熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

セミナー講師

2008-07-19 23:33:32 | Weblog
セミナー講師の依頼がきました。

先月、大阪でセミナーの講師を務めましたが、同じセミナー開催会社からの依頼です。

大阪でのセミナーの評判が良いので、同じテーマで東京でも開催したいとのことでした。
お世辞でも嬉しいですね。
開催日が9月末なので、資料を見直して分かりやすい資料に修正する予定です。

今回のセミナー講師の依頼を引き受けると、8月~10月まで毎月セミナーの講師をすることになります。

11月か12月に別のセミナー開催会社から講演の依頼がある予定なので、今年のセミナー講師は5~6回になりそうです。
毎月1回の講演依頼があれば良いのですが、少々欲張り過ぎですかね。

大学の客員教授になるのが今年の目標なので、セミナー講師と論文投稿でアピールしたいところです。
大学の関係者の方の目に留まれば良いのですが。



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司法試験合格者数減少?

2008-07-18 23:53:39 | Weblog
日本弁護士連合会は18日、理事会を開き、司法試験の合格者数を2010年ごろまでに年間3000人に増やす政府目標について、「法曹の質を低下させることになりかねず、当面は法曹人口増員のペースダウンが必要だ」として、増員の時期を遅らせるよう求める緊急提言をまとめたそうです。

宮崎誠会長は記者会見し、「3000人という人数目標の見直しは求めていない。増員をペースダウンし、その間に、法曹の質の維持に必要な方策を見いだそうとするものだ」と説明したそうですが、弁護士増員による仕事量減少が背景にあるのは明らかですね。

確か、弁護士連合会は、司法制度改革で司法試験合格者増員に賛成したのでは?。
もう反対ですか。

弁理士試験合格者増員に対する弁理士会の見解はどうなのでしょうか。
弁護士会と同様に、増員反対なのでしょうか。
今のところ、弁理士会としての見解は出されていないようですが、昨年の合格者数減少が今年も続くようであれば、実質的に合格者増員がペースダウンすることになりますね。

このような方針変更が行われるたびに一喜一憂するのは受験者です。
いい加減にして欲しいものです。



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特許コンサルティング

2008-07-17 22:52:08 | Weblog
特許コンサルティング契約を締結している企業に打ち合わせに行ってきました。

この企業とは、1ヶ月に4日のコンサルティング契約を結んで活動をしています。
今日は、発明検討会に参加して、3件の発明を特定してきました。
今後、先行技術調査⇒発明提案書作成を行う予定です。

私のコンサルティングの担当範囲はここまでで、この先は、親会社の知財担当者が行うことになっています。

今回の発明検討会で3件の発明を特定しましたので、既に発明を特定して提案書を作成している1件と合わせると4件になり、半期目標5件にあと1件となります。

当初、半期目標を設定されて(親会社の知財部門から設定された)途方にくれていた事業部門の責任者の方も、目標達成の目途がつき、ほっとした様子でした。
目出度し目出度しですね。

あと1件は来月上旬に特定し、その後発明提案書作成を行います。
7月、8月と暑い時期ですが、暑さに負けずに良い仕事をするつもりです。

クライアントから感謝されることはコンサルタント冥利につきますからね。

あと一踏ん張り、気合を入れて仕事をしますか。



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米国知財セミナー

2008-07-15 21:39:52 | Weblog
大手法律事務所が主催するセミナーに参加してきました。

「Quanta Computer,Inc. 対 LG Electronics,Inc.事件の最高裁判所判決がビジネスおよび法務に与え得る影響」と題して、3人の弁護士が講演をしました。

この事件で論点となったのは、①消尽論または「ファースト・セール・ドクトリン」、②黙示のライセンス理論、③条件付販売です。

何れも今後の裁判に影響を与えるものなので、実務家はしっかり勉強しておかないといけません。

今回の講演を聞いて、私が誤解している点がありました。
それは、「消尽論」と「黙示の許諾論」との関係です。

BBS事件で最高裁は、国際消尽論を採用せず、黙示の許諾論を採用したと考えられています。
私は、「国際消尽論」と「黙示の許諾論」とは二者択一的なもので、最高裁判決により、国際消尽論は日の目を見ないものと考えていました。

しかし、Quanta事件で、黙示の許諾論で判断して事案の妥当な解決が図られる場合は黙示の許諾論で、妥当な解決が図られない場合は、消尽論を採用して解決するという考えが取られているようです。

考えてみれば、BBS最高裁判決も、事案の解決に適した「黙示の許諾論」を適用したもので、黙示の許諾論では妥当な解決が図られない場合は、消尽論を適用したのかも分かりません。

そうすると問題となるのは、「消尽論」の適用要件と「黙示の許諾論」の適用要件との相違が何かを明確にすることです。
明確にし過ぎると、結果の予見可能性は高くなりますが、事案の柔軟な解決ができなくなる虞がありますので、グレーゾーンは残すほうが良いでしょう。

これも論文のテーマとして魅力的ですね。


この法律事務所のセミナーは、魅力的なテーマが多いので、なるべく参加するようにしています(参加料が無料で、休憩時間にコーヒーとケーキがサービスされるのも魅力です)。

次回のテーマは何か、楽しみです。



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箱根

2008-07-14 19:43:42 | Weblog
高校時代の友達と箱根1泊旅行に行ってきました。

高校時代の友達4人は、親友と呼ぶに相応しい人達で、毎年1回上野で飲み会を開いています。

今回の箱根旅行は、1人が仕事の都合で参加できないため、私を含めて4名の旅行となりました。

13時に小田原駅で待ち合わせて、箱根に向かいました。
15時にホテルへチェックインして、ノンビリと温泉に入り、豪華な夕食を頂きました。
このホテルは、友達の1人が勤務している会社の保養所ということで、低価格で綺麗な客室、美味しい料理を楽しむことができました。

夕食後、カラオケで盛り上がり(オヤジの趣味です)、再び温泉に入り就寝しました。

翌朝、6時起きで、温泉へ。
朝早いためか、露天風呂の気持ちのよいこと、小原庄助さんの心境です。

和食の朝食をいただき、チェックアウト。

観光地巡りは、ゆったり1箇所、「大涌谷」です。





久し振りの「大涌谷」、相変わらず硫黄の匂いが充満していました。

「大涌谷」と言えば、1個食べると7年寿命が延びると言われている「黒玉子」です。





いくら寿命が延びると言っても、食べ過ぎると、コレステロールと塩分過多で、かえって寿命が短くなりそうです。

そこで、皆さん1個だけ食べて、7年寿命を延ばすことにしました。

今回の箱根旅行は、近況報告と取り留めのない話と温泉とで、リラックスしました。

それからカラオケも盛り上がりましたね(特にダンシング・オールナイトは、皆さんノリノリでした)。

このような集まりが長く続くことを願いながら帰路につきました。



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知財講演会 5回目

2008-07-12 19:37:40 | Weblog
早稲田大学主催の知財記念講演会5回目に参加してきました。

今回の講演が記念講演会の最終会です。

企業の取締役が「企業における知財戦略」について講演されました。
企業の知財部門で仕事をしてきた私にとっては、それほど目新しいものはありませんでした。

それでもいくつか参考になる点がありました。
特許の活用の一つとして、「技術営業」を行っているそうです。
これは、技術と特許(ノウハウも含む)をセットにして、他の企業にライセンス許諾交渉をしているそうです。
私が勤務していた企業でも規模は異なりますが、同様のことをしていました。
しかし、思ったほどの成果がでないで尻すぼみになっていきました。

この企業は、チタンアパタイト・圧電セラミックス・カーボンナノチューブ・鉛フリーはんだ等の成果を挙げており、そのやり方が参考になります。

この企業の主要ビジネスがコンピュータなので、特許だけでなく、著作権にも力を注いでおり、その活用方法も参考になります。

全社員を対象に、年1回情報セキュりテイの社員教育を行っていることも素晴らしいことですね。

最後に、知財紛争対応として、1980年代の「IBM事件」、1990年代の「TI特許訴訟」、2000年代の「サムスンSDI特許訴訟」の裏話がありました。
担当した方が話されるので。迫力がありますね。

記念講演会の最後に、「企業における知財戦略」のテーマをもってきたのは、良い企画でした。

記念講演会を企画された方々に感謝して、拍手拍手です。




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大分県の教員採用試験

2008-07-11 21:18:07 | Weblog
大分県の教員採用試験を巡るスキャンダルは、県会議員の口利きも明らかになってきて、大きな広がりを見せています。

先日もテレビ報道で、大分県の教員採用試験では、①問題文の持ち帰りができない、②解答も公表されない、③試験成績も通知されず、事務局に行くと教えてもらえる、④受験者名が記載された答案用紙で採点する、等の問題点があるそうです。

今時、このような試験が行われているとは驚きです。

弁理試験も以前は、同様な状態でしたが、最近は、問題文の持ち帰りが認められ、回答は試験日の翌日に公表され、試験結果も通知される、と大きく改善されました。

弁理士試験で気になる点が一つ。

私が合格した平成18年の論文試験の採点について、最終合格した後に人づてに聞いた話ですが、私が勤務していた企業が出願を依頼している弁理士が論文試験の採点者で、その方が、私の論文試験の採点を辞退したとのことでした。

これは、論文試験の採点が受験者名が分かる状態で行われていると思われます。

論文試験の採点は、受験者名を伏せた状態で行うことが必要です。
受験者名が分かると、知り合いの受験者については、金品の授与等がなくとも、手心を加えるということが起こりやすいと思われます。

私の推測が外れていると良いのですが。

大分県の教員採用試験のスキャンダル報道に接して、少し考えてみました。



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環境川柳

2008-07-10 22:48:40 | Weblog
近くの公民館で、「環境川柳募集」のパンフレットを見つけました。

北海道洞爺湖サミットで環境保護が最大の関心事になっているのを反映してか、各地で「環境川柳」「エコ川柳」の募集が行われているようです。

私も5句作成して応募しました。
今月下旬に審査が行われ、優秀作品は公民館の夏祭りで展示されるそうです。

優秀作品に選ばれたらブログに掲載します(まあ無理でしょうが)。

年末には、サラリーマン川柳の募集があるので、それにも応募してみましょう。
川柳作成は、ジョーク感覚を養う良い練習になります。
心に余裕がないと、ジョークは語れませんからね。




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北海道洞爺湖サミット閉幕

2008-07-09 23:42:07 | Weblog
北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)2日目の8日、主要8カ国(G8)は温室効果ガスの「2050年までの排出量半減」という長期目標について、G8だけでなく、すべての国での共有を目指すことで一致しました。

8日の首脳宣言では、温暖化対策で最大の焦点となった世界全体の長期目標について「2050年までに少なくとも50%の削減を達成する目標というビジョンを、国連気候変動枠組み条約の全締約国と共有し、同条約にもとづく交渉でその目標を検討、採択を求める」と明記。この目標について「世界全体、特にすべての主要経済国の貢献によってのみ対応できることを認識する」と強調しました。

この首脳宣言、「主語が何か、2050年までに50%削減目標の採択を求めるのか、それとも目標を検討した結果としての採択を求めるのか、」はっきりしません。

官僚が作成した文言は、抽象的で分かり難いことこの上なしです。
もっと、世界各国の国民に訴える、シンプルで分かり易い宣言にして欲しいものです。

論文試験でこのような答案を書いたら、確実に不合格ですね。
何しろ主語が何かがハッキリしませんから。

G8の首脳宣言について、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は、朝日新聞記者との単独会見で「もっと強い言葉が望ましかった」と不満を示したそうです。
一方で、「米国が2050年に半減という目標に加わったことは勇気づけられる」と一定の評価も示しています。
そして、「始まりとしてはいいのではないか。問題意識は高まった。私も明日、拡大会合の場でさらに協力を訴える」と語ったそうです。

今回の洞爺湖サミットの評価は、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長のコメントにも見られるように、微妙ですね。
今後の努力次第ということでしょうか。

こんなノンビリした対応で、地球温暖化に歯止めがかかるのでしょうか。
もう後戻りできない限界点を超えてしまったのではと、心配になります。
そうでないことを祈りながら、早めに電気を消して就寝します。



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司法試験受験勉強

2008-07-07 23:12:17 | Weblog
来年の司法試験に向けて受験勉強を開始しました。

昨年受講した「基礎講座の復習」を中心にして、短答試験用の「択一六法」、「論文基本問題参考書」、「基本書」の読み込みと、過去問の検討を行います。

基礎講座の進め方と同様に、「民法」「憲法」「刑法」「商法」「民事訴訟法」「刑事訴訟法」の順番に勉強していく予定です。

民法の基本書は、内田民法ⅠからⅣです。

飽き易い私の性格に合わせて、上記の参考書を並行して勉強していくことにします。

基礎講座の進度に合わせて、択一六法・論文基本問題参考書・基本書・過去問題集をこなしていきます。

昨年勉強しているので、理解度がかなり違い、勉強していても手応えがあります。

来年5月の短答試験本番まで11か月と長丁場ですが、焦らずにノンビリと継続していきます。


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