熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

元祖ポイントカード

2009-08-02 21:28:56 | Weblog
「元祖」と言うと、元祖オムライス、元祖親子丼、元祖湯豆腐等々、老舗の伝統的な味を思い浮かべます。

先日、テレビのコマーシャルで、「元祖ポイントカードのヨドバシカメラ」と強調していました。

ポイントカードの元祖がヨドバシカメラだとは知りませんでしたが、ポイントカードの元祖を強調する意味がそれほどあるとは思いませんね。
老舗のポイントカード専門店、あまりピンときませんね。

そうそう、「元祖」と「本家」どのような違いがあるのでしょうか?
これに「老舗」が加わると、何が何だかわからなくなりますね。

いずれにしても「伝統的」という意味は理解できますが、これらの詳細な差は分かりません。

京都観光をした際に、「元祖湯豆腐」「本家湯豆腐」「老舗の湯豆腐」のお店がありました。
それも同じ道路に面して。

これらのお店は、それぞれ何か根拠があって名乗っているのでしょうが、お客は面食らいますね。
味の違いが伝わってきません。

「元祖特許事務所」「本家特許事務所」「老舗特許事務所」
何となく、古臭い明細書を作成しているという印象を与えてしまうかもしれません。

「元祖」「本家」「老舗」は、やはり、食べ物、衣料品等の伝統の良さが実感できるビジネスに使用した方が良さそうです。




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コメント
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