みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

ぜんそくは気道の炎症が引き金 薬で緊急受診を回避/おいしい!お豆腐工房いしかわのお揚げ。

2019-08-11 21:36:02 | ほん/新聞/ニュース
本巣のおんさい市場にお花を買いがてら、
モレラに行ってきました。
行くと必ず立ち寄るのが、
豆腐やお揚げが美味しい「豆蔵」。
お豆腐工房いしかわの製品の直売所です。
早くいくと安売り品の冷蔵ケースに
値下げしたな豆腐や揚げが並んでいます。

毎日豆腐と寿司揚げをかごに入れ、
初めて見つけた「とろ生あげ」も買いました。

レンジで温めてフライパンで焼いたら、
外はパリッと、中はふんわり、豆腐の味が濃厚でした。

寿司揚げは、二袋まとめて煮つけて常備菜に。

イオンの厚揚げもおいしいです。

大豆といえば、寺町畑の枝豆が届きました。



すぐに豆を外して、5分ほど茹でました。

とりたて枝豆、絶品です。

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後半は、朝日新聞のぜんそくの記事。

夏のあいだは、比較的咳は出ないのですが、
季節の変わり目になると、咳が出はじめます。
去年の秋に、治っていたはずのぜんそくと医者にいわれたので、
今年は風邪などひかないように気を付けています。

  ぜんそくは気道の炎症が引き金 薬で緊急受診を回避
聞き手・武田耕太
2019年8月4日 朝日新聞
 
【アピタル+】患者を生きる・眠る「ぜんそく」(予防的な治療)
 ぜんそくは、睡眠中の夜間から朝方にかけて発作が起きやすく、眠りにも支障が出てしまいます。なぜ、この時間帯に発作が起きやすいのか。患者はどんなことに気をつけたらいいのか。東邦大学医療センター大橋病院(東京)呼吸器内科の松瀬厚人(まつせ・ひろと)教授(54)に聞きました。

――なぜ、夜間から朝方にかけて発作が起きやすいのでしょうか。
 ぜんそくの本質は、気道の炎症です。炎症のためにとても敏感な状態になっていて、そこに様々な刺激が加わると、気道が収縮して狭くなり、せきが出たり、息苦しくなったりします。
 (気道の)炎症と収縮。それぞれの観点から考えると、夜間は不利なことがたくさんあります。
 まず炎症ですが、炎症を抑える作用のある「ステロイドホルモン」の分泌は、寝ている間の夜から朝方にかけてが、もっとも減少します。このため炎症が強くなって、気道の粘膜は敏感になり、発作が起きやすくなります。
 また、収縮には自律神経が関係しています。日中は緊張にかかわる交感神経が活発になり、夜はリラックスにかかわる副交感神経のほうが強くなって体を休めます。交感神経は気道を拡張させるはたらきがあるのに対し、副交感神経は気道を収縮させる方向にはたらきます。そうなると、息苦しさやせきも起きやすくなります。
 さらに、寝ているときに鼻がつまっているなどの理由で、口呼吸になっている場合、乾燥した空気が口から入ってきやすくなります。炎症が起きている粘膜にとって刺激となり、発作を招きます。

――実際に、夜間に発作が起きて受診する人は多いのでしょうか?
 以前に比べれば、夜間に発作が起きて救急外来を受診するケースは減っていると思います。
 かつては、気管支を広げる薬を使ってぜんそくの発作を止める治療が中心でしたが、ぜんそくの原因が気道の炎症だとわかり、普段から炎症を抑えることで発作を防ぐ、「予防的な治療」の重要性が指摘されるようになりました。
 大きかったのは1990年代に広まった、吸入タイプのステイロイドホルモン薬です。それまでの経口タイプのステロイドホルモン薬と異なり、直接気道に届くため効果も高く、誤ってのみ込むことがあっても極めて量は少なく、胃腸から吸収されても肝臓で分解され、全身への副作用は示しません。
 この薬を症状のないときから使って炎症を抑え、発作を防ぐことが重要です。こうした治療の進歩により、以前に比べて発作をコントロールすることが可能になりました。夜間に発作が起きた場合でも、あらかじめ受けている医師の指導に従って、薬の量を増やしたり、気管支を広げる薬を一緒に使ったりします。こうした方法が広まり、夜間に発作が起きても、緊急に受診が必要になるケースはかなり少なくなっていると思います。

治療薬の副作用
――吸入タイプのステイロイドホルモン薬の副作用はないのでしょうか?
 ステロイドホルモン薬の副作用は、白内障や緑内障、顔が丸くなる「ムーンフェース」、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)、糖尿病など全身いろいろあり、経口タイプでは使いにくい場合もありました。しかし、吸入タイプでは、成人が決められた量を使えば、体への影響はほとんどないといえます。
 ただ、人によっては声が枯れてしまう副作用が出る場合もあります。このため、使用後はうがいをして薬を洗い流すことが重要です。私は、使用後に歯を磨くことをすすめています。吸入はだいたい朝とか夜寝る前なので、歯ブラシの横に薬を置いておくことで習慣づけられますし、口をゆすぐときに自然とうがいをしていることになります。

――夜間の発作が不安な患者は、どんなことを心がけたらいいでしょうか?
 ふだんの治療をしっかり続けることが何よりも大切です。自己判断で治療を中断すると炎症が進んで、発作を招きます。とくに成人の場合は完治は難しいことが知られています。
 また、発作は風邪をひいたことをきっかけに起きることが多いです。風邪を完全に予防することは難しいですが、ふだんの生活のなかでなるべく無理はせず、ストレスや疲れをためないようにしてください。
 あまり不安がらないことも大切だと思います。主治医を信頼し、日ごろから治療をしておくことが何より重要です。
 ひどいときには病院に行ってください。薬の種類や量を見直す必要がある可能性があります。主治医に相談してください。

◇ご意見・体験は、氏名と連絡先を明記のうえ、iryo-k@asahi.comメールするへお寄せください。
<アピタル:患者を生きる・眠る>
http://www.asahi.com/apital/special/ikiru/(聞き手・武田耕太)


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表現の不自由展:少女像展示中止 「表現の自由」は守らねば/表現の自由守り民主主義を育め/中止の「その後」に注目/ピオーネ ゴールデンピーチ

2019-08-10 21:00:31 | ほん/新聞/ニュース
先日デラウェアが届いたばかりですが、
また、鳥取の友人から大きな箱に入った冷蔵ブドウが届きました。
箱を受けてみたら、立派な房のピオーネが7つ。

