みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

コロナ病床確保 国が課題克服の道筋を/感染妊婦の医療 専用病床の確保を急げ /医療崩壊の危機 臨時病床の確保に総力を/

2021-08-21 22:17:04 | ほん/新聞/ニュース
毎日雨が続いて夏野菜の成長が遅れ気味。
ミニトマトは甘除け栽培をしているので、
かろうじて枯れるのは免れているけれど熟している実は小さめ。

寺町畑の赤く完熟した万願寺トウガラシをもらったので、
冷蔵庫の黒豚もも薄切り肉とキャベツと黒きくらげで、
レミパンで野菜炒めを作ることにしましょう。

まず赤と緑のピーマンを炒めていたら、
辛そうな香りが立ちのぼってきたので、
急きょイリコと干しエビを入れて単品に変更しました。

黒豚と野菜の炒め物には、いろどりにミニトマトを投入。

今朝は、ヒヨコマメのカレー、お味噌汁、目玉焼、
昨日の残り物もあって、品数豊富でした。。

夕ご飯は、ローストビーフと水ナスの焼きナス。

パートナーの食欲が回復して、
気持ちよく完食してくれるのがうれしい(笑)。

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後半は、
コロナ関連の中日、朝日、毎日の社説です。

  社説:コロナ病床確保 国が課題克服の道筋を 
2021年8月21日 朝日新聞

 コロナの新規感染者や重症者数が連日最多を更新し、病床不足が大きな問題になっている。

 患者に酸素を投与する酸素ステーションや、重症化を防ぐ抗体カクテル療法を行える施設をつくる意義は大きい。だがいずれも本来なら入院して行う措置だ。さらに深刻な症状の患者を救うには、人工呼吸器などを備えた病床を増やす必要がある。あわせて効率よく運用するために、回復した患者を療養させる受け皿の充実も欠かせない。国はその先頭に立つべきだ。

 公表されている全国の病床数は、春先よりも2割程度増えた。それでも現在の感染爆発は厚生労働省の想定をはるかに上回る。見通しが甘かったとの批判は免れない。

 中でも心配されるのは、やはり重症者用の病床だ。東京都ではその使用率が7割に達した。感染拡大が多少抑えられても、今月下旬には満床となり、その状態が10月上旬まで続くという専門家の試算もある。

 都道府県には医療機関に「必要な措置」の協力を要請・勧告する権限があり、応じなかった場合はその旨を公表できる。菅首相は17日の会見で「こうした規定があまり使われていない」と述べ、運用強化を示唆した。

 地域住民のために進んで協力するのが医療機関の社会的な責務であり、この緊迫した状況下でも我関せずでいるのは医の倫理にもとる。さりとて、病院名の公表といった強権的な手法が奏功するとは考えにくい。

 さらなる病床確保のために、どんな施策を講ずればいいか。各地域の事情に応じて自治体が工夫するのはもちろん、国が課題を整理し、克服への道筋をつけなければならない。

 たとえば重症患者を受け入れている病院の収容能力をさらに増やそうと思えば、その病院が担っている一般医療に影響が及ぶ。代わりうる病院を手配し、負担を分かち合う。それを制度化して運用できるようにしなければ円滑に回らない。

 病床に空きがあっても、支える看護師や医師がいないとの声も絶えない。この問題を解消しなければ、臨時の医療施設をつくったところで機能しない。どうすれば限られた医療従事者を融通して適切に配置できるか。どんな処遇が必要か。総合的に考え、手当てするには、国の関与が不可欠だ。

 政府分科会は、コロナ対応に関わってこなかった医療従事者や医療機関に対し、「それぞれの果たすべき役割を認識の上で対策に携わること」を求めた。

 その際に行政がとるべき支援策や法令改正の要否などについて、早急に議論を始め、実行に移すよう政府・国会に求める。


  社説:感染妊婦の医療 専用病床の確保を急げ 
2021年8月21日 中日新聞

 新型コロナウイルス感染症の急拡大に伴い、感染した妊婦が入院できず、新生児の命を救えなかったという事態が生じた。出産を伴う医療は自宅や宿泊療養では対応できない。新生児集中治療室(NICU)を含め専用病床の確保を急ぐべきである。

 新型コロナ感染症の軽症と診断され、千葉県柏市の自宅で療養中だった三十代女性が早産となり、自宅で出産した新生児は医療機関に搬送されたが死亡した。

 女性の症状悪化を受けて、柏市やかかりつけ医が入院先を探したが、医療態勢の逼迫(ひっぱく)で受け入れ先が見つからず、医師不在のまま自宅での出産を余儀なくされた。

 感染した妊婦は、感染症が悪化するリスクとは別に、早産などのリスクも抱える。しかし、感染症と出産の双方に対応する産婦人科系の医療機関は限られ、早産などリスクの高い妊婦を診療できる医療機関はさらに少ない。

 感染力が従来株の約二倍というデルタ株は現役世代への感染が広がっており、それに伴って、妊婦への感染例も増えている。

 症状が悪化した妊婦が入院先を見つけるには、かかりつけ医の役割が重要だ。感染した妊婦の健康観察と併せ、地域の医療機関や助産師などとの情報共有や連携を進める必要がある。

 柏市のケースは当初、重症化リスクは高くないと判断された。感染が医療の受け入れ能力を超えた状況では入院の優先順位を付けざるを得ないのだろうが、妊婦のリスクを考慮し、より柔軟に対応できなかったのか検証が必要だ。

 政府はこれまで行動抑制で流行のピークを抑えつつ、病床確保を進めてきた。コロナ病床は現在、全国で約三万七千床ある。昨年六月ごろと比べ、ほぼ倍増したが、デルタ株の急拡大で医療は逼迫している。病床とともに、宿泊療養施設の確保も進めたい。

 妊娠後期は、新型コロナに感染すると重症化のリスクが高まるためワクチン接種が有効だ。かかりつけ医などに相談して家族とともに接種を検討してほしい。

 同時に、重症化を防ぐ効果が高い「抗体カクテル療法」を、可能な範囲で妊婦にも活用すべきではないか。

 救える命を確実に守るには、医療態勢の弱点を克服するための、あらゆる手だてを早急に講じるべきである。


  社説:医療崩壊の危機 臨時病床の確保に総力を 
毎日新聞 2021/8/20 

 新型コロナウイルスの感染急拡大で、医療崩壊の危機が迫りつつある。

 緊急事態宣言が出されている13都府県のすべてで病床使用率が50%を超え、「ステージ4(感染爆発)」に達している。半数は、重症者向け病床もこの水準だ。

 コロナ以外の診療にも制限が及び、専門家は「災害時の状況に近い」と指摘する。救える命が救えなくなるような状況だ。
 今春、都道府県はコロナ病床を増やしたが、感染力の強い変異株が広がり、患者の急増に対応しきれていない。自宅療養を余儀なくされ、容体が悪化して命を落とすケースも目立つ。

 政府は自治体と協力し、臨時の病床や宿泊療養施設の確保に総力を挙げるべきだ。

 こうした施設を設ければ、容体の急変に対応しやすく、重症化を防ぐ新薬の点滴投与も効率的に行える。コロナ以外の患者に感染が広がる心配もない。

 日本医師会は、体育館や大規模イベント会場を利用した中等症向けの臨時医療施設を設置するよう提言した。政府や自治体には、早急な具体化が求められる。

 家庭内感染を防げる宿泊療養施設の拡充も必須だ。東京都では自宅療養者数が2万人を超えた。だが、確保した施設は約3000室にとどまり、全く足りない。

 いずれも医療従事者の確保が課題となる。都道府県が地域の医師会や看護協会と連携し、これまでコロナ治療に関わってこなかった人材も含めて協力体制を整えることが必要だ。都道府県を超えた人材の応援派遣では、政府が調整力を発揮すべきだ。

 自宅療養者を支えるケアの充実も欠かせない。

 保健所は、感染が判明した人の病状確認の他、入院や宿泊療養の手配などでパンク状態だ。患者の情報を地域医師会と共有し、オンライン診療の体制を整えた自治体もある。参考にしたい。

 専門家は、医療体制が逼迫(ひっぱく)する可能性をかねて指摘していた。政府や自治体は危機感が足りなかったのではないか。

 平時の体制や運用の延長線上では対応できない。首相や知事が指導力を発揮し、あらゆる手段を尽くして命を守るべきだ。


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「ワクチン2回接種」で感染は未接種者の“約17分の1” 厚労省 /【国内感染】新型コロナ 2万5876人感染 /過去最多/

2021-08-20 23:22:08 | ほん/新聞/ニュース
イオンカードのときめきポイントの交換制度が、
来月から変わるとの告知があったので、
今までたまっていたポイントを商品に交換することにしました。
何にしようかと思案して、前から気になっていたレミパンプラスを注文しました。
くっつきにくくて使いやすい深型の万能フライパンとして定評があり、
自分で買うにはちょっと高いのですが、昨年からポイント交換商品に入りました。

届くまで一か月ほどかかると思ったのですが、一週間で到着。

レッドは好きな色です。
ガラス蓋もついていて、使いやすそうです。

昨日収穫したちょっと傷んだまくわ瓜。

種を取って、傷んだところを切り取って、

熟しているのは生食に、まだ若いものはワカメとサラダにしました。

サーモンとミニトマトとアボカドのサラダでさっぱりとした夕ごはん。

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後半は、
爆発的に増えている新型コロナ感染のニュースです。

  「ワクチン2回接種」で感染は未接種者の“約17分の1” 厚労省 
2021年8月20日 NHK

新型コロナウイルスに感染した人のワクチンの接種状況を厚生労働省が調べたところ、2回接種した人の感染は接種していない人に比べておよそ17分の1と大幅に少なくなっていることが分かりました。
これは厚生労働省が8月18日の専門家会合で示したもので、8月10日から12日の3日間に報告された全国の感染者5万7293人のワクチンの接種歴を分析しました。

その結果、感染した人の82%にあたる4万7132人が1回もワクチンを接種していませんでした。
人口10万当たりで新規感染者数を比べると
▽ワクチンを接種していない人は67.6人
▽1回目のみ接種していた人は22.7人
▽2回接種した人は4.0人で
2回接種した人は接種していない人に比べておよそ17分の1になっていたということです。
また、年代別にみてみますと人口10万当たりの新規感染者数は
65歳未満では
▽接種していない人で69.7人
▽2回接種した人では7.4人

65歳以上では
▽接種していない人で31.1人
▽2回接種した人では2.3人と
なっていました。
ワクチンに詳しい北里大学の中山哲夫特任教授は「どの年齢層でもワクチンの効果があることを示すデータで、希望する人にはできるだけ早く2回接種する必要がある。年齢別の効果はさらに詳しく分析するべきだ」と話していました。 


  【国内感染】新型コロナ 2万5876人感染 過去最多(20日20時半)  
2021年8月20日 NHK

20日はこれまでに全国で2万5876人の感染が発表されています。
また、東京都で7人、千葉県で6人、愛知県で6人、神奈川県で3人、埼玉県で2人、福岡県で2人、静岡県で2人、北海道で1人、和歌山県で1人、大阪府で1人、岐阜県で1人、栃木県で1人、茨城県で1人、青森県で1人の合わせて35人の死亡の発表がありました。

国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め125万7615人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて125万8327人となっています。
亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万5579人、クルーズ船の乗船者が13人の合わせて1万5592人です。

各自治体などによりますと、国内で感染が確認された人は、累計で次のとおりです。
( )内は20日の新たな感染者数です。
▽東京都は30万2796人(5405)
▽大阪府は14万2592人(2586)過去最多
▽神奈川県は12万2415人(2878)過去最多
▽埼玉県は8万4816人(1824)
▽千葉県は7万1722人(1778)過去最多
▽愛知県は6万5702人(1347)過去最多
▽兵庫県は5万5202人(907)
▽福岡県は5万4780人(1195)
▽北海道は5万2012人(523)
▽沖縄県は3万6204人(743)
▽京都府は2万4700人(548)過去最多
▽茨城県は1万7644人(356)
▽静岡県は1万6898人(620)
▽広島県は1万5179人(375)過去最多
▽宮城県は1万2673人(292)過去最多
▽群馬県は1万2269人(304)
▽岐阜県は1万2103人(310)
▽栃木県は1万1316人(262)
▽岡山県は1万1115人(274)
▽奈良県は1万1035人(190)過去最多
▽熊本県は1万179人(318)過去最多
▽滋賀県は8557人(210)
▽三重県は8368人(388)過去最多
▽福島県は7775人(107)
▽長野県は6826人(136)
▽石川県は6629人(82)
▽鹿児島県は6384人(242)
▽新潟県は5641人(107)
▽大分県は5234人(214)過去最多
▽長崎県は4570人(94)
▽宮崎県は4275人(106)
▽山口県は4208人(94)
▽佐賀県は4138人(139)
▽愛媛県は4006人(77)
▽和歌山県は3822人(90)過去最多
▽山梨県は3701人(103)過去最多
▽富山県は3499人(117)
▽青森県は3458人(74)
▽香川県は3405人(105)
▽山形県は2753人(53)過去最多
▽岩手県は2653人(63)過去最多
▽高知県は2597人(78)
▽福井県は2162人(37)
▽徳島県は2114人(28)
▽秋田県は1328人(38)
▽鳥取県は1200人(22)
▽島根県は1046人(19)です。
このほか、
▽空港などの検疫での感染は3741人(18)
▽中国からのチャーター機で帰国した人と、国の職員や検疫官などの感染は合わせて173人です。

厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、20日時点で1816人(51)となっています。
一方、症状が改善して退院した人などは、20日時点で、
▽国内で感染が確認された人が102万4324人、
▽クルーズ船の乗客・乗員が659人の合わせて102万4983人となっています。
また、18日、1日に行われた自主検査を除くPCR検査数は速報値で7万6741件でした。
・集計は後日、自治体などにより修正される可能性がありますが、過去の原稿はさかのぼって修正しないため累計数などで差が出ることがあります。
・在日米軍の感染者は含めていません。 


  【20日・新型コロナ詳報】大学運動部クラスターが拡大、親族と友人のクラスターも発生 岐阜県で310人感染 4日連続で300人超す 
2021年8月20日 岐阜新聞

 岐阜県と岐阜市は20日、県内31市町などで計310人の新型コロナウイルス感染と、入院していた各務原市の80代女性の死亡を確認したと発表した。1日当たりの感染者数が300人を超えるのは4日連続。感染者は累計1万2102人、死亡者は計192人となった。
 感染者が100人を超えるのは10日連続で、第4波(5月7~16日)の10日間に並んだ。19日時点の病床使用率は前日比2・7ポイント増の56・3%。重症者は50代が1人増えて3人となった。
 新たに確認したクラスター(感染者集団)は1件。岐阜市の親族と友人を巡る7人が陽性だった。
 拡大したクラスターは9件。本巣市の職場関連では3人増えて25人。中津川市の大学の運動部では2人の感染が分かり12人となった。
 デルタ株の可能性がある「L452R変異株」の陽性者は新たに15人を確認し、計185人となった。
 また、L452R変異株の陽性が確認されていた23人について、ゲノム解析の結果、「デルタ株」と確定した。デルタ株感染が確定したのは57人。県によると、今月15日までの1週間の感染者のうち、デルタ株由来の割合が9割を超えており、県健康福祉部の堀裕行部長は「完全にデルタ株に置き換わったと言っていい」と述べた。

 新規感染者の居住地別は、岐阜市64人、大垣市32人、多治見市21人、美濃加茂市19人、関市17人、瑞穂市15人、本巣市14人、各務原市13人、土岐市12人、中津川市11人、羽島市、可児市が各10人、高山市9人、羽島郡岐南町7人、養老郡養老町6人、美濃市、海津市、羽島郡笠松町、安八郡輪之内町、可児郡御嵩町が各5人、瑞浪市、本巣郡北方町が各4人、恵那市、郡上市、安八郡神戸町、同郡安八町が各2人、山県市、飛騨市、不破郡垂井町、加茂郡川辺町、同郡八百津町が各1人、愛知県3人、東京都1人。
 年代別は1歳未満2人、10歳未満28人、10代46人、20代94人、30代48人、40代46人、50代34人、60代、70代が各5人、80代2人。 


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<変わる大腸検査>(上)下剤、飲みやすく /がんは「治る」のか? ストレートに言えない理由

2021-08-19 23:01:32 | ほん/新聞/ニュース
朝ご飯を食べていたら、名古屋からの来客。
御土産に伊勢うどんをもってきてくれました。
昨日パートナーがおうどんが食べたいと言っていたので、
ちょうどよいタイミングでした(笑)。

さっそくお昼ごはんに伊勢うどんをいただきました。
いつもより腰があって、おいしいです。

夕方、雨間をみて西の畑のウリを収穫してきました。
長雨が続いたので、収穫間近だった地這い栽培の虎まくわは
残念なことに皮だけ残して、実は崩れて溶けていました。

空中栽培のニューメロン、銀泉などは残っていたので、何個か収穫。
虎まくわも一つ収穫できました。

傷みかけているものも収穫してきました。
捨てるのはもったいないので、傷んだところを切って、
食べられるところは食べるつもりです。

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後半は、
中日新聞の生活面の記事。
大腸がんの便潜血検査で陽性になったことがないので、
内視鏡検査は受けたことがないのですが、
大腸検査がより楽になるなら、忌避する人は減るかもしれませんね。

  <変わる大腸検査>(上)下剤、飲みやすく 
2021年8月17日 中日新聞

 がんによる国内の死亡者数で2位を占める大腸がん。早期に発見すれば生存率は高いが、便潜血検査で陽性となった人の約3割は、大腸内視鏡検査などの精密検査を受けずにいる。内視鏡の場合、大量の下剤を飲む必要があること、肛門からカメラを入れるのが「痛い」「恥ずかしい」などが理由のよう。進化する薬剤や検査方法について2回に分けて紹介する。 (河野紀子)

 七月下旬、年間千件近い大腸内視鏡検査を実施するMIWA内科胃腸科CLINIC葵(名古屋市東区)。院長の芋瀬基明さん(56)は、先端に小型カメラが付いた直径一・三センチのチューブを、横たわる男性(40)の肛門から挿入した。

 モニターに映る画像を見ながら、ポリープやがんなどの病変がないかをじっくり観察。挿入から引き抜くまでは約十分だった。

 大腸内視鏡検査を受けるきっかけの多くは、便潜血検査だ。国は四十歳以上の男女に、年一回受けるよう推奨する。陽性は便に血液がまじった状態で、ポリープや大腸がんを疑う兆候の一つだが、日本対がん協会(東京)によると、二〇一七年度に精密検査が必要とされた人の三割は未受診。一方で、受けた人の約4%でがんが見つかった。

 大腸内視鏡は精密検査の中で最も精度が高いが、あらかじめ大量の腸管洗浄剤(下剤)を飲むのが嫌だという人は多い。芋瀬さんは「正確な検査には不可欠。最近は改良が進み、味や服用量の選択肢が増えた」と呼び掛ける=表。

 前日は専用の検査食などを取り、下剤を飲んで排せつを促す。当日は絶食。水を足して作る洗浄剤を飲み、残った便を押し出す。

 多くの医療機関で使われるのが「ニフレック」だ。体への急激な負担を避け、二リットルを二時間かけて飲む。味は食塩水のよう。胃や小腸でほとんど吸収されずに大腸に届き、排便を促す。

 これが「飲みにくい」として出たのが、かんきつ系の味の「モビプレップ」で量は一リットル。一時間かけて飲んだら〇・五リットルの水か茶を飲む。一六年には、前日夜、当日朝の二回に分けて〇・一五リットルずつを飲む「ピコプレップ」が登場。合わせて水やスポーツドリンクなど透明な飲み物を二リットル飲むが、服薬量は少なくて済む。液体が嫌なら、錠剤「ビジクリア」もある。

 飲んでいる途中から便意を催す。出にくいと洗浄剤の追加やかん腸も。数回〜十数回排便し、便に固形がまざらず、透明の液状になったら、やっと検査だ。「腸の中を空にしないと十分に観察できない」と芋瀬さんは言う。検査時は空気で腸管を膨らませ、ひだの裏にも目を配るが、便が残っていると病変を見逃す恐れがある。この日は終了まで半日。男性は「手間はかかったが、異常はなく安心できた」と話した。

 国立がん研究センター(東京)運営のがん情報サービスによると、一七年に大腸がんと診断された人は約十五万三千二百人と部位別トップ。一九年の死者は五万一千四百人で、肺がんに次いで多かった。芋瀬さんは「飲みやすい洗浄剤を選べば、検査のハードルは下がる。早期発見の機会を逃さないで」と訴える。
 (次回は二十四日掲載) 


  がんは「治る」のか?  ストレートに言えない理由【教えて!けいゆう先生】 
8/18(水) .yahooニュース/時事通信社
 外科医・山本 健人

 重い病気にかかった人は、誰しも「自分の病気が治るのか」が気になります。私たち医師も、患者さんに病名を告げると、ほぼ必ず「治りますか?」という質問を受けます。
 しかし、実は「治る」「治らない」の二択では、答えづらい病気が多くあります。中でも、代表的なのが、がんです。

 ◆がんの厄介な性質
 「がん」というのは、多くの異なる病気の総称です。大腸がんや胃がん、肺がん、乳がん、前立腺がんなど、臓器が違えば、そのがんの性質も全く異なります。

 一方、多くのがんに共通する、厄介な性質があります。それが「再発」です。

 手術や抗がん剤、放射線治療など、強力な治療を施し、体内に肉眼で見えるがんがなくなる、あるいは、検査で体からがんが検出できなくなっても、容易に「治った」とは言えません。一定の確率で、再発が起こるからです。

 つまり、一見すると、治ったように思われても、目に見えないレベルでがん細胞が残っていて、これが再び増殖してくることがあるのです。

 例えば、大腸がんの患者さんが手術を受け、大腸を切り取って、がんを体から取り去っても、一定割合の人が再発を経験します。つまり、手術で大腸がんを切除したタイミングでは、まだ「大腸がんが治った」とは言えないのです。

 ◆大切なフォロー
 がんの患者さんは、治療を受けた後、比較的長い期間、通院を続けるのが一般的です。

 診察、血液検査、画像検査などを受け、再発の兆候を早期に知る必要があるからです。そうすることで、再発が起こっても、すぐに治療を始めることができます。

 再発に備えて通院を続けている期間を、「治った」とは言えないでしょう。

 では、がんの患者さんは、一体、いつ「治った」と言えるのでしょうか。がんに「治る」という言葉を使うのが難しい理由は、ここにあるのです。

 一方、過去の膨大なデータを解析すれば、「ある一定の期間、再発がなければ、それ以後に再発が起こる可能性は著しく低い」と予測することはできます。がんの種類によって、その「期間」は異なります。

 例えば、大腸がんや胃がんの場合、術後5年間、再発がなければ通院を終了するのが一般的です(診療ガイドラインで推奨された期間です)。

 むろん、「それ以後は決して再発しない」という意味ではありません。「健康な人と同じくらいの警戒度に戻してもよい」ということです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(以下略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 


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えっ、スズメバチの巣?!ダミーなんです/緊急宣言を拡大 止まらぬ対策の迷走

2021-08-18 23:36:20 | ニホンミツバチ
今日はパートナーの名大病院の月一の受診日。
大雨の予報だったので、少し早めに家を出た。
いつものように採血から始まり結果が出たころに主治医の診察。

気がかりだった前立腺がんの腫瘍マーカー(PSA)はまた少し上がっていたが、
「他の血液検査の数値はよくなっているので、PSAだけで判断してよいのか
むずかしいしいですね」と主治医。
いま飲んでいる抗悪性腫瘍剤リムパーザ(分子標的薬)に
詳しい医師にかわることを提案された。
リムパーザは前立腺癌に認可されたばかりで、
泌尿器科で患者を治療した経験は皆無に近いので、
治験にもかかわった医師に診てもらうのがよいとの判断だろう。
わたしたちも同じことを考えていて、願ってもない提案なので快諾。
来月の診察から主治医がかわる日程で予約を入れてもらえました。

帰ってきたら、宅急便がいくつか届いていて、箱を開けたら不思議なものがでてきました。

説明書通りだと、こういう提灯のようになります。
じつはこれ、
アマゾンで見つけて注文したダミーの「スズメバチの巣」なんです。

夏から秋にかけてスズメバチがミツバチを襲うので、
対策としてミツバチの巣の近くの軒下にぶら下げておくと、
他の群のスズメバチの巣だと思って、近づいてこないらしい。
攻撃性の強いスズメバチ同士が争うとお互い致命傷になるので、
他の群のテリトリーに近づくのを回避するらしいのです。
どの程度効果があるかわかりませんが、ガムテープで補強して、
よりスズメバチの巣らしく見せかけて、吊るしてみるつもりです(笑)。

アマゾンのセール中なので、今年出たがん治療関連の本も何冊か注文。
届いてすぐ、ジャーナリスト当事者として書いた「がん治療選択」を読み始め、
止まらなくなって一気読み。先ほど読み終えました。

夕ご飯は、ひさしぶりに行ったBIGでお寿司などを買ってきました。

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後半は
今日もコロナ関連の社説です。

  社説:緊急宣言を拡大 止まらぬ対策の迷走 
2021年8月18日 中日新聞

 四度目の緊急事態宣言の二度目の延長である。迷走を続ける政府の対応を見ていると、新型コロナウイルス感染症を本気で抑え込もうとしているのか不信が募る。

 政府は今月末に期限を迎える東京都など六都府県への宣言発令期限を九月十二日まで延長する。対象地域も今月二十日から茨城、栃木、群馬、静岡、京都、兵庫、福岡の七府県へ拡大する。

 感染の急拡大が深刻化している。状況は「災害レベル」である。医療の逼迫(ひっぱく)を考えれば、宣言延長と拡大はやむを得ない。

 だが、この間の政府対応は疑問ばかりだ。六月二十日に前回の宣言を解除したが、感染者を十分に減らさないままでの判断だった。本来は宣言を継続し十分に感染を抑え込む必要があったはずだ。

 七月八日に四度目の宣言発令を決めた際も当初、政府はまん延防止等重点措置の延長で乗り切ろうと考えていた。

 お盆の時期を過ぎた今回の宣言拡大は遅すぎないか。対策も後手に回っている。必要な医療提供が困難になっている中、政府は急きょ、入院制限を検討して軽症者らは自宅療養を原則とした。

 それまでは軽症や無症状の人は宿泊療養が基本だった。いつ症状が悪化するか分からないのがこの感染症の怖さだ。本来は、医療従事者が常駐する宿泊療養の拡充をすべきだが、その努力を怠り、自宅療養策に転じるのは話が逆だ。

 まして自宅療養者を支えるには開業医や訪問看護などの人材が不可欠だが、その連携づくりも遅れている。対策が遅れたツケを患者に押しつけられてはたまらない。政府と自治体の責任は免れまい。

 春の「第四波」では関西で感染者が急増し入院できずに自宅で亡くなる人がいた。医療の受け入れ能力を超える感染拡大を経験したのに、教訓を生かしていない。

 感染症対策では、最悪の事態を想定した準備をすべきだが、菅義偉首相は楽観的な見方に執着している。感染力が強く感染を拡大させているデルタ株への警戒も甘かったと言わざるを得ない。

 感染の抑え込みには感染者を減らす対策が重要だが、今回の宣言拡大でも新たな対策は乏しい。

 都市封鎖などの強制力に頼らない日本の対策は国民の理解と協力が要だ。政治リーダーが言葉を尽くし理解を得ることが対策につながると肝に銘じるべきだ。 


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変異株の拡大 最大限の警戒をせねば /コロナの危機管理 「根拠なき楽観」排さねば/

2021-08-17 22:31:27 | ほん/新聞/ニュース
朝から雨だったので一日、家のなかで過ごしました。
時間があったので、パン小麦の原種にあたる古代小麦の
「スペルト小麦」でパンを焼きました。

塩と有機砂糖、こめ油とイーストだけ使ったシンプルな材料なので、
焼き上がりはやわらかめのフランスパンのような感じです。
噛んでみると、香ばしくて小麦のよい香りがします。

お昼は低糖質麺でピリ辛の冷やし中華風。
  
堅しみ豆腐を薄く切ってササゲと水ナスで炒め煮。

今日も野菜とウリをふんだんに食べました。

夕方は、バケツをひっくり返したような雷雨。
パートナーに17~18時の「時間雨量52ミリ」と聞いてびっくり。
明日にかけて、西日本から東日本までの広範囲で、引き続き大雨の予報です。
豪雨による災害が、これ以上発生しませんように。

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ところで、
岐阜県のコロナ感染は、今までの2倍以上の過去最多。
東海三県は軒並み、うれしくない最多記録。
感染が爆発的に増えていて、とても心配です。

  社説:変異株の拡大 最大限の警戒をせねば
2021年8月17日 中日新聞
 
 新型コロナウイルスの感染者増が止まらない。強い感染力のインド由来のデルタ株の広がりが大きな要因だ。専門家の危機感を共有して警戒せねばならない。

 新規感染者数は全国で一日二万人を超えた日もある。感染者の多くが現役世代で、高齢者のワクチン接種効果を上回る勢いだ。重症者も増え医療の逼迫(ひっぱく)は深刻化の一途である。

 厚生労働省の専門家会議は医療の逼迫を「災害時の状況に近い局面」と訴えた。他の専門家からも東京の感染は「制御不能」と悲鳴にも近い声が聞こえる。

 医療への負荷を減らし重症者や死亡者を抑えるには、やはり感染者自体を減らすことが重要だ。

 だが、対策を困難にしている要因がデルタ株の拡大である。感染力は従来株の約二倍とみられ、全国で置き換わりが進んでいる。

 感染者のウイルス量は従来株より多く増殖速度も速いといわれ、より感染しやすい。

 七月下旬から八月上旬にかけ東京や大阪などの百貨店十三店舗で計約三百七十人が感染した。一階や地下など混雑しやすい売り場が多い。これまでの対策では十分に防ぎ切れていないようだ。

 生徒七十人以上が感染した学習塾もある。学校のクラブ活動やスポーツ施設、パチンコ店、ゲームセンターなど、これまで感染が目立たなかった施設でもクラスター(感染者集団)が発生している。

 室内の換気や人との距離が不十分なケース、更衣室や休憩室でのマスクの不徹底などが原因と指摘された。

 帰省先での親族や友人らとの会食、職場の会食でも感染者を広げている。

 デルタ株はこれまでの対策の隙を突いてくる。対策の要は人との接触を減らすことだ。政府の対策分科会の尾身茂会長は、東京の人出を五割減らす努力を訴えた。

 個人でも従来の対策を見直す必要がある。買い物や旅行、会食などをさらに控えられないか考えたい。感染力が強いため換気がより重要になる。三密(密閉、密集、密接)対策を再度徹底したい。

 感染が繰り返されると日本発の変異株が生まれる懸念もある。これ以上の感染拡大は防がねばならない。政府はワクチン接種の推進ばかり強調するが、感染封じ込めへ危機感が伝わる姿勢を国民に見せるべきだ。


  社説:問う ’21夏 コロナの危機管理 「根拠なき楽観」排さねば 
毎日新聞 2021/8/14 

 新型コロナウイルスの感染「第5波」が、かつてない勢いで広がっている。

 全国の新規感染者数はきのう初めて2万人を超えた。30を超える都道府県で「ステージ4」(感染爆発)相当となっている。政府の分科会は、東京都内で人出を緊急事態宣言発令前の5割にまで減らすよう求めた。

 病床が逼迫(ひっぱく)し、入院できない患者が自宅療養を余儀なくされている。コロナ以外の診療にも支障が出ており、専門家は「災害時の状況に近い」と警鐘を鳴らす。

 世界的な流行ではあるが、事態がこれほど深刻になったのは、政府の危機管理に大きな欠陥があったからだ。そのツケが、国民に重くのしかかっている。

 最大の問題は、政府が当初から楽観的な見通しに固執し、対策を怠ってきたことだ。

見誤った拡大のリスク
 約1年前の「第1波」の後、当時の安倍晋三首相は「日本モデルの力を示した」と胸を張っていた。欧米のロックダウン(都市封鎖)のような強制手段をとらなくても、自粛要請によって成果を出せたとアピールした。

