熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

知財価値評価

2008-02-02 18:50:41 | Weblog
知財価値評価人研修会に出席してきました。
今回の研修は、特許権の経済的価値評価事例と、商標権の価値評価事例(民事執行案件への対応)の2つの事例についての説明がありました。

両事例ともに、説明が具体的で、分かり易く、大変参考になりました。
特に、商標権の評価事例は、鑑定評価書に沿って説明されたので、今後の業務に役立ちます。

知的財産権の価値評価は、調査・分析・鑑定書作成と、時間の掛かる作業が多く、経済的に割りに合うのかは疑問です。
現段階では、実績を積み重ねるという目的のためか、金銭的に割りに合わない仕事でも引き受けていると思われますが、そろそろ、妥当な報酬を請求した方が良いのではと思います。

知的財産権の価値評価業務が、特許事務所の付随的なサービスではなく、独立して報酬を請求できる業務になると良いのですが。
価値評価業務は、会計士も関心を持っている業務ですので、協業して行えるようになるといいですね(競業ではなく)。


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