巨峰とマスカットを親に持つピオーネが美味しいのはもちろんですが、
種なしピオーネは、ニューピオーネと言って、ピオーネより大粒。

香りがよくてとっても甘いです。


熟して落下したゴールデンピーチ。
半分いたんでたのですがもったいないので食べたら、
これが濃厚で絶品です。
  
うちで採れたブルーベリーとミニトマト
 
マクワウリも毎日とれるのし、
ブドウも桃もいただきものがあるので、
フルーツが食べきれないほどどっさり。
冷蔵庫は満杯で、うれしい悲鳴です。

主菜は、ローストビーフです。


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後半は、
表現の不自由展」中止の続々報。
全国の地方紙の社説です。

 社説:少女像展示中止「表現の自由」は守らねば
2019年8月10日 西日本新聞

気にくわない行事や言論は、脅迫で封じることができる。そんなゆがんだ考えを社会に広げるわけにはいかない。

 愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で、元従軍慰安婦を象徴した少女像などを展示した企画「表現の不自由展・その後」が開幕3日で中止に追い込まれた。

 少女像の展示に対し、抗議のメールや電話が実行委員会事務局などに殺到した。「ガソリン携行缶を持っていく」など、京都アニメーション放火殺人事件を連想させる脅迫もあり、実行委は「安全な運営」ができないと判断したという。表現の自由を揺るがす深刻な事態である。


 従軍慰安婦問題は、2015年の日韓合意により政府レベルで決着を見た。しかし、政権交代後の韓国政府は合意内容は不十分との見解に転じ、対立の火種としてくすぶり続ける。そうした中での少女像展示だった。

 展示には賛否両論ある。像や企画への評価とは別に、悪化した日韓関係をさらに冷え込ませると懸念する人もいよう。多様な意見があってよい。だが、テロや殺害をほのめかす脅迫が許されないのは当然だ。威力業務妨害容疑で被害届が出ており、警察は摘発に動いた。

 芸術祭は公共の文化施設を会場に使い、公費を投じて開かれている。だからといって、政治や行政が展示構成や出品作の是非にまで介入すべきではない。

 実行委の会長代行である河村たかし名古屋市長は「(少女像は)日本人の心を踏みにじるものだ」として、展示の中止を求めた。文化庁の補助事業であることを踏まえ、菅義偉官房長官は記者会見で、補助金交付を慎重に判断する考えを示した。

 憲法21条が禁じる検閲につながりかねない、危うい言動と言うほかない。実行委会長を務める大村秀章愛知県知事も、公権力こそ表現の自由を保障すべきだとして介入の動きを「憲法違反の疑いが濃厚」と批判した。

 企画展の狙いは、美術館などで展示不許可となった作品の鑑賞を通じ、表現の自由を巡る議論を促すことだった。反発が予想されたが実行委は「議論を起こすことに意義がある」と開催に踏み切った。趣旨と決断は是とするが脅迫に屈した「悪(あ)しき前例」となった事実は重い。こうした事態を想定した警察との事前打ち合わせや、展示意図を丁寧に伝える姿勢は十分だったか。実行委に検証を求めたい。

 表現の自由について議論を促すための美術展が暴力的な圧力でつぶされ、政治家もそれに関わった。前代未聞の出来事を、表現の自由や公権力との関係について、深く考える契機としなければならない。 


   社説:企画展 抗議で中止 表現の自由守り民主主義を育め 
2019年8月10日(土)(愛媛新聞)

 自分が相いれない表現を、脅しや暴力で封殺しようとする誤った風潮がまかり通ることを深く憂慮する。

 愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」が、開幕3日で中止になった。実行委員会は、元従軍慰安婦を象徴した「平和の少女像」などの展示に対し、電話やメールでの抗議が殺到し、安全な運営が危ぶまれる状況を説明。「ガソリン携行缶を持っておじゃまする」などと、京都アニメーション放火殺人事件を想起させるファクスまであったという。憲法が定める「表現の自由」を侵害する悪質な行為で断じて許されない。

 表現の自由は、単に芸術家や表現者の権利を守るためのものではない。作品を鑑賞した人が思索し、意見を交わし、理解し合う機会を保障する面もある。民主主義は、そうした営為の積み重ねによって強くなり、継承されていくものだ。中止でふたをするのではなく、圧力に屈せず、自由や民主主義を守るためにどうすればよいのか、政治や行政の姿勢、社会の在り方をともに考えていく必要がある。

 問題となった企画展は、国内の公立美術館やイベントで撤去や公開中止となった作品を集めていた。少女像のほかにも、昭和天皇を扱った作品があり、開幕直後から抗議が相次いだ。

 ファクスを送信した50代の男は、威力業務妨害の疑いで逮捕された。実力行為の予告や脅迫に対しては、今後も断固とした対応が不可欠だ。

 中止について、出品者や関係者から「納得していない」といった反発の声も上がっている。だが、スタッフや来場者に危害が加えられる可能性を考慮すれば、実行委の判断もやむを得ないだろう。とはいえ、企画展の趣旨から抗議は予想されたことでもあり、事前の警備や対応の強化も検討すべきだった。

 何より危惧されるのは、今回の中止をきっかけに、トラブルを恐れ創作活動が萎縮したり、施設側が使用や展示を認めない空気が広がることだ。芸術祭の芸術監督を務めたジャーナリスト津田大介さんを招いた神戸市でのシンポジウムが中止になる事態も起きた。安易な先例とすることは誤りだと認識しなければならない。

 名古屋市の河村たかし市長が少女像の公開中止を求めたり、菅義偉官房長官が芸術祭への補助金の交付を慎重に判断する考えを示したり、政治家から展示への圧力と受け取れる動きがあったことも看過できない。表現の自由は、言論や集会、結社の自由を制限し、反体制的な言動を厳しく取り締まった戦前・戦中の反省を踏まえて定められた経緯がある。自身や政府の見解と異なるからといって、検閲まがいの言動をすることは容認できない。政治家が人権や自由を率先して守る姿勢を示さないようでは、この国の民主主義はやせ細っていくばかりだ。


 社説:表現の不自由展 中止の「その後」に注目 
2019年8月10日 岩手日報

 愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の中の企画展「表現の不自由展・その後」が公開3日で中止となった問題が、波紋を広げている。

 元従軍慰安婦を想起させる少女像、天皇と戦争、米軍基地、政権批判など、国内では公開がままならなかった作品群に対し、テロや脅迫まがいの抗議が相次ぎ、大村秀章知事が会長を務める国際芸術祭の実行委員会は「安全な運営が危ぶまれる」と判断した。

