熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

事業仕訳

2010-04-23 16:06:44 | Weblog
事業仕訳第2弾が始まりました。

早速、ネットで見ることに。

午前中の司法試験受験勉強を終え、昼食を取ると、もう午後2時です。
事業仕訳のネット中継は、午後の部でJICAの事業を取り上げていました。
普段、なかなかわからない事業の内容、問題点が良くわかりました。

税金の使い方、天下りの根絶等について関心を持つことが重要ですね。
キーワードは、「透明性(透明化)」ですね。
密室での決定はいけません。

事業仕訳については、パフォーマンス、効果が少ない等の批判もありますが、私は国民の前に問題点が見える仕組みを構築したことに大きな意味があると思います。

パフォーマンス、効果が少ないという批判をされる方の中には、①事業仕訳については賛成で、その方法を改善して欲しいという意見を持っている方、②事業仕訳を止めて元の密室に戻す、という大きく分けて二つの方向があるそうです。
①は賛成ですが、②はいけませんね。
②の方向は、旧政権に戻りたいという先祖返りですから、賛成できません。

「透明化」は、事業仕訳だけでなく、捜査段階の可視化も同じですね。
可視化法案を早期に成立させてほしいものです。

「透明化」が進めば、事業を担当する人、捜査を担当する人等の関係者は、自分の行っている事が見られている(後から見られる)という緊張感から、不合理なことはできないというプレッシャーが働くので、不正や不当な行いは激減するでしょう。

適切な例ではないかもしれませんが、監視カメラが設置されると犯罪件数が激減するというデータがあります。
これも見られているというプレッシャーが理由でしょうね。

本来ならば、誰も見ていなくとも、「お天道様が見ているから悪いことはできない」という意識が望まれるのですが、難しいですかね。

事業仕訳第2弾に期待しましょう。




ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。
日記@BlogRanking
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする