熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

大学院

2010-07-16 16:13:07 | Weblog
大学院博士課程の受験ガイダンスに出席してきました。

第一志望の大学院のガイダンスには出席し、第2志望以降は資料請求にすることにしました。

第一志望の大学院に向かいます。
梅雨の晴れ間というより、梅雨明けの夏日という感じの午後2時です。
日差しが強く、目まいがするほどの暑さでした。






かの有名な赤門です。
なぜか熟年の団体が記念撮影をしていました。




大学の構内は、絵を描く人、見学をする人、学生、散歩をする人等々、様々な人がいました。
自由な雰囲気が溢れている大学ですね。
この正面の建物が、安田講堂で、向かって左側の建物、法文1号館でガイダンスが開催されました。





安田講堂、60年安保の舞台となった学生運動のメッカのような場所です。
私は、70年安保世代ですが、安田講堂事件は良く覚えています。

あれから50年経ちましたが、日米の力関係は変わっていませんね。
沖縄の米軍基地、神奈川を含む日本各地の米軍基地、日米地位協定という極めて不平等な協定(占領軍時代の協定と言っても言い過ぎではないでしょう)、思いやり予算と言う名の用心棒費用等々、独立国とは言えませんね。
60年安保、70年安保のときの学生運動のエネルギーは、今の若い人には感じられませんね。

感傷はこの程度にして、ガイダンスは、博士課程の受験要領、入学希望者への期待が説明され、その後で、博士課程の教授4名による各研究室の説明がありました。
なかなか面白かったです。

気になるデータが一つあり、質問してみました。
最近2年間の博士課程合格者は、学部の卒業生のみで、他大学の卒業生は入っていません。
何か原因があるのかと尋ねてみると、「特に原因はない。決して他の大学の卒業生を差別しているわけではない。」とのことでした。

他の方が関連質問。
法科大学院卒業生 ⇒ 博士課程入学・修了 ⇒ 法科大学院の教員 というルートを想定して博士課程の学生を指導する趣旨の説明がなされているが、法科大学院卒でないと入学できないのか?

これに対しても「そんなことはない」との回答でした。


ただ、説明を聞いていた範囲では、やはり「法科大学院卒業生 ⇒ 博士課程入学・修了 ⇒ 法科大学院の教員」というルートを想定していて、そのために本学法科大学院終了の学生を多く採用しているのではと、思われますね。

私は、他大学の修士課程修了で、熟年世代、この大学院の募集趣旨とはかなりかけ離れていますね。

第2志望以降の大学院も真剣に検討した方がよさそうです。



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