熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

蓼科その後

2007-07-11 14:15:01 | Weblog
ハプニングの一夜が明け、二日目の蓼科です。

午後から諏訪湖に行きました。




諏訪湖湖畔から諏訪湖を眺めると、カップルが散歩していました。





諏訪湖湖畔にある間欠泉です。
1時間に1回程度の間隔で、温泉が吹きあがります。
15年前に家族で訪れたときは、間欠泉センター内の温泉プール、屋外の露天風呂に水着着用で入ることができましたが、現在は、温泉プール、屋外の露天風呂ともに閉鎖されています。
時間の流れを感じます。




間欠泉の近くに「足湯」ができていました(確か15年前はなかったと思います)。








諏訪湖湖畔にある「片倉館」です。
趣のある建物で、現在は、「1000人風呂」として有名です。

諏訪湖観光が終わり、二日目の夜が静かに更けていきました。


三日目は、あいにくの雨空です。
晴れ女の妻の神通力も三日目までには及びませんでした。
三日目は、清泉寮でソフトクリームを食べ、清里を通過して、須玉インターから中央高速道路で家路につきました。

15年前を思い出す旅を新しい家族と一緒に行くのも楽しいことです。


ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。
日記@BlogRanking

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蓼科

2007-07-11 00:17:32 | Weblog
私と妻と息子夫婦・孫の5人で、蓼科に二泊三日の小旅行に出かけました。

1日目は息子夫婦のリクエストで、中央高速道路小淵沢インターから5分の距離にある八ヶ岳アウトレットモールに行きました。

八ヶ岳アウトレットモールは、御殿場アウトレットモールと比べると小規模ですが、なかなかオシャレな雰囲気です。




外国のアウトレットモールのような雰囲気です。




クレープ売場の近くで、一休みする観光客。


今回の宿泊場所は、私が勤務する会社の保養所です。
保養所と言ってもリゾートホテル並みの宿泊施設、料理です。
この保養所には、15年位前に初めて家族4人で宿泊して、その素晴らしさに感動し、子供が中学生になるまで、ほぼ毎年出かけていました。

それから15年経ち、建物も老朽化したのでは、料理の味も落ちたのではと、心配していましたが、建物の外観、部屋の美しさ、全てが15年前と同じです。

夕食は、フランス料理のコースです。




先ず前菜です。





次にスープ、今回はカボチャの冷製スープです。




メインの魚料理。




メインの肉料理、今回は、鴨と鶏肉です。




最後にデザート。
大変美味しくいただきました。


夕食後にハプニングがあり、明け方までバタバタして大変な1日目になりました。
こういうハプニングも、後になってみると、思い出に変わると思います。
このハプニングで、保養所の支配人の方に明け方まで親切に対応していただきました。
大感謝です。

この保養所は、15年前から現在まで、宿泊設備・料理・従業員のサービス、どれをとっても一級品です。



ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。
日記@BlogRanking
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

弁理士研修後期

2007-07-08 09:33:12 | Weblog
弁理士研修後期開催のお知らせが送付されてきました。
早速、申し込みました。
後期は、集合研修が3日間で、費用も31500円とお安く、助かります。

審判・審決取消訴訟と、かなり高度な内容ですので、楽しみです。


ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。
日記@BlogRanking
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

現実を直視する。

2007-07-07 19:06:00 | Weblog
現実を直視することは、時には大変辛いものです。
しかし、現実を直視しなければ真の問題点がわからず、改善することもできません。

この「現実を直視する」ことの大切さを実感させてくれた本と映画があります。

先ず、本ですが、ハロルド・ピンター著作「何も起こりはしなかった ー 劇の言葉、政治の言葉(集英社新書)」があります。
ハロルド・ピンターは、英国を代表する劇作家で、2005年にノーベル文学賞を受賞しました。
この本は、1978年に発表されたエッセイからのピックアップと最新のインタビューをまとめたものです。

この本で、ハロルド・ピンターは、「世界情勢を見つめる」の章で、アメリカが世界で行っていることの真の意味、イギリスをはじめとする同盟国の責任を痛烈に批判しています。

アメリカの横暴さには嫌気がさしているが、現実から目をそむけ知らないふりをしている自分が恥ずかしくなる本です。

次に、映画ですが、日本テレビの報道番組で紹介されていましたドキュメンタリー映画「ヒロシマナガサキ」です。
この映画は、アカデミー賞受賞監督で日系3世のスティーヴン・オカザキ氏が監督した、広島・長崎に落とされた原子爆弾をテーマに描いたものです。

原爆投下で被爆者となった14人の生々しい証言と、爆撃に関与した4人のアメリカ人の貴重なインタビューが紹介されています。

映画の中では、東京の若者に「1945年8月6日」について問いかけ、ほとんどの若者が知らないと答えるシーンがあるそうです。
同じ質問をアメリカ・ニューヨークの若者に聞いてみると、ほとんどの若者が知らなかったとのことです。

スティーヴン・オカザキ氏は、「日本人すらも忘れているのは日米両国にとって衝撃的なこと。
原爆投下が良かったか悪かったかを議論する前に、原爆が落とされた時に広島と長崎で何が起きたかを知るべき。だから自分は、専門家や政治家などのインタビューではなく、当時そこで被爆した人たちのインタビューのみで映画を作った」と述べています。
ドキュメンタリー映画の現実を直視する迫力が感じられます。

映画「ヒロシマナガサキ」の日本公開は7月28日だそうです。
必ず見に行きます。何かを感じることができるでしょう。




ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。
日記@BlogRanking


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いつものお願いします。

2007-07-06 19:32:06 | Weblog
午前中研究会に参加して、お寿司屋さんで昼食をとることにしました。
午後1時半と遅い時間にもかかわらず、かなり混雑していました。

「お得な寿司盛り1000円」を頼みましたが、「お得な」、「激安」、「シェフおすすめ」、「特別限定」等の言葉が添えられているメニューに滅法弱く、特に他のメニューとの比較を行わずに注文する傾向があります。
今後、注意しなければいけません。

そうそう、今日のブログはそのことではなく、ある人のお寿司屋さんでの注文のことです。
私を含めて多くの人は、店内メニューに書かれている料理名を注文していましたが、60歳を少し越えている女性がお店のカウンターに座って板前さんに一言、「いつものやつをお願いね」。
板前さんが「ヘイいつものやつね」と答えました。

夜のお寿司屋さんで、常連客が「いつものやつ」と注文するのは聞いたことがありますが、ランチタイムでは聞いたことがありません。

どんな料理が出てくるのか、妙に気になり、食べ終えた後もお茶を飲みながら、「いつものやつ」ができるのを待っていました。

3分程経過して板前さんが、「ヘイお待ち」とカウンターに「いつものやつ」を置きました。
その料理、通常の「にぎり上寿司」と同じに見えます。
私が、不思議そうに見ていたので、板前さんが「上寿司」との違いを説明してくれました。
上寿司との違いは、「巻寿司が太い」、「玉子焼きが二段重ね」だそうです。
なんでも、お客さんの好みに答えた特別メニューだそうです。
確かに、大人が「巻き寿司を太くしてくれ」「玉子を二段重ねにしてくれ」とは、言い難いですね。

人の好みはいろいろです。
それに応えている、このお寿司屋さん。
商売繁盛の理由が何となく理解できました。



ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。
日記@BlogRanking
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

特許研修2回目

2007-07-05 21:08:19 | Weblog
先週に引き続き、関連会社の技術者に対する特許研修を行いました。
受講生は、ソフトウエア技術者20名です。
先週と研修場所が異なり、新しくきれいな会議室です。
空調もよく効いており、快適な講義ができました。

演習事例もソフトウエアの新しい事例を用いましたので、受講生も興味を持って積極的に参加してくれました。

講義終了後のアンケートも概ね良好で、ホットしています。

今回の特許研修で実感したのは、演習事例の出来栄えにより、受講者の取り組み方が大きく異なるという点です。
受講者の知識レベルとかけ離れた事例では、演習内容が理解できないという不満が残るし、受講者の専門技術とかけ離れた事例では、積極的に取り組もうという意欲が削がれることになります。

演習事例の作成は難しいのですが、その分、うまくいった時の喜びが大きく、やりがいのある仕事です。

今後も、大学、企業での特許教育に力を注いでいきます。



ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。
日記@BlogRanking
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新マチベン

2007-07-04 22:08:29 | Weblog
NHK土曜ドラマ「新マチベン」が始まりました。
マチベンとは「町の弁護士」という意味で、「町医者のような弁護士さん」という意味です。
大企業の合併や買収など大手弁護士事務所のように派手な企業法務とは縁が薄く、児童虐待や少年事件など、一見地味だが、現代の日本を象徴する案件を担当します。

そんなマチベンに第二の人生を懸けるのは、渡哲也、石坂浩二、地井武男という大ベテラン演じる3人の「60歳の新米弁護士」です。
元新聞記者の徳永源太郎(渡)、元画廊経営者の堺田春樹(石坂)、元技術者の岡村重勝(地井)と、弁護士になるまでの経歴はさまざまだが、それぞれの分厚い人生経験を生かしながら事件に真正面から取り組み、依頼人とともに悩む誠実な姿は共通しています。

生きてきた環境も職業も性格も違う三人の男たち。弁護士としては新米でも、「オトナ」として暮らしてきたそれぞれの人生経験を生かしながら、依頼人に体当たりします。そして彼ら自身もまた、依頼人との出会いを通して新たな経験を重ね、さらに「オトナ」へと成長していく…。
「新マチべン」は、三人の熱き壮年弁護士たちによる「法律ドラマ」であり、またセカンドライフを真っ向から取り上げる「ヒューマン・ドラマ」です。