 議論に輪を掛けたのが、政治の介入だ。県とともに開催経費を負担する名古屋市の河村たかし市長は、同展視察を経て「日本人の心を踏みにじるもの」などとして中止を要請。菅義偉官房長官は、文化庁の補助金交付を慎重に判断すると発言した。

 河村市長は従軍慰安婦問題が「事実でなかった可能性がある」として、知事に少女像撤去などを求める抗議文を提出。大村知事は「公権力を行使する人が内容にいい悪いを言うことは、憲法が禁じる検閲と取られても仕方ない」と市長の姿勢を批判した。「その後展」は、思わぬ形で「表現の自由」の現状を社会に問うこととなった。

 一方で「その後展」の実行委は「中止決定に納得していない」として大村知事宛ての公開質問状を提出。同展出品作家を含む芸術祭参加アーティスト約70人も、連名で政治的介入と暴力、脅迫に抗議する声明を発表するなど、なお議論は尾を引きそうだ。

 政治的圧力や暴力的抗議を背景とする公開中止に、作家らの無念や憤りは想像するに余りある。だが実害が強く懸念される状況で、知事の職責に照らせば中止の判断自体は一概に否定されるものではあるまい。問題は実行委内で、展示への批判や反発を想定していた節があることだ。

 芸術祭は、ジャーナリストの津田大介氏が芸術監督を担った。「その後展」は、東京都内の小ギャラリーで15年に開かれた「不自由展」を基に企画。「物議を醸し議論を起こすことに意義がある」と決行されたという。

 目玉展示の一つとされた少女像が、日本と韓国の政治的対立の象徴となっているのは周知の事実。「物議を醸す」のは予想できたとして、立場を超えて「議論」する機会とするための仕掛けは十分だったのか。知事判断に芸術監督も従った中止劇は、その面の未熟さをしのばせる。

 この経緯に、作家らが反発するのは当然だろう。津田氏は「表現の自由を後退させてしまった」と述べたが、反省で終わらせるべき事案ではない。その立場で改めて主催側と協議するなど、表現の自由を萎縮させないための「その後」に注目したい。



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「不自由展」中止 社会の自由への脅迫だ/種なし金柑「チビマル」の花。ヒペリカム、椿の実

2019-08-09 21:38:14 | ほん/新聞/ニュース

種なし金柑「チビマル」の花が咲いています。
ことし二度目の開花。
近づくと甘い香りがします。

早朝、暑くならないうちに、
ミツバチとマルハナ蜂が蜜を集めにやってきて、
花から花へと飛び回っています。
  


この金柑は何回かに別けて花が咲くので、
前に咲いた花には小さな緑色の実がついています。
今年は花数がとても多いです。

ヒペリカムの実。

ツバキの実。
  

  

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「表現の不自由展」中止の続報、
8月7日の中日新聞の社説です。

  社説:「不自由展」中止 社会の自由への脅迫だ 
2019年8月7日 中日新聞

 脅されたのは社会の自由だ。国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展が中止に追い込まれた。脅迫文が届くなどしたためで、まさに「表現の不自由」を象徴する恐ろしい事態である。
 あいちトリエンナーレは、愛知県などでつくる実行委員会が三年に一度開いている。四回目の今回は県美術館(名古屋市)などを舞台に、今月一日に始まった。
 問題となったのは企画展「表現の不自由展・その後」。過去に国内の美術館などで展示を拒否された芸術作品を集め、経緯を伝える解説とともに展示した。
 だが、旧日本軍の慰安婦を象徴する少女像など展示の内容が報じられると、抗議の電話やメールが相次いだ。「ガソリンの携行缶を持ってお邪魔する」という脅迫文さえ届き、三日で中止となった。
 参加した芸術家から「作品を見る機会を人々から奪う」などとして、中止を批判する声があるのはもっともだ。だが、スタッフや来場者の安全を考えた上での苦渋の決断だったろう。この上は速やかで徹底的な捜査を求めたい。
 芸術監督のジャーナリスト・津田大介さんは「表現の自由が後退する事例をつくってしまった」と悔やむ。しかしこの国の表現の自由を巡る現状や「意に沿わない意見や活動は圧殺する」という風潮を白日の下にさらしただけでも、開催の意義はあったといえよう。
 河村たかし名古屋市長は「日本国民の心を踏みにじる」として少女像などの撤去を要請。菅義偉官房長官も、国の補助金交付について慎重に検討する考えを示した。これは、日本ペンクラブが声明で「憲法が禁じる『検閲』にもつながる」と厳しく批判したように、明らかな政治による圧力だ。
 政治や行政のトップは多様な意見や表現を尊び、暴力的行為を戒める立場にある。美術家の活動よりもテロ予告をこそ強く非難するべきだろう。
 国の内外を問わず、政治家による排他的な発言が「お墨付き」となり、ヘイト犯罪など昨今の極端な言動の下地になっているとすれば、憂慮すべき事態だ。
 現代のアートは、単に花鳥風月をめでるものではない。世界に存在する対立や危機、圧政や苦難を見る者の反発も覚悟で広く伝え、対話や解決の糸口を生んでいる。
 それを理解せずに「美術展を政治プロパガンダの場にするな」などと非難しても筋違いだろう。芸術家や美術館の関係者は、決して萎縮してはならない。 


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ランの夏の管理(趣味の園芸)/キンリョウヘンの夏越しのポイント

2019-08-08 21:21:23 | 花/美しいもの
蘭のなかでも、微妙に気難しいキンリョウヘン。
確実に花を咲かせるためには、春から秋の管理が重要です。
ちょうどNHKの「趣味の園芸」で
ランの夏越しのポイントをやっていたので、
忘れないように記録しておきます。

キンリョウヘンなどランの夏の管理(趣味の園芸)。

夏は株を充実させる時期

夏の管理がいちばん大事


夏の鉄則3か条 

①光

太陽が好きだが、弱めの光を好む
  
コチョウランは遮光率を高くする、または室内で育てる。
  
②風にあてる


  
③水やり


  

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秋の管理のポイント


  

  
冬の水やり



キンリョウヘンはシンビジウムの仲間なので、
シンビの育て方が参考になります。


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2度目以降 急に悪化も ハチの毒 高リスク者検査で確認を/ハチに刺されたら、どうすればいい!?/水ナスの浅漬け

