熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

情報公開

2010-07-07 16:13:35 | Weblog
外務省は7日午前、1960年の日米安全保障条約改定と72年の沖縄返還に関する外交文書のファイル37冊を東京・麻布台の外交史料館で公開しました。

5月に制定した「作成から30年以上経過した文書は原則として自動的に公開する」とした新規則に基づく初めての公開です。

公開されたのは、日米安保条約改定に向けた日米交渉記録などを収録したファイル8冊と、沖縄返還に関する29冊。

この情報公開は、国民主権の観点から、きわめて当然のことなのですが、自民党政権時代は実現できませんでした。
いわゆる密室政治で、国民はカヤの外状態だったわけです。

私が、政権交代で民主党政権に期待したことの一つが、この情報公開です。
原則、情報公開されることが明らかになれば、いい加減なことをする政治家、官僚はいなくなります。
何十年後かわかりませんが、自分の失態が大衆の目にさらされることになり、不名誉この上ないですからね。

国家の秘密で最も重要なものが、外交と防衛と言われていますが、今回、外交文書が原則公開されたので、防衛情報も何十年後かに原則公開されることが期待されます。

外交、防衛以外の情報は、当然、情報公開に対象になります。
民主党政権は、情報公開のスピードアップを図ってほしいものです。
次は、官邸機密費ですね。

期待しています。




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