みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

日本みつばちの蜂蜜を採蜜しました/濃厚でかおり高い春蜜です。

2017-05-26 22:53:46 | ニホンミツバチ
今年春に4回分蜂した一番大きい群の日本みつばちの蜂蜜を採ることにしました。
昨年秋に2段分の蜂蜜をとったのですが、また2箱足して7段になっています。

夕方、箱のふたを開けて、ブローで風を送って、
一番上の段の箱を切り取ります。
  
予想通り蜂蜜がぎっしりたまっています。

箱のふたの上にも蜜をためています。
まだ明るいのでミツバチが外に出てきたので、
少し巣箱の前に置いておきました。

雨が降りそうになってきたので、急いで作業。
  
夏は巣巣箱の中が熱くなるので、
空気の通り道の穴をあけた箱のフタをかぶせました。
もちろん穴の内側には、スムシが入らないよう細かいネットが張ってあります。

今回、収穫した蜂蜜。

隙間なくぎっしりと蜜が詰まって重いです。

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新鮮な蜂蜜を採りたいので、
さっそく巣を分解して、蜂蜜をとりましょう。
  
オーガンジーを張ったざるで、たれ蜜を採ります。

蜜蝋のふたは、薄くはぎとります。
  

  
蜂蜜が自然に垂れてくるのを待つ間に、夕ご飯。

鶏ムネ肉の「けいちゃん」と、とれたての巣蜜とイチゴです。

数時間でたれ蜜がずいぶんたまりました。

ブログをアップしたら、今夜のうちに瓶に詰めます。
春の花たちの蜜を集めた春蜜は、濃厚で花の香りがします。

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5月25日(木)のつぶやき

2017-05-26 01:00:00 | 花/美しいもの
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人間らしく暮らすには最低賃金1500円必要/花フェスタ記念公園のバラたち@可児

2017-05-25 21:22:03 | ほん/新聞/ニュース
可児市の「花フェスタ記念公園」にバラを見に行ってきました。

数年前に行ったきり、紫外線に当たりたくないので足が向かなかったのですが、
あいにくの曇り空が幸いしました。

バラの木が一回り大きくなっていて、大好きなカクテルも満開。

前日にNHKで紹介していたのですが、
この日も、マスコミがたくさん取材に来ていました。
  



  
お天気は下り坂。
後半には雨が降ってきて、画像が暗くなってしまいました。


  



  




バラの花のよい香りと、カラフルな花たちに癒されました。

歩いた歩数は、13000歩。
よい運動にもなりました。

つぼみの木もまだ多くて、6月上旬まで見頃です。

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後半は、
5月22日の中日新聞生活面の
「人間らしく暮らすには最低賃金1500円必要」の記事を紹介します。

  人間らしく暮らすには最低賃金1500円必要
2017年5月22日 中日新聞

 働き方に関係なく、すべての人にかかわる最低賃金(最賃)は現在、全国平均で時給823円。政府は働き方改革実行計画で、年3%程度の引き上げを続け、全国平均を時給1000円にすることを目指す。一方で「1000円では不十分。人間らしい生活のためには時給1500円が必要」と訴える人たちが現れ、支持も広がっている。

 最賃は、労働者の生活安定などのため、国が定める一時間あたりの賃金の最低額。すべての労働者に適用される。都道府県ごとに額を決め、使用者はそれ以上の賃金を支払わねばならない。

 最賃千五百円を訴えるのは首都圏の学生や若い労働者らでつくるグループ「エキタス」。四月の新宿でのデモに約千五百人が集まった。初めてデモをした二〇一五年から人数は倍に。支持は着実に広がっている。

 エキタスが、最賃千五百円が実現したら何をしたいかをネットで尋ねると「病院に行ける」「長時間のバイトをしないで済む」などの声が集まった。エキタスのメンバーも「夢のある数字。これなら生活を改善できる」と話す。

 最賃千五百円は妥当と指摘する専門家もいる。静岡県立大短期大学部の中沢秀一准教授(社会保障論、写真)は、各地の十代から七十代までの男女約七千人に、生活実態と所持品の調査を実施。住むエリアや年齢、性別、単身か家族かなどモデルごとに、「きちんとした生活を送るために必要な費用」を意味する最低生計費をはじき出した。

 一人暮らしの二十五歳男性の最低生計費=表=には、映画などの趣味を月二、三回楽しんだり、友人と月二、三回は夜に外食したりする費用も含む。中沢さんは「健康に暮らすための質を確保し、人間関係を維持するための交際ができるのも人間らしい生活に必要」と解説する。

