みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

<変わる大腸検査>(上)下剤、飲みやすく /がんは「治る」のか? ストレートに言えない理由

2021-08-19 23:01:32 | ほん/新聞/ニュース
朝ご飯を食べていたら、名古屋からの来客。
御土産に伊勢うどんをもってきてくれました。
昨日パートナーがおうどんが食べたいと言っていたので、
ちょうどよいタイミングでした(笑)。

さっそくお昼ごはんに伊勢うどんをいただきました。
いつもより腰があって、おいしいです。

夕方、雨間をみて西の畑のウリを収穫してきました。
長雨が続いたので、収穫間近だった地這い栽培の虎まくわは
残念なことに皮だけ残して、実は崩れて溶けていました。

空中栽培のニューメロン、銀泉などは残っていたので、何個か収穫。
虎まくわも一つ収穫できました。

傷みかけているものも収穫してきました。
捨てるのはもったいないので、傷んだところを切って、
食べられるところは食べるつもりです。

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後半は、
中日新聞の生活面の記事。
大腸がんの便潜血検査で陽性になったことがないので、
内視鏡検査は受けたことがないのですが、
大腸検査がより楽になるなら、忌避する人は減るかもしれませんね。

  <変わる大腸検査>(上)下剤、飲みやすく 
2021年8月17日 中日新聞

 がんによる国内の死亡者数で2位を占める大腸がん。早期に発見すれば生存率は高いが、便潜血検査で陽性となった人の約3割は、大腸内視鏡検査などの精密検査を受けずにいる。内視鏡の場合、大量の下剤を飲む必要があること、肛門からカメラを入れるのが「痛い」「恥ずかしい」などが理由のよう。進化する薬剤や検査方法について2回に分けて紹介する。 (河野紀子)

 七月下旬、年間千件近い大腸内視鏡検査を実施するMIWA内科胃腸科CLINIC葵(名古屋市東区)。院長の芋瀬基明さん(56)は、先端に小型カメラが付いた直径一・三センチのチューブを、横たわる男性(40)の肛門から挿入した。

 モニターに映る画像を見ながら、ポリープやがんなどの病変がないかをじっくり観察。挿入から引き抜くまでは約十分だった。

 大腸内視鏡検査を受けるきっかけの多くは、便潜血検査だ。国は四十歳以上の男女に、年一回受けるよう推奨する。陽性は便に血液がまじった状態で、ポリープや大腸がんを疑う兆候の一つだが、日本対がん協会(東京)によると、二〇一七年度に精密検査が必要とされた人の三割は未受診。一方で、受けた人の約4%でがんが見つかった。

 大腸内視鏡は精密検査の中で最も精度が高いが、あらかじめ大量の腸管洗浄剤(下剤)を飲むのが嫌だという人は多い。芋瀬さんは「正確な検査には不可欠。最近は改良が進み、味や服用量の選択肢が増えた」と呼び掛ける=表。

 前日は専用の検査食などを取り、下剤を飲んで排せつを促す。当日は絶食。水を足して作る洗浄剤を飲み、残った便を押し出す。

 多くの医療機関で使われるのが「ニフレック」だ。体への急激な負担を避け、二リットルを二時間かけて飲む。味は食塩水のよう。胃や小腸でほとんど吸収されずに大腸に届き、排便を促す。

 これが「飲みにくい」として出たのが、かんきつ系の味の「モビプレップ」で量は一リットル。一時間かけて飲んだら〇・五リットルの水か茶を飲む。一六年には、前日夜、当日朝の二回に分けて〇・一五リットルずつを飲む「ピコプレップ」が登場。合わせて水やスポーツドリンクなど透明な飲み物を二リットル飲むが、服薬量は少なくて済む。液体が嫌なら、錠剤「ビジクリア」もある。

 飲んでいる途中から便意を催す。出にくいと洗浄剤の追加やかん腸も。数回〜十数回排便し、便に固形がまざらず、透明の液状になったら、やっと検査だ。「腸の中を空にしないと十分に観察できない」と芋瀬さんは言う。検査時は空気で腸管を膨らませ、ひだの裏にも目を配るが、便が残っていると病変を見逃す恐れがある。この日は終了まで半日。男性は「手間はかかったが、異常はなく安心できた」と話した。

 国立がん研究センター(東京)運営のがん情報サービスによると、一七年に大腸がんと診断された人は約十五万三千二百人と部位別トップ。一九年の死者は五万一千四百人で、肺がんに次いで多かった。芋瀬さんは「飲みやすい洗浄剤を選べば、検査のハードルは下がる。早期発見の機会を逃さないで」と訴える。
 (次回は二十四日掲載) 


  がんは「治る」のか?  ストレートに言えない理由【教えて!けいゆう先生】 
8/18(水) .yahooニュース/時事通信社
 外科医・山本 健人

 重い病気にかかった人は、誰しも「自分の病気が治るのか」が気になります。私たち医師も、患者さんに病名を告げると、ほぼ必ず「治りますか?」という質問を受けます。
 しかし、実は「治る」「治らない」の二択では、答えづらい病気が多くあります。中でも、代表的なのが、がんです。

 ◆がんの厄介な性質
 「がん」というのは、多くの異なる病気の総称です。大腸がんや胃がん、肺がん、乳がん、前立腺がんなど、臓器が違えば、そのがんの性質も全く異なります。

 一方、多くのがんに共通する、厄介な性質があります。それが「再発」です。

 手術や抗がん剤、放射線治療など、強力な治療を施し、体内に肉眼で見えるがんがなくなる、あるいは、検査で体からがんが検出できなくなっても、容易に「治った」とは言えません。一定の確率で、再発が起こるからです。

 つまり、一見すると、治ったように思われても、目に見えないレベルでがん細胞が残っていて、これが再び増殖してくることがあるのです。

 例えば、大腸がんの患者さんが手術を受け、大腸を切り取って、がんを体から取り去っても、一定割合の人が再発を経験します。つまり、手術で大腸がんを切除したタイミングでは、まだ「大腸がんが治った」とは言えないのです。

 ◆大切なフォロー
 がんの患者さんは、治療を受けた後、比較的長い期間、通院を続けるのが一般的です。

 診察、血液検査、画像検査などを受け、再発の兆候を早期に知る必要があるからです。そうすることで、再発が起こっても、すぐに治療を始めることができます。

 再発に備えて通院を続けている期間を、「治った」とは言えないでしょう。

 では、がんの患者さんは、一体、いつ「治った」と言えるのでしょうか。がんに「治る」という言葉を使うのが難しい理由は、ここにあるのです。

 一方、過去の膨大なデータを解析すれば、「ある一定の期間、再発がなければ、それ以後に再発が起こる可能性は著しく低い」と予測することはできます。がんの種類によって、その「期間」は異なります。

 例えば、大腸がんや胃がんの場合、術後5年間、再発がなければ通院を終了するのが一般的です(診療ガイドラインで推奨された期間です)。

 むろん、「それ以後は決して再発しない」という意味ではありません。「健康な人と同じくらいの警戒度に戻してもよい」ということです。
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