熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

論文試験問題と論点

2008-07-01 21:46:35 | Weblog
特許庁のHPに、弁理士論文式試験問題と論点が掲載されました。

今年の論文試験問題は長文問題と数多い小問とが特徴でしょうか。
このような問題は、受験者の出来不出来の差が大きく現れます。

論文試験本番で、初めてこのような問題に遭遇した場合は、パニックになりそうですね。
論文答練等で似たような問題を解いていた受験生は少し有利かもしれません。

受験生のブログで、公表論点を落とした受験生がかなり落ち込んでいるようですが。
論点落ちをしてもあまり気にしない方が良いと思います。
私が最終合格した年は、特許法で論点を2つ落とし、不合格を覚悟していましたが、予想に反して合格しました。
論点落ちを挽回する論理展開、論文の流れ等があれば十分合格できます。

この時期の過ごし方が問題となりますが、私の場合、選択免除でしたので、Lの短答アドバンステキスト、論文アドバンステキストをノンビリ読み込んでいました。
口述試験対策にもなるし、来年の試験勉強にも役立つので、無駄にならず、意欲を持って取り込むことができました。

結果的には、この時期の勉強が口述試験に役立ちました。

受験生の皆さん、少しお休みしたら、勉強の習慣を維持するためにも、早めに勉強を開始した方が良いと思います。

プロ野球選手も、怪我で1週間休むと、試合に出られる状態に戻すのに、1か月かかると聞いたことがあります。
勉強も同じで、勉強する習慣を維持することが重要だと思います。

あと少しですから、気持ちを切らすことなく、頑張って下さい。




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