 中沢さんによると、都市部は住居費はかかるが、交通費は公共交通網が整っていて抑えられる。反対に、車社会が前提の地方は交通費が高くなる。このように地域で事情が異なるため多少の差はあるが、社会保険料と税金を含めて、月百五十時間労働で計算すると、「全国的にみてほぼ最賃に千五百円以上は必要な計算となる」とする。

 零細のアパレル企業で働く三十代後半の女性は都内で一人暮らし。給与は額面二十二万円だが、平日は連日残業で土曜日出勤も。このため時給に換算すると約九百五十円。都の最賃(九百三十二円)をわずかに上回る程度だ。1K(約十五平方メートル)の家賃は六万円でテレビもない。残業で自炊する時間が削られ外食を強いられる。女性は「だから貯金もできない。将来が心配で、好きな人と一緒になろうと言えない」と嘆く。

 政府は最賃千円を目指しているが、目標時期は未定。支払い能力のない企業の存在や企業収益を圧迫する恐れなど使用者側の懸念が強いためだ。

 中沢さんは「若者が将来に希望を持つためにも、最賃千五百円を目指す必要がある」と指摘する。
 (寺本康弘) 


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5月24日(水)のつぶやき

2017-05-25 00:59:36 | 花/美しいもの
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戦前の悪法を思わせる 「共謀罪」衆院通過/東京都議選 なれ合いを脱せるか/「ジャージーミルクチーズケーキ」と初物の空豆

2017-05-24 18:43:40 | ほん/新聞/ニュース
雨模様のくもり空。
晴天続きだったので休養をかねて可児の「花フェスタ記念公園」に行ってきました。

花フェスタ記念公園HP
母の日のプレゼントの「女優日傘」のおかげで、紫外線も雨も気にせずに、
満開のバラをたんのうしました。
たくさん歩いたあとは、「湯の華アイランド」の温泉と岩盤浴でリフレッシュ。
湯の華アイランド

昨日のおやつはひるがの高原に行ってきた人たちからの
おみやげの「ジャージーミルクチーズケーキ」。

「牧歌の里」のジャージーミルクソフトは大好きなので、
おいしいことまちがいなし。
  
ちょっと苦めのコーヒーを淹れて一緒に食べたら、、

甘すぎなくてコクがあっておいしかった!

夕ご飯は、初物の空豆
  
イベリコ豚の冷シャブ。
 
まるごと大根の浅漬け


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ところで、
「共謀罪」法案が、衆議院をすんなり通過してしまいました。
今朝の中日新聞は、「戦前の悪法を思わせる 「共謀罪」衆院通過」の社説。

社説で取り上げていたのは中日だけで、
朝日新聞と毎日新聞はほかのテーマでした。

 社説:戦前の悪法を思わせる 「共謀罪」衆院通過 
2017年5月24日 中日新聞

 「共謀罪」法案が衆院を通過した。安倍晋三政権で繰り返される数の力による横暴だ。戦前の治安維持法のような悪法にならないか心配だ。

 警察「自然に手を入れる行為自体に反対する人物であることをご存じか」

 電力会社子会社「以前、ゴルフ場建設時にも反対派として活動された」

 警察「自然破壊につながることに敏感に反対する人物もいるが、ご存じか。東大を中退しており、頭もいい。しゃべりも上手であるから、やっかいになる」

監視は通常業務です
 岐阜県大垣市での風力発電事業計画をめぐって、岐阜県警が反対派住民を監視し、収集した情報を電力会社子会社に提供していた。二〇一四年に発覚した。

 「やっかい」と警察に名指しされた人は、地元で護憲や反原発を訴えてもいる。ただ、ゴルフ場の反対運動は三十年も前のことだった。つまりは市民運動というだけで警察は、なぜだか監視対象にしていたわけだ。この問題は、国会でも取り上げられたが、警察庁警備局長はこう述べた。

 「公共の安全と秩序の維持という責務を果たす上で、通常行っている警察業務の一環」-。いつもやっている業務というのだ。

 公安調査庁の一九九六年度の内部文書が明らかになったこともある。どんな団体を調査し、実態把握していたか。原発政策に批判的な団体。大気汚染やリゾート開発、ごみ問題などの課題に取り組む環境団体。女性の地位向上や消費税引き上げ反対運動などの団体も含まれていた。

 日本消費者連盟。いじめ・不登校問題の団体。市民オンブズマン、死刑廃止や人権擁護の団体。言論・出版の自由を求めるマスコミ系団体だ。具体的には日本ペンクラブや日本ジャーナリスト会議が対象として列挙してあった。

監視国家がやって来る
 警察や公安調査庁は常態的にこんな調査を行っているのだから、表に出たのは氷山の一角にすぎないのだろう。「共謀罪」の審議の中で繰り返し、政府は「一般人は対象にならない」と述べていた。それなのに、現実にはさまざまな市民団体に対しては、既に警察などの調査対象になり、実態把握されている。

