熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

細川護煕

2009-08-09 20:36:54 | Weblog
細川元首相のインタビュー記事を読みました。

宮沢内閣が解散総選挙で敗れて、細川連立内閣が誕生したときのエピソードが語られていました。

宮沢元首相との総理大臣引き継ぎ作業では、多くのアドバイスをしてもらい細川政権が好スタートを切れた一因だと認識しているとの感想を述べていました。

また、細川政権成立後も、田中秀世さんの仲介で宮沢元首相と会い、継続してアドバイスをしてもらったとのことです。

自分を総理大臣の座から引き下ろした人間にアドバイスする器の大きさに感激したとのことでした。
宮沢元首相は、自分や自民党の利益よりも日本の国益を優先して考えていた、数少ない政治家の一人ですね。

細川元首相の感想では、自民党が健全な野党の役割を果たしていれば、二大政党制ももっと早く実現していたが、自民党が社会党の党首を総理大臣に指名するという、なりふり構わない政権奪取を行ったため、二大政党制の実現が大きく後退したとのことでした。

政権交代は断絶に意味があるということも述べんていました。
すなわち、政権交代すれば、核持ち込み疑惑を政府が認めていないことも問題なく解決するでしょうし、道路族等の族議員による間違った政策も是正されることになり、これが断絶の効果だそうです。

確かに、民間企業でも、現状を大きく変えるためには、現在の経営陣を一掃して新たな経営陣による改革を行うことが有効であることは実証されていますので、政治の世界でも同じことが言えるのでしょう。

そういう意味でも今回の衆議院選挙は注目されますね。
本当に日本の現状を大きく変える意思があるのか、それとも現状維持を望むのかが問われています。

真剣に考えて投票することが必要です。




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