2019-08-07 21:44:19 | ほん/新聞/ニュース
梅雨が明けてから毎日暑い日が続きます。

もう一週間ほど雨が降っていないので、
木の下の半日陰になるところに置いてある
キンリョウヘンなどのランたちには、
朝夕、水やりをしています。

一日一回はたっぷりと、気温が高いので、
葉の温度を下げる葉水もかかせません。

他の庭木には連れ合いがスプリンクラーで順番に水やりしています。
水やり
モレラに行ったときに「オナカスイタ」で
水ナスを見つけたので買ってきました。

水ナスはサクサクした触感が好きなので、
さっそく手で縦に裂いて、浅漬けにしました。

重石をして数時間。

少ししんなりしたら、芳香ウラ紫蘇も入れて、
夕方には食べごろになるでしょう。

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ところで、
中日新聞の生活面にハチ毒のアレルギーについて書かれた
小中寿美さんの記事が出ていました。

「蜂毒アレルギーは二度目に刺されると重症になる」ということを知っていたのですが、
毎年20人も亡くなって、食物アレルギーより怖いとのこと。

ミツバチでも同じなので、刺された時の対処法は調べてあるのですが、
前に刺されたことがあるので刺されないように注意するのはもちろん、
アレルギーの検査して、エピペンを準備することも必要ですね。

  2度目以降 急に悪化も ハチの毒
2019年8月6日 中日新聞

高リスク者検査で確認を
 8月をピークに秋にかけてハチに刺される事故が増える。過去に刺され、ハチ毒にアレルギーがある人は次に刺されると、じんましんや呼吸困難など複数の症状が急激に出るアナフィラキシーが起きる恐れがあり、死亡することも。専門家は高リスクの人に、アレルギーの有無を検査した上で刺されない対策や、刺されて強い症状が出た際に一時的に緩和する自己注射薬(エピペン)の携帯を促す。 (小中寿美)

 三重県内に住む女性(61)はこの夏、自宅のベランダで、飛んでいたアシナガバチに刺され、全身にじんましんが出た。趣味で養蜂をしている同県の男性(68)は、庭で飼っているミツバチに刺されて意識が遠のき、救急搬送された。
 二人とも医療機関で応急処置を受けた後、津市の「おおにし呼吸器・糖尿病内科 呼春(こはる)の森診療所」へ今後の対応を相談した患者だ。問診で、過去にも同じ種類のハチに刺されたことがあると分かり、アレルギー反応を起こす抗体があるかを調べる血液検査でも陽性だった。
 ハチに刺されると、一~二割の人はハチ毒に対する抗体が体内にできる。次に刺された時には、ハチ毒に含まれるアレルゲン(原因物質)と結び付くことでアレルギー反応を起こす。
 アレルギー専門医で、院長の大西真裕さん(40)は問診と症状などから、二人はアナフィラキシーを起こしたと判断。再び刺されると重篤な状況に陥る可能性もあり、ハチ刺されを防ぐポイント=図参照=を伝え、エピペンを処方した。
 同診療所は昨年五月に開院。ホームページでハチ毒アレルギーの検査を受けられると紹介したところ、林業などの関係者から問い合わせが少しずつ増え、これまでに十数人に実施した。
 大西さんは「救急外来はアナフィラキシーへの対応に精いっぱいで、その後の指導まで手が回らない」といい、リスクの高い人の把握と、次にアレルギーを起こさせないようにする対策の必要性を強調する。
 国の人口動態統計によると、ハチに刺されたことによる死亡者数は年間二十人ほど。アナフィラキシーに血圧低下や意識障害を伴うアナフィラキシーショックを起こして死亡したと考えられており、数人の食物アレルギーよりも多い。
 ハチ毒アレルギーに詳しい独協医科大埼玉医療センター呼吸器・アレルギー内科の平田博国准教授(49)によると、夏はハチの活動が活発化。攻撃性の強いスズメバチをはじめ、アシナガバチやミツバチも刺されれば、アレルギーを起こす可能性がある。
 アレルギーのある人が再び刺されると、一~二割にアナフィラキシーが起き、そのうち数%がアナフィラキシーショックになる。刺されてから長い年月がたてば抗体は減っていくが、一~二年のうちに再び刺されるとアナフィラキシーは起こりやすくなる。
 刺されるのが初めてでも、ハチの数が多いなど一度に多量の毒が入るとアナフィラキシーのような症状を起こすことがあり、死に至るケースもあるという。
 平田さんは「ハチ毒はアレルギー反応が早く、症状が早く現れるほど重症化することが多い。アナフィラキシーの症状が出てから心停止まで十五分という報告もある」と話す。
 重篤になるリスクが高いのは、過去にアナフィラキシーを起こした人や、林業、電気工事業などハチに刺されやすい仕事環境の人。ただ、近年は都市の民家に巣を作ることも多い。平田さんが診た患者の半数は、そうした職業には就いていない一般市民で、自宅で刺されるケースが最も多い。
 対策としては、刺されたことがあり、リスクが高いと思われる人はハチ毒アレルギーがあるかを血液検査などで把握。検査はかかりつけ医やアレルギー専門医に相談する。
 刺されたことがない人も含め、何より有効なのは、刺されないようにすること。ハチを刺激しないよう、ハチや巣には近づかないのが鉄則だ。スズメバチなどの巣を見つけたら専門業者に依頼して早めに駆除する。
 駆除の相談窓口や補助金を設けている自治体も。住宅地にコガタスズメバチが多く生息している名古屋市は、市が駆除方法の相談に応じており、相談件数は年間二千件を超えるという。
 


  ハチに刺されたら、どうすればいい!? 
2019/07/28 ウェザーニュース

夏はハチが活発に活動する時期です。夏休みに入った子供たちがレジャー先などで刺されてしまう可能性もあります。もしも自分や家族がハチに刺されたとき、あなたは冷静に対処できますか?