 監視同然ではないか。なぜ環境団体や人権団体などのメンバーが監視対象にならねばならないのか。「共謀罪」は組織的犯罪集団が対象になるというが、むしろ今までの捜査当局の監視活動にお墨付きを与える結果となろう。

 国連の特別報告者から共謀罪法案に「プライバシーや表現の自由の制限につながる。恣意(しい)的運用の恐れがある」と首相に書簡が送られた。共謀罪は犯罪の実行前に捕まえるから、当然、冤罪(えんざい)が起きる。政府はこれらの問題を軽く考えてはいないか。恐るべき人権侵害を引き起こしかねない。

 一九二五年にできた治安維持法は国体の変革、私有財産制を否認する目的の結社を防ぐための法律だった。つまり共産党弾圧のためにつくられた。当初はだれも自分には関係のない法律だと思っていたらしい。

 ところが法改正され、共産党の活動を支えるあらゆる行為を罰することができるようになった。そして、反戦思想、反政府思想、宗教団体まで幅広く拘束していった。しかも、起訴されるのは少数派。拷問などが横行し、思想弾圧そのものが自己目的化していったのだ。

 共謀罪も今は自分には関係がないと思う人がほとんどだろう。だが、今後、法改正など事態が変わることはありうる。一般人、一般の団体なども対象にならないと誰が保証できようか。国会審議でも団体の性質が一変すれば一般人も対象になるとしている。何せ既に警察は一般団体を日常的に調査対象にしているのだ。

 少なくとも「内心の自由」に官憲が手を突っ込んだ点は共謀罪も治安維持法も同じであろう。

 捜査手法も大きく変わる。共謀となる話し合いの場をまずつかむ。現金を下ろすなど準備行為の場もつかむ。そんな場面をつかむには、捜査当局は徹底的に監視を強めるに違いない。政府は「テロ対策」と言い続けたが、それは口実であって、内実は国内の監視の根拠を与えたに等しい。

「デモはテロ」なのか
 何よりも心配するのが反政府活動などが捜査当局の標的になることだ。「絶叫デモはテロ行為と変わらない」とブログで書いた自民党の大物議員がいた。そのような考え方に基づけば、反政府の立場で発言する団体はテロ組織同然だということになる。共謀罪の対象にもなろう。そんな運用がなされれば、思想の自由・表現の自由は息の根を止められる。


  社説:東京都議選 なれ合いを脱せるか
2017年5月24日 朝日新聞
 
 小池百合子・東京都知事が自民党都連を「忖度(そんたく)政治だ」と批判すれば、自民党は小池都政を「決められない政治だ」と糾弾する。そんなつばぜり合いが激しくなってきた。

 注目の都議選の告示まで1カ月をきった。小池知事が率いる地域政党・都民ファーストの会が台風の目となり、関心は今後ますます、「小池都政にイエスかノーか」の一点に集中しそうな雰囲気だ。

 だが、果たしてそれだけでいいのか。いちど立ち止まって、都議が担うべき役割をおさらいしておきたい。

 議員の中から首相が選出される国会と違い、都道府県の首長と議員はどちらも有権者に直接選ばれる。二元代表制といわれるシステムで、両者は地方行政の「車の両輪」の関係にある。

 都議は、地域のさまざまな声に耳を傾けたうえで、知事が提案する予算の配分や政策が適切かどうかを、都民の代表としてチェックする。それには、知事と一定の距離を保ち、緊張関係にあることが不可欠だ。

 だが、この20年近く知事与党の自民、公明はどうだったか。

 豊洲への市場移転問題で、両党は今春、都議会に百条委員会を設けることに賛成し、土壌汚染対策をめぐる都と東京ガスの交渉の実態を追及した。改革姿勢を訴えたつもりだろうが、本来こうしたチェックは、市場の移転予算を議会として認める前に果たしておくべきものだ。

 なれ合いの懸念は、都民ファーストにもつきまとう。

 きのう発表の公約で、都民ファーストは市場移転に関する考えを明確にせず、知事の今後の判断を尊重したいと述べた。この先、様々な都政の課題について自分たちのリーダーの方針を健全に批判し、注文をつけられるのか。そこが問われる。

 都議のもう一つの役割は、知事側と政策を競いあい、それを都政に反映させることだ。

 たとえば、2030年には都民の4人に1人が65歳以上となる。だが介護の施設も人手も足りない。巨大都市の超高齢化にどう備えるか。また、東京一極集中による地方の衰退は、都も解決に乗りださねば展望が開けない課題だ。しかし小池都政では光が当てられていない。都議としてどう考えるのか。

