熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

鎌倉文学散歩(続き)

2013-05-19 15:59:18 | Weblog
鎌倉文学散歩も終盤に近づきました。

高徳院・大仏を見学します。

高徳院は、鎌倉市長谷にある浄土宗の寺院で、本尊は「鎌倉大仏」「長谷の大仏」として知られる阿弥陀如来像(国宝)です。
山号は大異山、詳しくは大異山高徳院清浄泉寺というそうです。








大仏の内部を見学することに。






後ろが空いている処の少し下まで入りましたが、内部は人がかろうじてすれ違えるくらいの狭さです。


高徳院の庭に、与謝野晶子の碑がありました。







高徳院を見学してから長谷駅方面へ歩いて、光則寺へ向かいます。

光則寺は日蓮宗の寺院です。
日蓮上人が佐渡へ流された時、高弟・日朗が捕らえられて鎌倉幕府第五代執権・北条時頼の重臣・宿屋左衛門尉光則の邸内の土牢に監禁されました。
しかし光則は日蓮上人が自らの不運を嘆くことなく、弟子の身の上を案じる心に打たれ、次第に日蓮宗に心を寄せる様になり、日蓮上人放免後は、邸を寺として日朗を開山と仰ぎ文永十一年(1274)に創建されました。
日蓮上人の著した「立正安国論」は光則の父・行時から、文永元年に北条時頼に建白されました。






日蓮上人が監禁された土牢です。




土牢から本堂を眺めます。



お寺の庭はよく手入れがされていますね。








光則寺を見学してすぐ傍にある長谷寺へ。

長谷寺は、浄土宗系統の単立寺院で、山号を海光山、院号を慈照院と称し、長谷観音と通称されています。
本尊は十一面観音、開山は僧侶の徳道とされています。
坂東三十三箇所観音霊場の第四番札所でもあります。












長谷寺から眺める湘南海岸。









和み地蔵です。
穏やか顔をしていますね。




ふれ愛観音、触ってお参りします。







鎌倉ゆかりの文学者の石碑がありました。






長谷寺の近くにあるオルゴール館を見学。








今回の鎌倉文学散歩のコースは、正味徒歩時間は1時間程度です。
見学時間を含めて4時間弱の素敵な散歩でした。

世界遺産に登録されなくても、鎌倉は十分に魅力的な街です。





ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。

日記@BlogRanking


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする