みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

田中ビワの実、初収穫。夏野菜のハヤシライス/<食問> 薬味にはどんな効果が?

2021-06-14 22:03:24 | 有機農業/野菜&ハーブ
西の畑の田中ビワが熟したので収穫しました。
今年は実の数が多かったので一週間ほど前に摘果したら、
きゅうに大きくなって色づいてきました。

去年までは収穫直前に動物に食べられてしまったのですが、
黒いネット袋をかぶせたら、鳥に少しつつかれただけで収穫にこぎつけました。

オレンジに色づいたものをチョイスして食べてみました。

甘くて少し酸味も感じられて、高級果実のビワの味です(喜)。

摘果したビワの実は何かに使えないか調べてみたのですが、
ビワは種と未熟の実に微量のシアン化合物(青酸)が含まれているので諦めました。

寺町畑の夏野菜もたくさん届くようになったので、

ズッキーニ、玉ねぎ、人参、カブなどの野菜を投入して、
ホールトマト缶も入れて、圧力なべでハヤシライスを作りました。

たっぷり作ったので、たくさん食べられます。

パートナーがおいしいと言って、何回もお代わりしてくれました。

山形の秘伝豆のひたし豆、キュウリとカブの浅漬けなどの
副菜も野菜尽くしです。

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後半は、
中日新聞生活面の<食問>。
夏になるとよく使う薬味の話です。

  <食問> 薬味にはどんな効果が? 
2021年6月12日  中日新聞

Q. 薬味は何のために使うのですか。どんな効果がありますか。
 「料理に少量添える香味野菜や香辛料を指します」。味覚に関する調査・研究活動をしている日本味覚協会東京オフィス代表の水野考貴(こうき)さん(35)は言います。麺類や炒め物など、すでに味付けされている料理に、あえて加えるのはなぜなのでしょうか。

 水野さんによると、薬味の効果は、「成分(栄養素)」と「味」の二つあるといいます。

 まず成分です。「人間は必要な栄養素が不足しているとき、その栄養素を補うと『おいしい』と感じます」。仕事の合間に食べるチョコレートがおいしいのは、脳のエネルギー源である糖質が足りなくなるから。薬味にも同じ効果があるといいます。

 そばの薬味として欠かせないネギ。硫化(りゅうか)アリルという成分を多く含みますが、そばに含まれるビタミンB1・B2の吸収を助ける効果もあります。そばやそうめんなど冷たい麺の薬味に使われるミョウガにも、消化を助ける成分のアルファピネンが含まれます。

 ショウガのジンゲロン、ショウガオールという成分は、胃液の分泌を促し、消化吸収を助ける効果があります。「食欲がわかない暑い夏。そうめんの薬味にショウガを選ぶと、意外と箸が進むのはこうした理由もあります」。刺し身のツマでおなじみの大葉に含まれるペリルアルデヒドと、ワサビのアリルイソチオシアネートには、抗菌作用があります。

 次は味です。主に三つの効果があります。一つ目は、脂っこい料理をあっさりさせます。焼き肉やハンバーグに大根おろしは代表的な組み合わせです。二つ目は風味付け。ゆずこしょうはかんきつ系の香りとトウガラシの辛味で、味のアクセントになります。三つ目は、味の複雑化です。味が弱いときに、からしやワサビで辛さを足したり、レモンで酸味を加えたりすると「味に重なりが出て、おいしく感じます」。(服部利崇)  


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