は不明だが、重症化を防ぐという点で、接種のメリットはリスクを上回ると考えられる。特に感染すると重症化しやすい妊娠糖尿病や高齢、肥満などの場合、または感染リスクの高い医療や介護の現場で働いているといった場合は、メリットはより高い。 念のため心臓など胎児の器官がつくられる妊娠十二週までは避け、二十七週ごろまでに二度の接種を終えるのが望ましい。接種後一週間以内に健診を受け、胎児の様子を確認することも勧める。打った後で、腹痛や胎動減少などの気になる変化があれば、かかりつけ医を受診することが大事だ。 【1回目に強い副反応が出た人へ】 名鉄病院予防接種センター長 菊池均さん 中止や延期も選択肢 国内で使用中のワクチンは二回接種が基本だ。効果は一回だけでも一定程度見込めるが、低くなる。一回目で痛みや発熱などの副反応が出たとしても、効果を確実にするためには、できる限り決められた間隔で打ってほしい。 ただ、重いアレルギー反応「アナフィラキシーショック」が起きた場合は例外だ。現れる頻度は二十万人に一人とまれだが、一回目で入院や応急処置が必要になった人は二回目を打つことができない。 もう一つ、一回目の接種で、数日間にわたり、倦怠(けんたい)感や嘔吐(おうと)など日常生活が送れないほどの強い副反応が出る人が3%ほどいる。個人差もあるし、同じ症状が出るとも限らないが、副反応は一般的に二回目の方が強く出やすい。耐えられないようなら、二回目は中止や延期を検討してもいい。 ◇ この連載は、佐橋大、細川暁子、河野紀子、植木創太が担当しました。 |
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