 この4年間、都議の提案で生まれた条例のうち生活に直結するものは一つもない。定数127と最大の地方議会にもかかわらず、水準は高いといえない。

 反省を踏まえ、都議選にそれぞれがいかに臨むか。有権者に語るべきことは、少なくない。



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5月23日(火)のつぶやき

2017-05-24 00:59:51 | 花/美しいもの
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白い雪をかぶったようなナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ)が満開に。。双葉より芳しいセンダン(栴檀)の薄紫の花も開花。

2017-05-23 21:54:08 | 花/美しいもの


白い雪をかぶったようなナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ)。
満開になりました。

いつも5月の連休くらいから咲きはじめるのですが、
今年は半月ほど遅いです。

咲きはじめはグリーンの細いリボンのよう。
  


数日で雪をかぶったようにまっ白になりました。


  




ナンジャモンジャの左には栴檀。


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双葉より芳しいセンダン(栴檀)の花は薄紫色。




  
アップで見るとちょっと変わった花の形をしています。


こちらは、葉の色が明るい黄緑のセンダン・ライム。

どんどん大きくなって枝を拡げるので、
下のほうの枝は毎年春に思い切って剪定しています。




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5月22日(月)のつぶやき

2017-05-23 01:00:10 | 花/美しいもの
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安倍政権 知る権利に応えよ/アイリスの仲間~ジャーマンアイリス、ダッチアイリス、黄花ショウブ。

2017-05-22 15:29:39 | ほん/新聞/ニュース
枝垂れ梅の下に、ジャーマンアイリスが咲いています。

茶色と白のシックな感じのめずらしい花色。
  
花茎が3本伸びてきて、前に咲く花がしおれたら、
次のつぼみがふくらんで、いつの間にか次々に開花しています。
    


源平花桃の下には薄いオレンジ。

これはよく見かける花色です。



ジャーマンアイリスより先に咲くのは「ダッチアイリス」。

ジャーマンアイリスのようなフリルはなく
シンプルな美しさです。
 


ジャーマンアイリスより、一足遅れて咲くのは、「キハナショウブ」。

あちこちどこにでも広がって野生化しています。
  
葉はシャガと似ていますが、シャガのほうが厚くて光沢があります。

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後半は、
今日の朝日新聞の社説、
「安倍政権 知る権利に応えよ」を紹介します。

  社説:安倍政権 知る権利に応えよ
2017年5月22日 朝日新聞

 疑惑がもたれれば、必要な文書を公開し、国民に丁寧に説明する。政府として当然の責務を果たす気があるのだろうか。

 安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画に関する文書について、松野博一・文部科学相は「存在を確認できなかった」との調査結果を発表した。職員への聞き取りや、担当課の共有フォルダーなどを調べた結論だという。

 調査は実質半日で終了した。個人のパソコンは確認せず、「必要もないと考えている」とし、追加調査もしないという。あまりにも不十分で、問題の沈静化を図ったとしか見えない。

 焦点の一つは、学部新設で「総理の意向」があったかどうかだ。意思決定までの過程を文書で残すことが、文科省の行政文書管理規則で定められている。しかし同省は報道等で出た該当文書を探しただけという。これで調査といえるのか。再調査をすると同時に、事実関係の確認も徹底すべきだ。

 今回の政府の対応に、多くの国民が「またか」と感じているのではないか。学校法人・森友学園問題でも、情報公開への後ろ向きな姿勢が際立った。

 NPO法人「情報公開クリアリングハウス」は19日、学園との交渉記録を公開するよう国に求め、東京地裁に提訴した。財務省に残っているはずの電子データの証拠保全も申し立てた。

 三木由希子理事長は「国の姿勢を見過ごせば、これからも国民に必要な情報が次々と廃棄され、情報公開制度は成り立たなくなる。私たちの権利に対する重大な挑戦だ」と指摘する。

 別の市民団体も、財務省が面会記録などを廃棄したのは公用文書等毀棄(きき)罪にあたるとして幹部らを刑事告発した。

 多くの人が怒り、疑問を抱き、もどかしく感じている。

 そもそも森友問題が浮上した発端は、地元の大阪府豊中市議が、国有地の売却価格の公開を求めたのに、国が黒塗りにして隠したことだ。市議が公開を求めた裁判で、国は今も「開示すれば不当に低廉な金額で取得したような印象を与え、学園の信用、名誉を失墜させる」と主張する。国有地は「国民共有の財産」であることを忘れたのか。

 国民主権は、政府が国民に情報を公開し、施策を検証できてこそ実のあるものになる。情報公開に対する国の後ろ向きな態度は、国民主権を支える「知る権利」を脅かすものだ。

 「公正で民主的な行政の推進」を掲げた情報公開法の理念に、政府は立ち戻るべきだ。 


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5月21日(日)のつぶやき

2017-05-22 01:01:07 | 花/美しいもの
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