 この体験が政府の慢心を生んだのではないか。休業要請に応じた事業者への経済支援などをコロナ対策の特別措置法に明記すべきだと自治体から要請されても、冬の「第3波」まで検討しなかった。

 一方で、感染収束後に予定していた旅行需要喚起策「GoToトラベル」を前倒しで始めた。人の移動は感染リスクを高めるにもかかわらず、旅行しても構わないという誤ったメッセージを送った。

 今夏の第5波では、高齢者でワクチン接種が進んだことから、重症者数はそれほど増えないと甘く見ていた。

 実際には、接種が進んでいない世代で感染が急拡大し、40~50代を中心に重症者が急増した。危機管理の基本である「最悪の事態の想定」がなされていなかった。

 政府は失敗を認めず、ワクチン接種率を欧米並みに高めることで乗り切ろうとしている。

 だが、欧米では若い世代で接種が思うように進んでいない。今後、ワクチンが効きにくい新たな変異株が現れる可能性もある。

 政府が楽観的な見立てを改めないままでは、失敗を繰り返すことになる。

 専門家の知見を軽視する姿勢も変わっていない。東京オリンピック開催をめぐっても表面化した。

 政府分科会の尾身茂会長は、パンデミック下での開催は「普通はない」と述べ、無観客にするよう提言した。だが、菅義偉首相は土壇場まで観客を入れることにこだわった。

 危機管理に当たる体制づくりも不十分だ。

 コロナ対策は、医療の拡充や感染対策、経済支援など各省庁にまたがる。内閣官房には感染症もカバーする危機管理組織があるが、主導的な役割を果たせていない。総合的に調整する司令塔役がいないのが実態だ。

体制と戦略の再構築を
 濃厚接触者を迅速に把握し感染の拡大を防ぐためには、デジタル技術の活用が欠かせない。しかし、専門知識がない厚生労働省に任せ切りで、機能していない。

 地方との関係も、いまだにギクシャクしたままだ。

 特措法では、宣言の発令や対象となる都道府県の選定などは首相の権限だ。一方で、事業者への休業要請や住民への外出自粛要請は都道府県知事に委ねられている。

 このため、休業要請の範囲をめぐって双方の見解が食い違う場面も目立った。足並みをそろえることが必要で、事前に調整する枠組みを早急に整えるべきだ。

 第5波で政府内には手詰まり感が漂う。国民に自粛疲れや「コロナ慣れ」が広がり、協力が得にくいと見ているからだ。

 だが、こうした事態を招いたのは、対応を誤ってきた政府自身だ。危機管理には国民の信頼が不可欠だが、首相は人々の不安にきちんと向き合ってこなかった。

 日本大学危機管理学部の福田充教授は、政府の対応について「達成すべき目標と、それに向けたロードマップを定めた戦略を立てていない。感染対策を検証して、次に生かすこともできていない」と指摘する。

 手をこまぬいていては国民の命と健康を守れない。政府は体制を立て直し、今後の戦略を明確にしなければならない。


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銀泉、なりくら、虎まくわ瓜を収穫。「たねなし巨峰ぶどう」ももらった

2021-08-16 23:02:37 | 有機農業/野菜&ハーブ
種を取り寄せて、苗から育てて植えた
三種類のまくわ瓜が熟しはじめました。
接木のまくわ瓜の苗よりひと月ほど遅かったのですが、
夏の暑さで追いついてきました。
小さくて丸いみどりいろのなりくらまくわ瓜二個と、
大きな虎御前(虎まくわ瓜)一個。
銀閣によく似た銀泉まくわ瓜。
銀泉の改良種が銀閣です。

虎まくわ瓜を量ったら850gもありました。

なりくらまくわ瓜は握りこぶしくらいの大きさで多収性。
少し傷んだところのある方のなりくらまくわを瓜カット。
  
皮をむいて小さめに切って食べてみました。

青肉メロンのようなヒスイ色の実は
メロンのような芳香があって、糖度も高くて美味です。

お盆のお供えにいただいた「たねなし巨峰ぶどう」。

ピオーネと比べると、少し粒は小さいのですが、味は濃厚です。

それもそのはず、ピオーネは
巨峰とマスカットを親にした交配種です。

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食べきれないほどのまくわ瓜を収穫/「香害」被害者が全国組織

2021-08-15 23:37:24 | 有機農業/野菜&ハーブ
先週から雨が続いていたので、
マクワウリの皮に黒い斑点がでました。
きょうは久しぶりの晴れ間だったので、
お昼に何個か傷んだ瓜を収穫してきました。

ラクビースイカもツルから外れていたものを収穫。
スイカは全部で四個になりました。
マクワウリが食べきれないほどたくさんあるので
日持ちのする西瓜はまだ食べずにいます。

お昼は急いで採ったので、夕方もう一度ていねいに見回って、
銀閣だけでなく、金太郎とバナナウリも収穫してきました。
畑で溶けて落ちてしまったウリもいくつかあって、
甘い汁を吸いにあしなが蜂が群がっていました

夕ご飯は、収穫したばかりのナスとフグはんぺんの炒め物。

紅鮭と玉ねぎともやしの蒸し物。

採りたてのミニトマトもあります。
ウリが大好物なパートナーはで、
お昼も夜もウリをたんのうできてうれしそうです(笑)。

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後半は、
中日新聞生活面の「香害」の記事。
柔軟剤などの香りで化学物質過敏症を発症する人もいるとのこと。

わたしも小さいころから化学物質には敏感な体質で、
微量のホルムアルデヒドでも涙がポロポロ出るので、
服地や洋裁材料を売っているお店に入るのが苦痛でした。

  「香害」被害者が全国組織 柔軟剤など化学物質で体壊す「危険性知って」
2021年8月12日 中日新聞

 柔軟剤や芳香剤、合成洗剤などの人工的な香りに含まれる化学物質によって、目まいや吐き気、呼吸困難などさまざまな症状が出る「香害」。被害に苦しむ人たちが全国組織「カナリア・ネットワーク全国」を結成した。学校や会社を辞めざるを得ないなど生活に大きな支障が出ている人も多く、「空気は皆が共有している。誰もがいつ発症するか分からない危険性を知ってほしい」と訴える。 (五十住和樹)
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毎食、畑で採れた野菜を食べてます/新型コロナ 自宅療養で命を失わないために必要なこと/

2021-08-14 22:07:52 | 有機農業/野菜&ハーブ
一日中、強い雨が降り続いています。
雨で畑を見に行けないので、
おととい収穫した長ナスでマーボーナスを作りました。

豆腐屋のお揚げ「おいなりさん」を薄味で炊いて、

あとは畑で採れた瓜とキュウリ、トマトなど。

野菜とフルーツがふんだんにあるので、
雨の中、買い物に行かなくてよいので助かっています。

夕方、倉庫で仕事をしていたパートナーが、
西の畑を見回って、熟して落ちた瓜をとってきてくれました。

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後半は、
きょうも新型コロナウイルス感染症のこと。
連日、うれしくない「最多更新」のニュース。
「制御不能な状況」「深刻な機能不全に陥っている」という専門家の言葉が重い。

  新型コロナ 自宅療養で命を失わないために必要なこと
永山悦子・医療プレミア編集部兼論説室
2021年8月9日 毎日新聞

「『放置死』をなくせ」と在宅医療の専門家
 新型コロナウイルス感染症の患者が全国で急増し、治療に当たる全国の医療体制が逼迫(ひっぱく)しつつある。政府は、感染者が急増している地域では入院治療の対象者を制限し、症状の軽い患者は自宅療養を基本とする方針を示した。症状が軽かったとしても、感染した状態で自宅にとどまることには不安が広がる。兵庫県尼崎市で外来診療と在宅医療に取り組む長尾クリニックの長尾和宏院長は、これまでに約200人の患者の在宅療養にかかわってきた。その経験を踏まえ、自宅療養で命を失わないために必要なことを聞いた。【永山悦子】
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シュウメイギクが咲きはじめた/なぜ5割削減?「東京などの人出を5割削減」

2021-08-13 22:29:51 | 花/美しいもの
金太郎まくわ瓜より遅れて、銀閣まくわ瓜も熟してきました。
苗はいっしょに植えたのですが、銀閣まくわは少し晩生。
実も一回り大きくて、今回いちばん大きいものは900gでした。

完熟するまでに時間がかかるので、黄色くいろづいても早どりはしない方がよいとのこと。
クッキりと縞模様が出て芳香がし始めたら収穫です。
右側の大きいウリは、ヘタが外れてから収穫しました。

ところで、
今週から来週までは長雨が続くとの予報。

パートナーが木陰に置いてあった蘭の鉢を全部、
雨除けしてあるブドウ棚の下に移動してくれました。

雨の中、玄関前にはシュウメイギクが咲きはじめました。


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きょうの新型コロナウイルスの新規感染者は過去最多。
重症者も過去最多になりました。
治療が必要な多くの人たちが、自宅に放置され、
救急車を呼んでも病院にたどり着けない、という
深刻な事態になっています。

  なぜ5割削減?「東京などの人出を5割削減」分科会提言の理由
2021年8月13日 NHK

新型コロナウイルスの感染が爆発的に増加し、医療のひっ迫が深刻化しています。
危機的な状況を回避する必要があるとして、政府の分科会は、この2週間、東京都などで人出を7月前半に比べて5割減らすことなど、強い対策を求める提言の案を示しました。
分科会はなぜ「5割削減」としたのか。科学文化部の水野雄太記者が解説します。

「5割削減」の意味は、“5月の減り方と同程度”
分科会が「人出を5割減らす」ことを求めたのには、とにかく急激に接触の機会を減らし、一刻も早く感染を減らす必要がある、ということがあります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(以下略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


全国の「重症者」 過去最多、入院できず 救急車呼んでも(2021年08月13日 TBS)

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未熟果でキウイフルーツジャムづくり

2021-08-12 22:45:56 | 梅仕事/手作りしょくひん
幹に虫が入って、その先の枝が枯れてしまったアップルキウイ。
パートナーが枯れた枝の剪定をしがてら、
枝になっているしなびた実を集めてきてくれました。
枯れているのは、主幹から三本でているうちの一本。
今年はたくさん実がついているので全滅ということはないのですが、
捨てるのは忍びなく、未熟果でキウイフルーツジャムを作ることにしました。

しなびていると皮が硬くて剥けないので、
熱いお湯に30分ほど浸けてふやかしました。

皮をむいて硬い芯を取り除き、適当にカットして、
酸っぱいので2度ほど茹でこぼし。

ペクチンの多いリンゴも1個と有機砂糖を入れて
ときどきかき混ぜながらにコトコト煮詰めていきます。

1時間ほどで半分くらいになったので、
火を止めて冷めるまで一晩放置。

ほんのり甘くて酸っぱくておいしいです。

出来上がったジャムの量が多いので、
ジップロックに小分けして、冷凍しましょう。

鍋に残った分はビンにつめて冷蔵庫に保存して食べます。


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