全身に症状が出たらすぐに病院へ
ハチに刺されたあと、はれや痛みなどの症状を悪化させないためには、どのような処置が必要でしょうか。応急処置の手順や注意点を、「ハチの巣駆除 出張専門館」にうかがいました。

「まず、症状を確認してください。刺されてから15分ほどで、はげしい動悸や息切れ、じんましん、目まいなどの症状が出ることがあります。このような全身症状(刺されたところだけではなく、全身に現れる症状)が出た場合は、すぐに病院へ行き、診察を受けてください」(ハチの巣駆除 出張専門館)

ハチの毒に対するアレルギー反応は、時には命にかかわることもあります。重い全身症状が出た場合は、すぐに救急車を呼んで受診しましょう。

流水で毒を洗い流す
もちろん、全身症状が出ていないからといって、何もしなくていいわけではありません。その場合も適切な手順で、応急処置をおこなう必要があります。

まず、刺された場所に針が残っていれば、ピンセットで取り除きましょう。ピンセットがない場合は、クレジットカードなどを使うといいでしょう。次に、毒をしぼり出します。

「刺されたところから毒をしぼり出すようにして、流水で洗い流してください。ハチの毒は水にとけやすいので、大量の水で洗い流すのが効果的です」(ハチの巣駆除 出張専門館)

なお、刺された部分に口をあて、毒を吸い出す行為はNGです。だ液で毒がとけ、口内にしびれなどが発生する可能性があります。また、おしっこをかければいいとの俗説もありますが、もちろんこれもNG。炎症がひどくなる可能性があります。

刺された場所には、ドラッグストアで売っている虫刺され用の薬をぬりましょう。毒を出し、薬をぬったあとは保冷剤などで刺されたところを冷やしてください。冷やすことで刺された部位の血管が収縮し、ハチの毒が血管の中に入りにくくなります。応急処置後は、できるだけ早く皮膚科で診察してもらうと安心です。

なお、ハチに刺されないための予防策としては、「白っぽい服を着る」のが効果的。ハチ(とくにスズメバチ)は黒系の色に対して攻撃する習性があるので、お子さんを公園などで遊ばせるときは、白っぽい服やぼうしを身に着けさせてあげるといいでしょう。
参考資料など
取材協力/ハチの巣駆除 出張専門館


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[愛知芸術祭 企画展中止]脅迫こそ批判すべきだ/あいち企画展 中止招いた社会の病理/「表現の不自由展」中止 許されない暴力的脅しだ/悪い前例にならないか

2019-08-06 21:12:42 | ほん/新聞/ニュース
庭のあちこちにピンクの花が咲きました。
リコリスの仲間ネリネ(ダイヤモンドリリー)です。

彼岸花と同じように葉もないところに花が咲くので、
とつぜん花が咲いたように見えます。

この花たちは、元は一か所に咲いていた球根を
株分けして植えたものです。

植えっぱなしのグラジオラスも咲きました。


ところで、
あいちトリエンナーレ2019の企画展「表現の不自由展・その後」が、
開催三日目に中止に追い込まれたニュースの続報です。

中止から二日間の社説を調べてみたら、
朝日新聞、毎日新聞、京都新聞、沖縄タイムスと琉球新報と
大きな問題の割には、社説でとり上げている新聞は
まだそんなに多くないようです。

企画展は、展示物はそのままの状態で壁をつくって閉鎖されているだけ。

すでに抗議声明や反対の署名もははじまっていますから、
中止に納得できない市民がの声を大きくして、
閉めた扉を開けることができれば、と思います。

  社説:あいち企画展 中止招いた社会の病理  
2019年8月6日 朝日新聞

人々が意見をぶつけ合い、社会をより良いものにしていく。その営みを根底で支える「表現の自由」が大きく傷つけられた。深刻な事態である。

 国際芸術祭あいちトリエンナーレ2019の企画展「表現の不自由展・その後」が、開幕直後に中止に追い込まれた。

 過去に公的施設などで展示が許されなかった作品を集め、表現行為について考えを深めようという展示だった。芸術祭として個々の作品への賛意を示すものではなかったが、慰安婦に着想を得た少女像や、昭和天皇を含む肖像群が燃える映像に抗議が殺到した。放火の予告まであったという。もはや犯罪だ。警察は問題の重大さを認識し、捜査を尽くさねばならない。

 気に入らない言論や作品に対し、表現者にとどまらず周囲にまで攻撃の矛先を向け、封殺しようとする動きが近年相次ぐ。今回はさらに、政治家による露骨な介入が加わった。

 芸術祭実行委の会長代行を務める河村たかし名古屋市長が、「日本国民の心を踏みにじる」などと展示の中止を求め、関係者に謝罪を迫ったのだ。

 市長が独自の考えに基づいて作品の是非を判断し、圧力を加える。それは権力の乱用に他ならない。憲法が表現の自由を保障している趣旨を理解しない行いで、到底正当化できない。

 菅官房長官や柴山昌彦文部科学相も、芸術祭への助成の見直しを示唆する発言をした。共通するのは「公的施設を使い、公金を受け取るのであれば、行政の意に沿わぬ表現をするべきではない」という発想である。

 明らかな間違いだ。税金は今の政治や社会のあり方に疑問を抱いている人も納める。そうした層も含む様々なニーズをくみ取り、社会の土台を整備・運営するために使われるものだ。

 まして問題とされたのは、多数決で当否を論じることのできない表現活動である。行政には、選任した芸術監督の裁量に判断を委ね、多様性を保障することに最大限の配慮をすることが求められる。その逆をゆく市長らの言動は、萎縮を招き、社会の活力を失わせるだけだ。

 主催者側にも顧みるべき点があるだろう。予想される抗議活動への備えは十分だったか。中止に至るまでの経緯や関係者への説明に不備はなかったか。丁寧に検証して、今後への教訓とすることが欠かせない。

 一連の事態は、社会がまさに「不自由」で息苦しい状態になってきていることを、目に見える形で突きつけた。病理に向き合い、表現の自由を抑圧するような動きには異を唱え続ける。そうすることで同様の事態を繰り返させない力としたい。


 社説: 「表現の不自由展」中止 許されない暴力的脅しだ
毎日新聞2019年8月6日

 国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」の企画展「表現の不自由展・その後」が、開幕直後に中止に追い込まれる異例の事態となった。


 慰安婦を象徴する韓国人作家の「平和の少女像」や、昭和天皇をモチーフにした作品に対し、脅迫めいた内容を含む多数の抗議電話やメールがあった。中止は来場者や関係者の安全を考慮した措置と説明する。

 企画展に展示されているのは、全国の美術館などで過去に撤去や公開中止になった16組の作品だ。

 芸術監督をつとめるジャーナリストの津田大介さんは、「表現の自由」について自由に議論する場にしたかったと話した。

 作品を鑑賞して共感したり、反感を抱いたりするのは当然だ。それこそがこの展示の意図でもあろう。

 しかし、2日朝には「ガソリン携行缶を持って行く」といったファクスが届いたという。京都アニメーションの放火殺人事件を思い起こさせるもので悪質だ。

 過熱する抗議の電話は、芸術祭の実行委員会だけでなく、愛知県庁や協賛企業にまで広がった。事務局の電話は鳴りやまなかったという。

 自分たちと意見を異にする言論や表現を、テロまがいの暴力で排除しようというのは許されない行為だ。こういった風潮が社会にはびこっていることに強い危機感を覚える。

 政治家の対応にも問題がある。少女像を視察した河村たかし・名古屋市長は「日本国民の心を踏みにじる行為」などとして、展示の中止を求めた。

 また、菅義偉官房長官は、文化庁の補助金交付の是非について検討する考えを示した。

 暴力によって中止に追い込もうとした側が、政治家の発言を受けて勢いづいた可能性がある。

 作品の経緯からして、反発の声が上がることは十分予測できた。悪化する日韓関係も原因の一つと考えられる。

 津田さんは「想定が甘かったという批判は甘んじて受ける」と語る。万が一のリスクを回避しなければならないという考え方は理解できる。

 一方で、脅せば気に入らない催しをやめさせることができるという前例になったとすれば、残した禍根は小さくない。


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 社説:少女像展示中止  悪い前例にならないか
京都新聞 2019年08月05日

 日本社会の表現の自由度を示しているかのようだ。
 愛知県で開催中の国際芸術祭で、従軍慰安婦を象徴する「平和の少女像」などを展示する企画展が、開幕から3日で打ち切られた。
 会場の愛知県立美術館などに暴力やテロを思わせる抗議が相次ぎ、安全に配慮する必要に迫られた。
 実行委会長の大村秀章愛知県知事は記者会見で「『撤去しなければガソリン携行缶を持ってお邪魔する』というファクスもあった」と話した。
 実際に会場に足を運んでみると、入場制限が行われるほど観客が訪れていた。少女像には賛否両論あるが、展示が多くの人の関心を集めたのは事実だ。
 それだけに、暴力を示唆する抗議で中止に追い込まれたのは極めて残念だ。悪い前例になりかねない。強く懸念する。
 中止になった「表現の不自由展・その後」は、国内の美術館やイベントで撤去や展示不許可になった作品を展示することで、「表現の自由」について深く議論してもらう狙いがあった。
 芸術祭の芸術監督でジャーナリストの津田大介氏は「作品への賛否を示すものではない」として、展示には過去の経緯や作者の意図などの説明を付していた。
 ところが、撤去を要求する電話やメールが8月1日からの2日間だけで1400件以上あった。職員に執ように絡み名前を聞き出すといった電話もあり、継続は困難と判断したという。
 観客やスタッフを危険にさらさない、という判断は理解できる。しかし電話をした人の中に、会場で展示を見た人がどれほどいたのだろうか。ネットを通じて不正確で断片的な情報が広がったのが、実際ではないか。
 展示を見ていない人の声で、これから見学しようという人たちの知る権利や学ぶ権利が奪われた、ともいえる。
 河村たかし名古屋市長や菅義偉官房長官の対応にも疑問が残る。
 河村氏は「行政の立場を超えた展示」として中止を大村知事に求めた。菅氏は補助金交付を慎重にする考えを示した。
 両氏に従えば、憲法が禁じる検閲になりかねない。そもそも、政府や行政のトップは憲法を守る立場から脅迫的な抗議に苦言を呈すべきではなかったか。
 京都アニメーション放火殺人事件を示唆するファクスなどは、極めて不謹慎な脅迫だ。警察は厳しく取り締まってほしい。
[京都新聞 2019年08月05日掲載] 


 社説:[愛知芸術祭 企画展中止]脅迫こそ批判すべきだ
2019年08月05日 沖縄タイムス

 憲法が保障する表現の自由に不寛容な現在の日本の空気を映し出すことになった。

 愛知県で1日から始まった国内最大規模の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の実行委員会は、企画展「表現の不自由展・その後」を中止すると発表した。

 企画展では元「従軍慰安婦」を象徴した「平和の少女像」や昭和天皇とみられる人物、憲法9条をテーマにした俳句など国内の美術館などで撤去されたりした作品群を展示。表現の自由を巡る現状を考え、議論のきっかけにしようというのが趣旨だ。

 2017年にうるま市で開かれたイベントで、米軍機墜落事故をモチーフにし、一時非公開になった「落米のおそれあり」も含まれていた。

 開幕から2日間で抗議の電話やメールは計約1400件に上ったという。主催する実行委会長の大村秀章愛知県知事は「テロや脅迫ともとれる抗議があり、安全な運営が危ぶまれる状況だ」と説明。「ガソリン携行缶を持って(会場の)美術館に行く」と、京都アニメーション放火殺人事件を連想させる内容のファクスも届いたという。

 抗議の半数が平和の少女像に関するもので、泥沼化に陥っている日韓関係が影響しているとみられる。

 表現の自由は民主主義を支える基盤だ。意見の違いを尊重し合うのが民主主義社会のあるべき姿である。

 暴力的な言葉を投げつけ、企画展を中止に追い込むのは卑劣極まりない。とうてい許されるものではない。

    ■    ■

 自由な表現活動を抗議や脅迫から守るのが本来の行政や政治家の責務である。

 逆に会長代行の河村たかし名古屋市長は企画展の視察後、大村知事に抗議文を出し、少女像などの展示中止を求めた。政治的圧力である。

 芸術祭は文化庁の補助事業で、菅義偉官房長官は慎重に判断する考えを示した。憲法の「検閲は、これをしてはならない」に反しかねない。菅氏はテロ予告や抗議に対してこそ強く批判すべきである。

 芸術祭の芸術監督でジャーナリストの津田大介さんが話すように、行政は「表現の現在を問う」という趣旨を認めたものだ。内容に介入するのは好ましくないとの大村知事の立場は当然である。

 津田さんは「物議をあえて醸す」と言っており、抗議は予想できたはずだ。警察に依頼するなど万全な対策をした上で、大村知事も毅然(きぜん)と対応すべきだったのではないか。

    ■    ■

 「表現の不自由展・その後」は15年に東京で開かれた小規模な展覧会「表現の不自由展」が原形である。日本の「言論と表現の自由」が脅かされているのではないか、との危機感から始まった。

 今回の企画展は、その続編の位置付けだ。中止になったことで不自由展がまた一つ重ねられ、日本における表現の自由の後退が国際社会に示されたと言わざるを得ない。

 主義主張は違っても、作品によって喚起される問題を自由闊達(かったつ)に議論すること。これこそが健全で民主的な社会だ。表現の自由を萎縮(いしゅく)させ、奪う社会は極めて危険だ。 



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銀閣マクワ瓜と黄金マクワ瓜を収穫/指をスライス!キズパワーパッドの出番です。

2019-08-05 21:51:21 | ほん/新聞/ニュース
以前に自家用に作っていた銀泉マクワウリの改良種、
丸種種苗の「銀閣(ぎんかく)」の実が大きくなっています。
そろそろ採れそうなので確認しようと、、
ウオーキングから戻ってから西の畑に見に行きました。

黄色と白の縞模様がはっきり出ている実があるので収穫できそうです。
一株だけ残っていた銀泉の接ぎ木苗を
バローホームセンターで買った覚えがあるのですが、
そのあとに銀泉マクワウリの種を蒔いたので、
畑にあるのが銀泉か銀閣かは不明。

縞のない黄金マクワは先に収穫しています。

まくわうり【マクワ瓜銀閣】
歯ざわりシャッキリ、甘さバッチリ
●果皮が濃黄色が白い条斑が縦に入る銀泉タイプの一代交配種です。
●大変甘いマクワウリです。糖度は15~16度になります。
●果重は500~800gと大きく、果肉が厚い品種です。
●シャキッと歯切れ良い肉質です。
●あっさりした甘さで、夏期に好まれる食味です。
●草勢が強く生育強健です。諸病害にも比較的強い品種です。


シマシマがあるほうが銀閣(銀泉?)です。
普通のマクワウリり一回り大きくて、ずっしりと重いです。


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ところで、
お昼ご飯の前に、極太キュウリをスライサーでスライスしていて、
手か滑って右手の薬指をスライスしてしまいました。
よく切れる刃だったので小指側の爪の先から第一関節の真ん中辺までざっくり。
かなり深く切れたのですが、指先がちぎれてしまわなかったのが不幸中の幸い。
すぐに水道で傷を洗って、ティッシュで圧迫しながら止血。

手のけがは挙手するのがよいと知っていたので、
手を上に挙げて振りながら、パートナーにキズパワーパッドを探してもらいました。

説明書を読む余裕がなかったで、
とりあえず傷を覆うように縦斜めにはって、
指を圧迫し続けました。

夕方まで手を上に挙げていて、ズキズキしなくなったので、
おそるおそるパソコンに向かっています。

説明書をあとで読んだら、だいたい使い方はあっていたようです。

縦にはったキズパワーパッドか剥がれないように、
防水のばんそうこうを巻いて補強しました。

一晩寝ればよくなっている、ことを期待して、
きょうはこれでおしまいです。

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表現の不自由展、中止 あいちトリエンナーレ/津田氏「表現の自由後退」/日本ペンクラブ声明、企画展「展示は続けられるべきだ」/美味い!飛騨の桃、極甘ミニトマト

2019-08-04 18:59:21 | ほん/新聞/ニュース
今年もさちさんから飛騨の桃が届きました。
さっそく箱を開けました。

おいしそうな桃が並んでいます。

一個ずつボードン袋に入れて、冷蔵庫に保管。

朝ごはんに、冷えた桃を食べてみました。

完熟で甘さが濃厚でおいしいです。

畑のミニトマトも収穫してきました。

夕ご飯は、ホタテのお刺身と贅沢焼売。

ミニトマトは、お天気続きで極甘です。

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「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」が中止に追い込まれるという事件が起きた。
脅迫や政治的圧力でやめさせるという
あまりにひどい経緯に、強い憤りを感じる。

 表現の不自由展、中止 あいちトリエンナーレ(2019.8.4 中日新聞) 

少女像展示の企画展、中止 津田氏「表現の自由後退」
(2019年8月4日 東京新聞) 

 愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」実行委員会は三日、慰安婦を象徴した「平和の少女像」などの展示を同日までで中止すると発表した。実行委会長の大村秀章・同県知事が記者会見し「テロや脅迫ともとれる抗議があり、安全な運営が危ぶまれる状況だ」と理由を述べた。
 少女像は国内の美術館やイベントで近年、撤去や公開中止となった作品を集めた企画「表現の不自由展・その後」の一つとして出品。実行委は企画全体の中止を決めた。事務局によると、開幕からの二日間で抗議の電話とメールは計約千四百件に上ったという。
 大村知事は「(抗議が)これ以上エスカレートすると、安心安全の確保が難しい」と説明。事務局に「ガソリン携行缶を持って(会場の)美術館に行く」とのファクスがあったことも明らかにした。芸術祭の芸術監督を務めるジャーナリストの津田大介氏も会見し、「想定を超えた抗議があった。表現の自由を後退させてしまった」と述べた。
 一方、不自由展の実施団体は「中止決定は一方的に通告されたもので、契約書の趣旨に反する行為。法的対抗手段も検討している」との抗議声明を出した。
 実行委会長代行の河村たかし名古屋市長は二日、大村知事に抗議文を出し少女像などの展示中止を要求。文化庁の補助事業でもあり、菅義偉官房長官も同日、補助金交付を慎重に判断する考えを示した。

◆政治的圧力 検閲につながる ペンクラブ声明
 中止が決まった企画展について、日本ペンクラブ(吉岡忍会長)は3日、「展示は続けられるべきだ」との声明を発表した。

 声明は芸術について「制作者が自由に制作し、受け手もまた自由に鑑賞する。同感であれ、反発であれ、制作と鑑賞の間に意思を疎通し合う空間がなければ、芸術の意義は失われ、社会の推進力たる自由の気風も萎縮させてしまう」と強調。河村たかし名古屋市長や菅義偉官房長官の発言にも触れ、「政治的圧力そのものであり、憲法21条2項が禁じている検閲にもつながる」と批判している


  日本ペンクラブ声明、企画展「展示は続けられるべきだ」  

 愛知県で開かれている国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」について、日本ペンクラブ(吉岡忍会長)は3日、「展示は続けられるべきである」との声明を出した。
国際芸術祭の「あいちトリエンナーレ」 いったい何?

 全文は以下の通り。
     ◇

 制作者が自由に創作し、受け手もまた自由に鑑賞する。同感であれ、反発であれ、創作と鑑賞のあいだに意思を疎通し合う空間がなければ、芸術の意義は失われ、社会の推進力たる自由の気風も萎縮させてしまう。
 あいちトリエンナーレ2019「表現の不自由展・その後」で展示された「平和の少女像」その他に対し、河村たかし名古屋市長が「(展示の)即刻中止」を求め、菅義偉内閣官房長官らが同展への補助金交付差し止めを示唆するコメントを発している。
 行政の要人によるこうした発言は政治的圧力そのものであり、憲法21条2項が禁じている「検閲」にもつながるものであることは言うまでもない。また、それ以上に、人類誕生以降、人間を人間たらしめ、社会の拡充に寄与してきた芸術の意義に無理解な言動と言わざるを得ない。
 いま行政がやるべきは、作品を通じて創作者と鑑賞者が意思を疎通する機会を確保し、公共の場として育てていくことである。国内外ともに多事多難であればいっそう、短絡的な見方をこえて、多様な価値観を表現できる、あらたな公共性を築いていかなければならない。 


 「表現の不自由展」中止に...。そもそもの名古屋市長の発言に強い批判、「芸術への政治介入」と青木理さん(2019年08月04日 ハフィントンポスト日本版)

 津田大介さん「ジャーナリストとしてのエゴだったのではないか」。“表現の不自由展”中止の責任を痛感 (あいちトリエンナーレ)(2019年08月03日 ハフィントンポスト日本版) 

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キュウリのジャバラ漬、春雨とピーマン炒め/ホワイト国除外 「報復」の悪循環やめよ

2019-08-03 22:04:20 | ほん/新聞/ニュース
寺町畑のキュウリが豊作でどっさり届いたので、
キュウリづくしの食卓です。

太かったり折れ曲がっていたりして形のよくないキュウリは、
細かい切り目を入れてジャバラ漬。

好みの味つけで調味液をつくって、
ジップロップ袋に入れて、空気を抜いて重石をしておくと、
数時間で食べられるようになります。
  
少し取り分けて味見、あとは冷蔵庫に入れました。

鶏むね肉を低温調理で茹でて、
ほぐして蒸し鶏を作りました。

大量のキュウリの千切りを敷いて棒々鶏。

もう一品、キュウリとちりめんの酢もみ

おなじキュウリでも、味が変わるとおいしく食べられます。
これで10本くらいのキュウリを使いました。

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春雨を戻して、ゴマ油でミンチとピーマンを炒めて、
そこに春雨を加えて、蒸し鶏のだし汁と
ラーメンスープで春雨が柔らかくなるまで煮ます。

春雨とピーマンの炒め物です。


中日新聞の社説を紹介しようとしたら、
マウスが思うように動かくなくなってきたので、
タイトルだけリンクしますね。

  社説:ホワイト国除外 「報復」の悪循環やめよ(2019.8.3 中日新聞)

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国会バリアフリー 当事者の声生かすとき/ミョウガのシソ酢漬け/越津ネギと下仁田ネギの干しネギ栽培

2019-08-02 21:32:07 | ほん/新聞/ニュース
寺町畑からミョウガが届きました。
今年の初物なので、さっそく甘酢漬けに。

きれいに洗って、半分か4つ割りにして、

熱湯に一分ほど浸けて少し辛みを抑えます。

芳香ウラシソをもんで、甘酢に加えると赤く発色。

アントシアニンたっぷりのミョウガのシソ酢漬けです。

越津ネギと下仁田ネギの苗を根っこから掘り上げて
暑い夏の間、通路で乾かすことにしました。
酷暑で畑に置いておくと溶けて消えてしまうことがあるので、
試験的に干してみるということです。
ということで、
パートナーたちが枠にネットを張って、ネギを並べていました。

九条ネギでは「干しネギ栽培」といって、
夏に干して9月に植え付けるそうですが、
越津や下仁田などの根深ネギでするのは初めて、かな。



こんなにネギが並ぶのは壮観です。

成功することを祈っています。

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ところで、
参院選で当選した国会議員が初登院した。
舩後靖彦さんと木村英子さんも仮設スロープから国会議事堂に入ったと
昨日のニュースで流れていました。
今日の朝日新聞の社説は、そんな様子にも言及しての「国会バリアフリー 当事者の声生かすとき」。
「・・・障害のあるなしにかかわらず、誰もが参加できる。そんな政治を当たり前の姿にしなければならない」、
わたしもそう思います。

  (社説)国会バリアフリー 当事者の声生かすとき 
2019年8月2日 朝日新聞
 
 誰もが暮らしやすい社会を実現する。その目標に向けて政治を進めるきっかけにしたい。

 先の参院選で当選した議員がきのう、国会に初登院した。「れいわ新選組」の舩後(ふなご)靖彦(61)、木村英子(54)の両氏、野党統一候補だった国民民主党の横沢高徳氏(47)の3人は、車いすで中央玄関の仮設スロープから院内に入った。

 舩後、木村両氏は、介助者とともに本会議場に入り、正副議長の選挙では、介助者が投票用紙に代筆し、参院事務局の職員が投票した。「バリアフリー国会」の第一歩である。

 筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の舩後氏は、手足を動かせず、声も出せないため、目や口の動きと文字盤などで意思疎通を図る。木村氏は会話はできるが、生後8カ月のときの転落事故が原因で首から下の自由を失った。

 「障害者が安心して当たり前に地域で生きられる権利と保障を」。木村氏は選挙戦で、当事者の立場から、そう訴えた。

 全ての国民が分け隔てられることなく、互いに尊重し共生する社会を実現する――。そんな目的を掲げた障害者差別解消法が施行されて3年。遅れていた国会のバリアフリー化が、重い障害を持った議員の誕生で、ようやく本格的に動き出した。施設の改修にとどめず、国会全体として障害者への理解を深め、課題の解決につなげてほしい。

 舩後、木村両氏がこれまで利用していた重度訪問介護サービスはほぼ公費で賄われていたが、就業中は全額自己負担か雇用主の負担になる運用となっている。

 参院は今回、両氏の負担とならないよう、国会内での介護費用を参院予算から支出することを決めた。当面の対応としては理解できるが、もともとこの運用には、障害者の社会参加を阻んでいるとの批判がある。両氏も働きながら公費負担のサービスが受けられるよう求めている。これを契機に抜本的な見直しを検討すべきではないか。

 審議の進め方も課題だ。

 衆院の厚生労働委員会は3年前、いったん決めたALS患者の参考人招致を「コミュニケーションに時間がかかる」といった理由で取り消し、厳しい批判を浴びたことがある。

 舩後氏が委員会などで質疑を行う場合、これまで通りの割当時間では、十分なやりとりができない可能性が高い。困難や差別に直面する当事者の経験や知見を生かすことを最優先に、柔軟に対応すべきだ。

 障害のあるなしにかかわらず、誰もが参加できる。そんな政治を当たり前の姿にしなければならない。


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