59歳で弁理士試験に合格し、企業内弁理士として仕事をしながら、司法試験に挑戦している私と重なる部分があります。
刺激になりますね。

1回目は、痴漢の被害者である黒木瞳が、大手企業の二代目経営者を訴える事件で、原告である黒木瞳の代理人を初めて務め、法廷に立ちます。

何やら一筋縄ではいかない展開のまま、次回へ続きます。
来週以降の展開が楽しみです。

2007年、団塊の世代が大量退職する年に、団塊の世代に勇気とエネルギーを与えてくれるドラマです。



ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。
日記@BlogRanking

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日の記憶

2007-07-03 18:41:09 | Weblog
先週の土曜日の夜、映画「明日の記憶」がテレビで放映されていました。

「明日の記憶」は、若年性アルツハイマー病に襲われた働き盛りのサラリーマンと、夫を支える妻の姿を描いた感動のドラマです。
荻原浩著の同名ベストセラーを堤幸彦監督によって映画化し、渡辺謙、樋口可南子が夫婦役を演じています。
同じものを何度も買ってくる、同僚の名前が出てこない、通い慣れた道で迷う。50歳の働き盛りのサラリーマンに突然襲った若年性アルツハイマー病。現実を受け止める余裕のないままに、記憶から日常がひとつひとつ消えてゆく。妻は悲劇の予感を噛みしめながら、夫を励まし、支え続ける、たとえ過去が失われたとしても、ふたりで明日の記憶を作って行こうと決めたところで映画が終わります。

現実のアルツハイマー病の患者、家族の苦労は、映画よりももっと過酷で厳しいものだと思いますが、渡辺謙、樋口可南子の演技により厳しさが伝わってきました。

渡辺謙さんは、白血病というハンデを背負いながらハリウッドに進出して大活躍している、素晴らしい俳優です。

渡辺謙さんの他にも、ニュースステーションで特集していた、盲目の弁護士。
超難関の司法試験を、盲目というハンデを背負って突破する努力は、並大抵のことではありません。

これらの方々は、私たちにエネルギーを与えてくれます。
私も、弁理士試験受験時代、仕事と大学院の勉強との両立で時間が取れずに苦労していたとき、仕事で行き詰っていたとき、等に、大きなエネルギーを注入され、何とか頑張ることができました。
私のスランプ脱出の秘訣です。

これからも、もっと素晴らしい人との出会いがあるといいですね。



ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。
日記@BlogRanking


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

論文試験の論点公表

2007-07-02 18:04:23 | Weblog
論文試験を受験された方、本当にお疲れ様でした。
特許庁から論文試験の問題と論点がHPで公表されていました。

率直な感想ですが、昨年より難しい問題ですね。
答案構成をしてみましたが、特許法1問目は相当苦労しました。
2問目は何とかできましたが、この問題で2時間はきついですね。

意匠法、商標法も、特許法ほどではないですが、かなり苦労する問題です。

今年の論文試験の合否は、特許法の得点が鍵を握ることになりそうです。
特許法が得意の受験生が若干有利ですか。

選択科目の受験生はあとひと踏ん張りです。
必須科目が難問なので、選択科目が基準点を超えていれば救われる可能性が出てきます。
気を抜かずに一気に突っ走りましょう。


ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。
日記@BlogRanking

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小沢昭一

2007-07-01 10:18:10 | Weblog
小沢昭一、私の好きな俳優の一人です。
私の親の世代の方なので、若い方はご存じないと思いますが、個性的な素晴らしい俳優です。

最近、高齢のためか、あまりテレビ、舞台に出演されていませんが、ラジオ、本の執筆でご活躍です。

小沢昭一さんは、いくつかの本を執筆されています。
そのうちの1冊、「老いらくの花」を最近読みました。
この本、なかなか面白いです。
作者の人生観、老後観が良く表現されています。
例えば、「生涯現役より退役悠々」の表題で、「私は、例の生涯現役という言葉、どうもなじめません。むしろそれより退役悠々。退役の方が無精をきめられてラクです。」と述べておられます。

これは、「生涯現役」を目標とする私とは正反対の考え方のように思えますが、その前後の文章を良く見てみると、「ささやかながら今も現役でいられることを、ありがたいと思う」、「もうだいぶ前から隠居俳優と自称しておりまして、でも廃業宣言をしないところがまだ未練がましいのですが」とあります。
生涯現役を前面に押し出して仕事一辺倒に生活するのは粋ではないが、さりとて好きな仕事は継続したいというところが小沢昭一さんの老後観でしょうか。

私の「生涯現役」も、好きな仕事を生涯継続していきたいと考えており、仕事一辺倒ではなく、旅行、読書、陶芸等の趣味も同時に楽しみたいと考えていますので、小沢昭一さんの老後観とほぼ同じだと思います。

この本は、小沢昭一さんの人生観、老後観だけではなく、昭和時代の人々の暮らし、考え方が良く描かれており、懐かしさと同時に、人生の先輩から昭和の歴史を講義していただいている感じがします。

私と同世代の方は、自分の今後の生き方の参考になると共に、昭和を懐かしむことができます。
また、若い方は、過ぎ去った昭和の息吹を感じることができると思います。


ブログランキングに参加しています。よろしければ、以下のURLから投票して下さい。
日記@BlogRanking
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする